「←なんてしない」を含む小説

京都大学を受験して落ち、一浪での合格を目指す詠み人の日記です。 日々のやったことや勉強方法、一日一句または一首俳句か短歌を載せようと思っています。 気軽にどこからでも覗いてくださ…

自分は宇宙人に拉致された――そう主張する女性を取材した三神アリサは、その女から《あなたにも聞こえるんでしょ？気をつけて！》と言われて驚愕する。それは祖母にも言われた言葉だった。 …

小鳥遊透子29歳オタク。 結婚への圧力が増すお年頃だが、恋愛も結婚もしたくない。できれば自分の趣味に没頭したい系女子。 でも独り身での生きづらさも徐々に感じていた中、大学時代か…

お隣さんの研究がいよいよ実現、NPCにループ設定されて大変なことに

かつて神話があった。 神々は人々を教え導き怠惰に支配し、勇者を寵愛した。 そして神話が衰退した現代において神々はソシャゲを模した「勇者ゲーム」によって人間の勇者を使い世界を蝕む…

彦根藩の藩士である久平次は、発明家でもある。 あるとき『陸を進む船』の噂を耳にした彼は、それを自分も作ってみたいと思い、調査を開始した。 手伝ってくれるのは城下町で駕籠を担いでい…

江戸時代――に似たところもあるが、魔法があり、魔物と勇者がいる世界。 春次郎（１８歳）は勇者が利用する宿場町の商人。 自分も勇者になりたい。そうすれば異国へ行ける。 異…

　小柄で幼い顔立ちに若干のコンプレックスを持っている高校生、姫野荒太が転校した先の高校には何故か本物のダンジョンがあった。クラスメイト達はそんな不可思議な空間を当たり前のように受…

　人を食う鬼から村を守る火灯しである牡丹は、赤憑きと迫害されながらも師匠の無月と共に淡々と暮らしていた。突然の来訪者が現れたのを契機に、変わらぬ日常がゆっくりと動き出す。 　エ…

　突如太平洋上に轟臨した面積十倍の日本列島「神聖大日本皇國」。 　神秘を背景とした強大な国力を持つ新たな超大国の出現により、世界は混沌の渦へと巻き込まれた。 　岬守航と麗真魅琴…

オレは魔王。世界の秩序を保つため、勇者に討伐されるために存在している。ただ、毎回毎度、行き着く先はテンプレ展開になってしまうのでいいかげん飽きてきたオレは「刺激が欲しい」と女神に…

　ある女性がいた。 　何も装備せず、拳ひとつですべてを解決してきた、熟達の冒険者である。 　彼女に魅せられた少年は、彼女の生き様に何を見出すのか？　 　今までに無い拳法活劇フ…

「ことわざ」や「慣用句」を成句に、発音が似通っていて意味の違う言葉に作りかえる言葉遊びが「捩（もじ）り」「地口（じぐち）」です。現代でいうところの駄洒落や親父ギャグに近いですね。…

「俺とやろうぜ、音楽」 高校二年生の花咲涼太郎（はなさきりょうたろう）は、対人恐怖症で人とうまく話せない、いわゆるコミュ障。 しかし歌うことが好きな涼太郎は、７月のある日の夕暮…

魔法と、魔導科学が進んだ強大な国、グランダメリス大帝国。 俺は、この国を陰からコントロールする秘密組織でエージェントとして働いている。 今回の任務は、豪華客船で行われる密売の…

2022年、秋。初めて俳句を詠みました。 その後お誘いいただいた句会で、毎月五句詠んでいます。 記録も兼ねて、毎月黙々と更新します。 エピソードタイトルは兼題です。 「五七五…

〝屠竜〟の異名を持つ勇士ヴァンダーは、師匠の魔術師〝星霜〟のマーレファから魔王討伐で戦死したカレイジャス王子とよく似た魔族の少女カレンを、王都から脱出させるよう頼まれる。魔族特有…

地域随一のお嬢様学校セント・フローリア女学園（通称「花園」）に通う「青薔薇の君」深堂院志摩は、通学の途中で交通事故に出くわし、下級生をとっさにかばったことでトラックに轢かれそうに…

※2024年8月22日にアルファポリス様より第三巻が刊行予定です ある少年は、母親よりネグレクトを受けていた上に住んでいたアパートを追い出されてしまった。 高校進学も出来ずにいた…

　高田さんは気まぐれだ。猫みたいな好奇心で、私に〝お願い〟をしてくる。手を繋いだり、いっしょにご飯を食べるときは「食べさせてあげる」なんて言って、恋人同士がするようなことをしてく…