「何を？」を含む小説

　偉大な魔法師の一人と名高い〈白銀〉が、掟破りの魔法師として粛正された、その事件から十二年。 　山奥の「書庫」で暮らす少年・アズサは、謎の獣に導かれ、奇妙な魔法の氷の中から一人の…

共にカクヨムユーザーとして活動している双子の兄弟。 だが兄が書籍化してからというもの、何かと弟にマウントをとり、見下すようになっていた。 しかし、因果応報と言うべきか。 あるこ…

「大人は何でも知ってる」と思われたいが、「知らない事の方が多いよ」と正直に答えたら「・・・馬鹿なの？」と言われ、呆れられてしまった大人が《騙る》。 知っている様でいて、実は意外と…

入れるとワンランク上のものにレベルアップしてくれる箱。 あなたなら何を入れますか？

家の中にいつの間にか現れる奇妙な白い箱。中に何かが入っているようで、だけど開け方がわからない箱。やがてパズルのように綺麗に組み合わせられることがわかった。 気持ち悪さは日々増して…

KAC2024第三回お題『箱』参加作品。 冒険者諸君、『箱』で何を思い浮かべる？ そうそう『宝箱』だよな。 当たりか外れか、開けて見なけりゃわからない。 『宝箱』には夢がつまって…

【KAC2024参加作品】 おばあちゃんから渡された何の変哲もない木箱。 この中には世界で一番高価なものが入ってるという。

『大事な物が入っています！』と書かれた箱があったら、 あなたは一体何が入っていると想像しますか？ これはとある配達員がとある箱に思考を巡らせるお話です。

　学校の裏山で星を見た帰り道、僕は黒い箱を見つける。 　それは周りから浮くほど強調された黒で、異質な魅力を放っていた。 　果たして、その黒い箱は一体何なのか。

　何かわからないものを箱ごと潰していく作業。 　中身を見てようとしてはいけない。このバイトの存在を人に言ってはいけない。 　KAC第三回参加作品です。お題「箱」

引っ越し先の田舎で出会った同級生・粳田を連れた逃避行。 父の友人の元を訪ねてまで成し遂げたかった僕の短い旅から数ヶ月が経ち、春になった。 気づけば、高校の卒業式。 中学生の頃に…

　箱とは何かを入れる器、入れ物である。 　宝箱であれば中に宝が、玉手箱であれば封じ込めた時が中に。たとえ空箱であったとしても空気ないし空っぽであるという事実が入っていると捉えるこ…

何にも思いつかないのでむしゃくしゃしてKACのお題全部盛ってやりました。

現代社会の闇に実在する悪鬼（アナザー）を密かに討伐するチーム『第5騎兵隊ワイバーン』 人間（ヒューマン）と悪鬼（アナザー）の混成チームの彼らの質の悪いアナザーの討伐記録。 『…

主人公の中村春樹は大学生になっても彼女ができず友達の勧めでマッチングアプリを始めた。 何度かチャットをし、気が合う一人の女性とデートをすることに。 好みの顔で話も弾み仲良くなり始…

【短編Ⅻ】何でも願いをかなえるという魔物、つまらない願いをする主人公――　魔物の正体とは？　　1900字程度の短編です。

　【KAC20243】『箱』参加作品。 　 　私は、１２歳の時に。お祖父ちゃんから透明な箱を託された。 　ガラスかアクリルで出来た透明な箱。 『託されたトコロで。私にはただの透…

交通事故にあい、転生してしまった嵐。 転生した体は思いの外スペックが高いようで。 美人な師匠達、メカクレ、世界樹？！…他にも可愛い女の子達と学園で一緒にいちゃいちゃだ！ 顔よし…

　その箱は、あからさまに空だった。と、思う。 　で、なければ、あんな罠には引っ掛からなかった、と思う。 　まぁ、反省点だな……