「響く」を含む小説

２００７年に私が書いた詩の中から自分がいいなと思った作品をテキトーに選んで紹介します。 その中で少しでも心に響くものがあったなら幸いに思います。

良い旅とはされる側にとっても良い物で、日々の暮らしに響く物だ。 理屈はどうあれかばんちゃんの旅は良い物に違いない。

　ある日、親友と浜辺で遊んでからの帰り道。ついていない一日が終わりを告げようとしていたその時に、親友が海へ転落。手を掴んで助けようとした私も一緒に溺れ、意識を失った私たち。 　気…

蝉の声が響く生物教室。 学校一の美少女『アタシ』は特徴の無い地味な高校教師に何故か惹かれる･･････ リズムの違う波が時折重なる様に、教師と生徒の穏やかな距離感を描く擬似恋…

２００６年に私が書いた詩の中から自分がいいなと思った作品をテキトーに選んで紹介します。 その中で少しでも心に響くものがあったなら幸いに思います。

放課後の夕方。 校庭で響く運動部の掛け声がかすかに聞こえる、旧校舎の一室。 もとは教室で、いまはミス研の部室として使われているこの場所で、私、坂本真珠（さかもと　まり）と友人にし…

にぎやかな昼間の回転ずし店に響く二人の会話。 「回転ずしには秘密があること、知っているかい」 彼はどんな物語を語るのでしょうか。

思春期で誰しもが思うことを表現した作品です。 なにかに悩んでる人、なにか助けが欲しい人。 どうしようもないのに、なにか落ち着けない想い。 そういうものを描きました。もしも、そうい…

殺してあげる、という彼女の声に誘われるように、男は一人、夜の街を彷徨っていた。 頭の中に浮かんで何故か消えなかった、そんななにかを形にしました。

２００５年に私が書いた詩の中から自分がいいなと思った作品をテキトーに選んで紹介します。 その中で少しでも心に響くものがあったなら幸いに思います。

「ここのところ、毎晩、深夜にインターホンが鳴らされるの。今晩は旦那も出張で留守だし……」 ふだんは強気な姉が発したＳＯＳ。これを受けて彼女の新居のマンションに泊まりこんだ青年、水…

詩を書くのが１番の趣味になった２００４年の作品の中から自分がいいなと思った作品をテキトーに選んで紹介します。 その中で少しでも心に響くものがあったなら幸いに思います。

この作品はほんのりと、『アナログハックオープンリソース』をお借りしています

今宵、美女の悲鳴が街に響く。(予定) 満月の白い光が彼を照らす。(不本意ながら) 彼は吸血鬼。(笑わないであげて！) この夜の闇に、鮮血が咲く。(美女の、とは限らない。) …

みなとみらい２１地区を舞台にした、私小説風掌編小説。

群雄割拠、世に言う戦国の時代。 血を血で洗い、怨嗟の声がそこらかしこに響く世に一人の女子が出雲国で生まれた。 彼女の生涯は謎に包まれており、後の世では彼女の功績とその存在のみ…

大阪府、高槻市。年に一度行われる『高槻ジャズストリート』 この日、この街は音楽の海に包まれる。 ※ 2016/11/13 「あなたの街の物語」コンテストに合わせて、文字数を調整…

――宇宙で発見された金属「ニョイニウム」。 哲学思考に反応し、特性を変えるこの金属は、 宇宙の深遠へ向かうリーダーを、育てるためのものであった。 しかし、訪れた戦乱が、その用…

　キキーー！！　突然響く車のブレーキ音。 　女の子を庇って死んだ私の前に、お迎えが現れる。 「Trick or Treat！！」 　それは死神のお手伝い、カボチャ頭の男の子の幽霊…

　土曜日の朝は、ジョン・トラボルタを思い出す。 　愛知県知立市、名鉄東海道線と東海道新幹線が交差する地にあるコートでは、フットサルに興じる男達の声が響く。 　一見すれば日曜の朝に…