「僕ら」を含む小説

青春に対して変わった価値観を持つレイとその友人であるケンジ。二人は変わらぬ日常を送っていた。突如として現れた《クジラ雲》と《謎の力を持つ少女・スバル》。僕らの日常は崩壊し、世界も…

ここは閉じられた狭い世界。僕らが生きていくために必要な食料は全てトンネルの中に溜まっていく。だから僕らは、今日も生き延びるために、そして世界の出口を探すために、危険だと知りつつも…

雨の中で僕らは出会った。 僕らの会話はいつも、雨音のようだった。 僕は、君の大切の代わりになれるだろうか。 エブリスタに投稿していたもののフルバージョンです。

リアルでは会話ができない。スマホのチャットを通してでしか、コミュニケーションが取れない。一体、なぜ僕らはそうなってしまったのか。顔を隠し、怯えながら、それでも寄り添う子供たちを描…

BL詩:第4弾(毎回訪れる、本当に詩か？問題) 相須陸(あいすりく)と社蒼温(やしろそうま)は幼馴染み。保育園から一緒に過ごし高校生になった。高1の春休み、部活に行く為いつものよ…

基本的に穂乃子視点の独白多め。

今日もこの町は平和だ。 なぜなら、この町ではあいつが目を光らせている。 そいつは誰かって？　それはね―― 全7話完結です。 以前100文字だけで物語を進めて行こうと思いつ…

自作「夏醒めのカタツムリ」の番外編です。 恋人同士のジュートとナツト、三角関係の真木を中心に描いた短編集です。 温かい目で見て頂いたら幸いです。

“マリー・サザード“彼女の生き様は、私の憧れだった。その心根はいつでも気丈でしなやかで、何者にも屈しない自分の論理を、信念を持っていた。弱いものには優しく、悪辣者には裁きを与え…

全国的に名前は知られているが、一流とは言えない私立大学。 その中でも東京ではなく、神奈川の山の中に隔離された様な理系のキャンパスにある天文部。 オタクをはじめとした変人たちの集う…

とある離島で暮らす青人。彼は、ある朝、その離島に代々伝わる伝説である、千年に一度ドラゴンの訪れを知らせるドラゴンの島を見つける。そして、友人である、白羽、朱音、玄。そして父である…

三月の終わりに、ポチは天国へと旅立った。冷たい夜風の中、どうして僕らを置いて、出ていってしまうのか。包んでいた毛布には、まだ体温が残っている。 「ありがとうな、ありがとうな。」 …

天体観測に行ったのに、空は曇天で星ひとつ見えない。 そんな彼らには何がないのか、当ててください。5分で読めます。

転生して転生して転生する僕ら

【青春謳歌】を校訓とした私立青楼傑学園。そこに通う高校二年生の春峯 青は生まれつきの目付きと爽やかさからは程遠い低い声な事もあり青春経験はゼロに等しかった。 そんなある日、幼馴…

高校生の兄を追って、同じ高校に受験。 結果は合格。 一緒に受けた腹違いの兄と共に、 晴れて高校に進学。 ところが、入学そうそうトラブル発生！？ 平和な学園生活はどこへやら。 トラ…

人間から時間を奪い、その時間をまた別の人間に与える。それが、僕ら【タイムキーパー】の仕事だ。 いつの間にか時間が過ぎていたり、急に空き時間ができたり……。 そんなことが起きるの…

死期が近づく。四季とともに。色彩とともに。 僕らは、ただ、しきを待つ。 君の人生は笑顔に満ち溢れていた。──僕は君の笑顔の一部になれていただろうか。僕は君を幸せにできただろう…

3000文字以内で綴られる短編集。 日常に潜む愛と憎しみ、希望と絶望……僕らが生きてる今は、簡単じゃない。一色ではない感情が、常に浮遊している。 いつも些細な物語が生まれ、心は…

妻がなくなってから１か月、いまだに僕は立ち直れないでいる。 そんな僕を見かねた上司の提案で、僕は唐突に加麻鳥島に向かうことになった。 都会から遠く離れた場所にある孤島――加麻…