「と私 短編」を含む小説

物事のスタート地点には、必ず動機が存在する。 動機なきところに成功などあり得ない。 だが動機は、自らの意志ではけっしてつくりだすことができない。 そんな動機を生み出す装置を、私は…

樹海に行った方に実際に取材し その中の話を基にした作品です。 フィクションととっていただいても、ノンフィクションととっていただいても構いません。 ただあの時私に話した男性の目は …

　中学一年生の木花纏は誰よりも走ることが大好きだった。

私は彼を取り戻す為に、彼の記憶へと入り込む事を決意する。 彼には秘密があった—— 二人の幸せの行方はどうなるのか？

パラレルワールドにいる「別バージョンの自分」と、夢の中で話すことができたら？ほとんど瓜二つの世界、何もかも同じなのに、たったひとつのことが違うだけで運命はこんなにも変わってしまう。

これは私の実体験ではないことを念頭に。 くれぐれも、念頭に。 何卒、よろしくお願い致します。 ------ とある日。 電車のなかで起きたその一部始終に、心がざわつくその男。…

　いつの時代も”いじめ”というものは存在します。おそらくどれだけ技術が発展し、ハイテクな世の中になったとしても、いじめだけはなくならない。そんな気さえします。このいじめというのは…

※カクヨムコン短編　中間選考作品 水瀬奈津美は県立緑高校の１年性。 奈津美には生きていれば同じく高校生だった姉がいた。 誰もいない通学路。 奈津美は姉の気配を感じるようになっ…

普通で平凡な人間の「私」。ある日近所の神社でおみくじを引いた日から、不思議な7日間が幕を開ける。妖怪の世界に足を踏み入れた私が出会ったのは麗しの「鬼」だった。人間嫌いの彼は、意地…

あの人を愛していた。私はあの人を愛していた。予兆はあった。けれど、なにもきづかなかった。あの日の私、、

私とマコト先輩は仲良しのラブラブカップル。部活で忙しい彼とはなかなか会えないけれど、でも大丈夫。私はマコト先輩を愛してるから。一緒に居られなくたって、そばで見守ることは出来る。…

もしも人の一生が一冊の本にたとえられるならば。 私のおばあちゃんは栞(しおり）をはさむのがとてもじょうずな人だった。 おばあちゃんにお話をねだる、あの頃の私は「しおり」の意味も「…

私にとって役割が「要る」ことで、おにぎりを握ることが「大事」なことなのだろう。

新川美智は高校２年生。北三中出身。中学の仲良しメンバーといつも新年会をしていたけれど、今年はコロナの影響でやむなく中止。代わりにZoomオンライン新年会をしようと生徒会長だった三…

「恋に落ちる、とはよく言ったものだけれど、しかしながら、落ちる穴の深さは誰が決めていると思う？　私のモモ」 　年下の幼馴染の恋バナを聞く、地方巡査の青年の話です。 　少女と立場と…

お品書き ２０２０年の破片 　ずっと前から書きたかったやつ。長編にするはずだったもののラストだけを切り取った作品。 　在る少年の勇気の賛歌の話。 Forget me not …

　高校生の野中本音は大切な人に自分の気持ちを伝えたかった。

特に秀でた特徴もなく、親からそれなりの小遣いを貰ってゲーセンなどで遊びまくる高校生の金廼士（かねないし）。 そんな彼は根っからのアイドルオタクでもあり、美少女高校生アイドルの後黒…

幽霊など信じていない私に起こった謎の心霊現象は、私の知らない常識で解決される。

何の取り柄のない私と友達の可愛い弟の恋愛。