「小説大賞」を含む小説

姫埼夢歌（ひめさきゆか）は他人に興味がありません。誰かに、声をかけられても 基本無視をする。でも、なぜか。隣の席の大野八真（おおのはちま）の事を微笑ましく。 見つめていた。どうや…

主人公が15歳の時に村を出て冒険者になってからの事件から始まり多くのことを解決することで出世もして、勇者として活躍する物語。 多くの仲間とともに冒険者としてよりも勇者として活動…

結婚おめでとうございます

「僕」を裏切り彼女を奪った友人への殺意を抱く主人公。ナイフを手にした「僕」はその凶器に『黒闇姫』と名前を付ける。「僕」の殺意の結末は？生まれては消えて、また生まれてくる殺意の存在…

主人公、風花桜歌は校舎裏で女子に告白失敗する男子を見て気を落とし、教室に戻って授業を受ける。 　しかし、教師に名前を呼ばれるが喋れない緘黙症のため問題を答えられず、意中の蒼野彼方…

　人間の、記憶や経験を他人に移すことは可能か。 　そんな、危険でバカげた人体実験をやった連中がいたことは、ヒトラーの自殺という形で終わったはずだった。

ある春の日、僕と君は公園で夜空を見上げる… 情景などを想像して読んでみてくれると嬉しいです。

通りが土で作られ、自然が世界を囲んでいた時代はもう過去の物だ。現在、テクノロジーは世界に囲まれている。そう、未来が来た、サイバーパンクの未来が来た。 動物、ドワーフ、竜、エルフと…

カクヨムオンリーの第10回角川文庫キャラクター小説大賞用の小説です。 親父、人生をやり直したくて、母親を助けたくてダンジョンに潜るが、聖女系人気配信者を助けて現世で人生やり直し

現世の時間が流れない特殊空間「死者の国」へ自由に行き来ができるようになった近未来で、作成者不明となった魔法を「解呪」する仕事を請け負う主人公とその相棒が、仕事をしたりしなかったり…

中ツ国のシュテルンの物語が語られる…て。 葦原瑞穂、それは姉の名前。黒のトンガリ帽子に黒のローブ、丸眼鏡。まさか異世界転生！？しかも姉と一緒に！？と思ったら、まさかの日銭稼ぎの吟…

大正末期の日本。英国帰りの若き心理学者の当麻榮介は心霊研究に傾倒し、『心霊先生』と呼ばれていた。ある日、当麻は鍵のかかった自室で血塗れの学生・支倉清一に遭遇する。清一は「僕の身体…

　羽菜（はな）は魔女の末裔だが空を飛べない。それは名前に〈花〉の一字がないからだ。 　高校に上がって最初の夏休み、羽菜は飛ぶことをあきらめきれない心と決別するため最後の賭けに出…

小学校教員の明文には、後悔していることがあった。 それは、十四年前、病気で亡くなったクラスメイト・古坂紫珠に、伝えたいことをなにひとつ言えなかったこと。 その古坂紫珠が、十四…

ZZ県XX市に伝わる妖怪『モノクリ』──。その末裔である和熊月乃は、指を差した先にある物を操り動かすことができる。ある日、月乃は友人の兎太陽菜と一緒に行ったたこ焼き屋さんで、思い…

とある人物の死により、物語が始まる。その人物は小説を何より愛していた。だが、小説ごと自分の命を絶った。焚書――自らを燃料として一冊の本を焼いたのだ。それが一体何故なのか、時は巻き…

生前犯した罪によって落とされる場所「地獄」。そこで、葵は目を覚ます───鬼として。だが、彼は名前以外の何一つ覚えていなかった。何故、ここにいるのかも、どうして死んだのかも。「貴方…

昼は人間の時間。夜は魔物の時間。 だから、人は決して、夜に出歩いてはならない。 もしも、それを破ったならば―― この世界の夜は、人に害をなす。夜の中で動植物は魔物と化し、迷い込…