「ミステリー？」を含む小説

美術品蒐集家だった祖父が亡くなった。遺言通り遺産を相続予定だった孫の礼は、その遺産がとある女だということを知る。 美しく、奔放で、欲のおもむくまま生きる小町という女。自分の手に負…

俺は辛かった。死にたかった。死んだら楽になるんじゃないかと思った。 でもそれは間違いだった。死ぬことも生きることも俺はまだ理解していなかった。

この世界には多種多様な生物が住んでいる。 その中には普通の人間には視ることも触ることもできない生物がいる。<br>だが、稀にそんな生物のことを視ることが出来る人間たちがいる。彼ら…

　田舎に住む高校２年生の『小出ひより』は、遅くなった学校の帰り道、すすき畑で人影を見て、それを幽霊だと思い、怯える。 　 　次の日、学校で同じクラスの女の子、『久野ともか』に相談…

pixiv内のオリジナル字書きさん有志による第6回1000字コンテスト参加作品です。 今回のお題は「あなたは誰ですか？」でした。 　一人称で書いたのは初めて書いたオリジナル以来…

私は３年目の病院薬剤師。 今年からおくすり相談室に配属になったけど、ヘンな人とかヘンな事件に巻き込まれてもう大変！ これから先どうなっちゃうの？

新社会人として一人暮らしをはじめる主人公、ヒロが引っ越してきた社宅の前には、二本の尖塔がそびえる大きな洋館があった。 庭には黒薔薇が生い茂り、黒づくめの美少女と執事風の青年が棲ん…

主人公、吉田春樹は、修正部としていろいろな事件を解決をしている。そして、ある大きな事件を解決したことにより、修正部は世間に広がった。その、春樹がした推理をみんなに『無感傷推理』と…

pixiv内のオリジナル字書きさん有志による第五回1000字コンテスト参加作品です。 お題は【行き先を尋ねても、答えはない】という状況、でした。

四月の朝、平凡な大学生である萩原夕貴は、ベッドの上で自らを悪魔だと名乗る女と出逢った。 その日から家には悪魔が住み着いたりと、夕貴の日常は少しずつおかしな方向に進んでいくことにな…

妖の類を見ることができる。 青年にとってそれは、普通のことだった。 ある日、青年はとある町の古い喫茶店に入った。そこで働いていたのは神様だった。 妖と人と神それぞれ違った価値観を…

百合×ミステリーのオリジナル小説です。 多少の残酷描写、同性愛による性描写が含まれます。

夜明けの海を見に来た大祐と香織の大学生カップルはいつもと違う黄金色に染まる水平線を見る。奇妙に思う大祐の横で香織は…… 「暁はただ黄金色」と言うタイトルでしたが「カクヨムWeb…

ー無駄を省いてシンプルに。だけど、ちゃんと小説ー それを目指して連載してます。 ミステリー、ホラー、SF、ファンタジーのショートショート作品群。 ここのショートショートから生ま…

『殺す』という言葉は、誓いの言葉だ。一度、そう口にしたからには、何が何でも『殺す』。必ず、『殺す』。たとえ、何百何千年かかろうとも。たとえ、どれだけの困難が待っていようとも。 ―…

突如訪れた訪問者との不毛なやりとり。通じない会話。 その向こうにあるようでないような、訪問者の狙いとはいったいなんなのか。 なにもかもわからぬままに展開する物語。 ※この作品は…

とある海辺の町に現われた素性の知れない2人の男女。 彼らが冷酷な殺人鬼だと信じる3人の素人探偵が捜査を行うが、 次々と彼らの毒牙にかかり、命を奪われていく。 果たして暴かれるべき…

芸術など不要！ 人は知識のみ追い求めればいい！ その心情を持って今を生きる少年シドーは、ある日幼馴染が好きだという本の世界へ入り込んでしまう。 しかも、その世界ではシドーが、本…

拉致された大企業の社長、都会の高層ビルに響く断末魔…… それは堕天使の断罪の夜想曲 早河シリーズ第三幕はハウダニット重視の犯罪組織カオスサイドの物語。 スピンオフ【失楽園】も収…

病院の前で倒れていたぼくは記憶を失っていた。 持ち物はロックの掛かった携帯電話。 「兄を探しているんです」 そう電話をかけてきたのは紗雪という女の子だった。 紗雪は死者が見え…