概要
裏切りの魔法師の死から十二年。禁止魔法と約束を巡り、二人は出会う。
偉大な魔法師の一人と名高い〈白銀〉が、掟破りの魔法師として粛正された。
――その事件から十二年の時を経て、この物語は、大陸東部に広がる「水の国」から始まる。
山奥でひっそりと暮らす少年と、記憶のない少女。二人の出会いが物語を動かした。
「僕は君と約束したんだ。君の『しあわせ』を探す約束を」
「あなたが望むなら、わたしはずっと、あなたの味方になる」
二人は世界に何をもたらし、また世界は二人に何をもたらすのか。
これは、やがて伝説となる、二人の魔法師の物語。
◇◇◇
*展開がかなりゆっくりじっくりなので、速い展開が好みの方だと読みづらいかもしれません。
*第一章を大幅に改稿しました。
*文章のおかしなところが一部ありますので、誤字や構成などご指摘いただけましたら嬉しいで
――その事件から十二年の時を経て、この物語は、大陸東部に広がる「水の国」から始まる。
山奥でひっそりと暮らす少年と、記憶のない少女。二人の出会いが物語を動かした。
「僕は君と約束したんだ。君の『しあわせ』を探す約束を」
「あなたが望むなら、わたしはずっと、あなたの味方になる」
二人は世界に何をもたらし、また世界は二人に何をもたらすのか。
これは、やがて伝説となる、二人の魔法師の物語。
◇◇◇
*展開がかなりゆっくりじっくりなので、速い展開が好みの方だと読みづらいかもしれません。
*第一章を大幅に改稿しました。
*文章のおかしなところが一部ありますので、誤字や構成などご指摘いただけましたら嬉しいで
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!積み重なり、広がる世界
私の心が高揚するのはいつも、言葉が生身のフィルターを通して提供された時なのです。
『碧落に君は消えゆく』という物語との出会い。
最初に手に取ったのは、そのタイトルに心が動いたから。これはいつもの事なのだけれど、期待に胸を膨らませ、一体どんな物語なのだろうと頁を捲る。
するとどうだろう。
言葉が重なり合い、生まれ、見えてきた景色が、胸を高鳴らせ、心を揺らす。
ああ、なんと心地よいのだろう。
もふもふと、少年と少女。
ボーイミーツガールを匂わせるこの期待感は、一体これからどのような物語を紡いでいくのだろう。
一つ一つの描写が緻密でいて秀逸な言い回し。時として重くなりがちなところも…続きを読む