「作品について」を含む小説

投書作品を中心に、物語ある詩を展開しています。

ある日、何も個性を持たないままに生きる私に『人の顔色を伺う能力』が身に付いた……。 【2016年作品】

犀川よう様の自主企画、さいかわ卯月賞参加希望作品です。

ある夜、カインは森の中にある城に足を踏み入れた。かつての婚約者であるエヴァと再会する為に。過去と決着をつける為に。 さらさらしるな様主催の匿名元サヤ短編企画に参加した際の作品です…

満開の桜の下で、ブランコを漕いでいる女の子。 その女の子がどうしても気になった主人公は、声をかけようとしますが———。 ホラーにしていますが、学校の怪談のような話で、怖くはありま…

そういえば「エッセイ」って何だろう。 そう思って検索したことから、他人様のエッセイを読ませて頂く機会ができました。 いくつかの作品を読むことで「エッセイ」に興味を持ち、思ったこ…

僕は北方に位置する離島に住んでいる。島には同い年の子どもがいなくて、僕はいつもひとりだった。でも、寂しくなんてないんだ。この島には宝物がいっぱいあったし、何よりユニ、君がいたから…

2010年～2011年ごろ？に書いて、2013年のコミティアで出した薄い本の再掲です。 夏目漱石の『夢十夜』が好きすぎて、同じ構成で短編を十個書きました！というだけの作品です。…

たった二人の美術部員、ハルとナツ。しかしその二人も今日で引退する。 ナツにほのかな想いをよせるハルは、気持ちを伝えたいと思っていた。一緒にいられる、最後の時間。最後のチャンスなの…

　全ての事象に意味を求めがちな主人公・山田は、意味の無いことを追求する西塔の行動が理解できなかった。 　理解できないというのは控えめな表現で、もっと言ってしまえば理解する気がそも…

『短歌の秋』投稿作品（テーマ：「濃さ」）

第一回　さいかわ葉月賞　テーマは「夏」参加作品です。

クロノヒョウさん主催の企画参加作品です。

この作品は同じ名前でノベルピアに、 「赤くて高い山」でpixiv、ハーメルン、暁に、 「中川玄」でステキブンゲイに投稿しています。 物語の導入 男が鬱々とした気分でベンチに座っ…

人との距離を感じる奏向、他人の言うことを聞かない遥香。ふたりがふとしたきっかけで、地球からシリウスまで家出旅を始めます。 「……ここじゃないどこかへ行きたい」 「なんだよ、それ…

生徒会長からの廃部指令を受けて送り込まれた先では、面倒な創作者が待っていた。 *この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。

僕には誰にも言っていない秘密がある。 実家の隣にある空き家。実はそこに、美しくて恐ろしい魔女が棲んでいるのだ。 「あら、お姉ちゃんのカラダで興奮しちゃったの？　キミは変態さんだ…

巧みな変装術とユニークな道具の数々で世界中の人々を魅了してきた怪盗エニー。 追う者や推す者など、あらゆる方面から熱い視線を注がれていたエニーだったが、数年前のある日を境に突然姿を…

『ことば』シリーズの第三弾です。 　シリーズでは日本語をはじめ、さまざまな言語について語っています。 　今回からは「mini」ということで、話数を少なくしてコンパクトにし、短期間…

俺、三島啓太と、同級生の藤崎藍は、この高校でたった二人の軽音部員。 「三島って、ほんと熱心だよね」 夏休みも練習を続ける中、藤崎からそう言われるが、俺の心は複雑だった。 だっ…