「短編 海」を含む小説

ある夏の日。僕は彼女に出会った。僕とは違って夏の日差しのように眩しいくらいに明るく自由な人。 どこか不思議で美しい人だった。だけどもう彼女に会うことはないだろう。

友人から写真コンテストに誘われた、佐野　響は幼馴染の星奈　夢と一緒に写真を取りに行く。そんな夏の日の話。

高校生の少年たちと、月のお話。 誰もが、届かない月に手を伸ばす。 その先にあるのが何か、見えていなくても。

艦艇擬人化深海散歩の同人誌の再ＵＰです。 掃海管制艇くめじまの除籍までの日々の話です。

　疲れた。しんどい。楽になりたい。 　精神的な病が理由で退職後、再就職を目指すも連戦連敗。実家暮らしなので衣食住は何とかなっているけど、無職で肩身が狭い。貯金も底をついてきた。 …

グレイディアは、小型のクジラに似た姿をした海獣。 ラクダみたいに背中にコブがあるのが特徴だ。 引退レースに臨むグレイディアと、乗り手の少年の物語――。

ボードゲームの中に入り込んじゃう体質の大須瑠々（だいす・るる）は、ボードゲーム好きの角八降（かど・やつふる）と一緒に、ボドゲ部（仮）で遊ぶ。 角くんはいつも、その大きなリュックか…

KAC2021参加作品です。お題「ソロ〇〇」 ソロで海に行きます。でもソロという言葉が似合わない作品になったかもしれません。

僕はある日、海を渡って来た放浪者に『読者』の存在を聞かされる。それは太古の知識を得る為のキーパーソン。僕は仲間たちと読者探しの旅に出る決意をした。 KAC2021 6回目お題「…

やっとタイトルを決めた短編を私はネットの海へと送り出す。そしてふとある事を思い出しかける…… 登場人物１名のみ。KAC2021 6回目お題「私と読者と仲間たち」準拠のSF短編です。

とある事情から小船で旅をしている少女の話です。ちまちま更新しております。 主人公は同じですが、基本的に一話完結の短編集の様な形を取っています。（幕間除く）

海岸には猫の死体。街道には人の死体。意味がなかった。なにもかもに。

２分ほどで読めるので気軽に読んでみてください。盲目の少女が海に語りかける、美しくもどこか儚げな物語。

悪魔ランゲルハンスから目が節穴の物書きを預かったフォスフォロは今日も彼女の取材のガイドを務める。 しかし今日は上弦の月の日。 この日は片恋の女性たる人魚との大切な約束があり……。…

青をテーマに短編をいくつか投稿します。題名のいくつかは好きな小説から引用しています。おすすめです。初投稿

詩や時折文章です。

真夜中の海岸は、音楽ホールだ。 波の打つ音、地面の砂の触感、そして、夜空の星々。 この夜をロマンチックに彩る伴奏の準備は、もうできている。 この演奏会の主役の楽器は、ふたつあ…

超短いです。

｢足でチョコフォンデュがしたい｣ 恋人が仮にこんなことを言い出した日にはあなたはどうするだろうか。 別れを告げる？ビンタをかます？それとも罵倒？ 少女・海鳴 渚はそのどち…