「のは誰？」を含む小説

　日々社畜として生活している須山貴明は、久しぶりのデートに向かった先で仕事人間という事を理由に長年付き合っていた彼女に振られてしまった。 　振られる現場を多くの人間に見られてい…

音霧紅刃。 彼女はシリアルキラーのサイコパス。 そんな彼女に仕える執事の翠。 彼は悪魔であった。 契約を結んだ殺人鬼と悪魔の主従。 少女・紅刃は己の快楽思考を満たすためのデス…

※全体的にその内書き直すから見なくていいよ（＞＜）！！ 人類の生活圏を、異質な領域、〝神域〟が呑み込もうとしていた。 異様な生態系は人類に攻撃的であり、その中でも超常の力を持つ…

生まれたのは、誰の責任？ 誰が僕たちの声を聞いてくれる？ ねえ？ だったら、死ぬしかないじゃん。 邪魔しないで。消えたい。 辛いよ、辛いよ。 そう思う僕たちがここにいる。 レイ…

彼が、私の記憶に眠っています。 きっと、両親の心にも眠っています。 毎日手を合わせて、彼に綺麗な水を捧げています。 海水じゃ、少し塩っぱいのです。 私たちの涙じゃ、少し塩っぱいの…

　今は廃墟の聖地となっている世界的にも有名な長崎県の孤島、そこで生まれた石和久は無人島となるまでに過ごした九年間の思い出を廃墟マニア達に聞かせることで、酒席の主役となっていた。自…

職場の男性とよく一緒に帰ったり、食事をする仲になった主人公。しかし、彼は彼女募集中であり、最近なんだか仕事中にもスマホを眺める時間が増えたようだ。その視線の先には、誰がいるのか、…

気がつけば部屋に閉じ込められている三兄弟。 外へ出るためには危険な金ライオンを解放する必要がある、 そして、全滅したら……？ ↓前回の投稿↓ 『もしかして鬼ヶ島にお供ってい…

大好きなサッカーをケガで止めた高校生、久本城二（ひさもとじょうじ）。城二はある日の授業で幼なじみでクラスメイトの森田光紀（もりたみつき）の顔を見る。すると光紀はどこか覇気のない顔…

久しぶりに定時であがれた。今日は待ちに待った金曜日。明日は彼女が家にくる日だ。家ではビールが冷えていて……おっと、知らない番号からの着信だ。取引先の佐藤さんか？それとも最近機種変…

一万字以下の短編。 剣劇あり、かけひきありの時代物×ファンタジー。 古来より、その類まれな記憶力から真の歴史を紡ぐ任を負う『世継ぎ人』と呼ばれる一族がいた。 彼らの内から選ばれた…

田島家には五年前から半年に一度、お小遣い金額アップのための大掃除イベントがある。三姉妹は掃除場所を巡ってあの手この手で心理戦を繰り広げる。しかし、この日は父も参加するというので混…

八百万神の集う出雲の地。今その神話の聖地が危機に晒されていた。一人の少女を救わんと立ち上がる神々たち。果たして少女の願いは叶うのか。出雲の危機は回避できるのか。そして全く予想を覆…

灰色の学校に閉じ込められ、不名誉な『肩書』と、それに関連する異能力を与えられた少女たち。 そこは、自殺してしまったかつての友人が作り上げた復讐の舞台なのか？ そして、その友人を自…

　村には沢山の昔話、言い伝え、怪談があるけれど全部が全部、作り話って訳ではないんだよ？ 　平和で退屈な日常はたったの一瞬で、音も立てずに壊れていくんだ。 「さぁさぁサァーー！！今…

【5分で読書　応募作品】 現国王は「見事、魔王を討ち果たしたものが次の王となろう」と言った。 魔王討伐戦争を舞台にした兄弟間での王位継承の戦いが始まる。 果たして最後に勝利を得…

竜と人間が共存する世界。竜は人間に近い姿になれるが、人間は竜にはなれない。竜と人間は、いくらか距離を保ってそれぞれの生活を続けていた。 竜の少年のユンは80歳（人間だと16歳）で…

大企業社長であるイツビシ トオルは金と権力にものを言わせて愛人との逢瀬に精を出していた。 しかし愛人からは正妻との離婚を迫られるようになる。 暴走した愛人の行動によって妻と愛人の…

「あの子は死にました。けどどうやって死んだか分かりません。」 15年前、萌波が死んだ。 学校の屋上から飛び降りて、死んだ。 だが生徒たちの供述は全て、何かが食い違ってい…

通学路でもある地下道で見かけ始めた女の子、小学生らしいがいつも同じ時間帯に同じ場所で同じ姿で壁に向かって立っている。動きもしないし、顔も見せない。一体何をしているのか、誰かを待っ…