「私だけ？」を含む小説

タイトル「本当はあなたを愛してました」をテーマにしたアンソロジーに変更させていただきます。各 storyは独立したお話です。 ※story①とstory②のサラは別人物です 紛…

　主人公、高槻雄二は、裕福な家に生まれ、両親と妹と一緒に暮らしていた。隣の家には幼い頃から一緒に遊んだ深山加奈子がいた。 彼女とは小学校、中学校、そして高校と同じ学校に行く仲の良…

どうやら私は、周りの令嬢たちと容姿の好みが違っているみたい。 友人とのお茶会で発覚したけれど、あまり気にしなかった。 人と好みが違っていても、私には既に婚約相手が居るから。 その…

高校生の僕には、とてもモテる彼女がいる。 渚《なぎさ》　涼《りょう》。高身長、整った顔つきに剣道部主将というハイスペックなステータスを持ち、男女ともに人気が高い。 陰キャで取…

希少な聖属性魔法を使える特別なクラス『聖女』 だが、クライン王国に仕える『聖女』フェルリナは、レベルアップ支援の加護を持たない外れ聖女として、騎士団をはじめとした周りの人々に蔑ま…

産まれた時の事は憶えていません。きっとそれは殆どの人が同じなのではと思っています。ですけど物心付いたのは相当に早かったらしくて、憶えている一番昔の想い出は、既に家の中の本棚を漁っ…

ナタリーとアッシュは幼馴染み。 成長したアッシュは大魔法使いに、ナタリーはアッシュ専属の侍女になった。 ある日、予言者で聖女のエステルが言うのだった。 「アッシュ様、あなたを…

公募の字数制限の為、非公開にしてある「そこには存在しない何か」の２０話です。 せっかくの七夕ですから公開する事にしました。既に読まれている方やコメントを書いて頂いた方へは申し訳な…

叶わぬ初恋を抱えたレミレルーアは、妹の代わりとして、妹の婚約者――レミレルーアの初恋の人の聖女を務めることになってしまった。 聖女としての任務地で出会ったのは、「穢れた騎士」と誰…

宇宙空間が雪で埋もれ、人間たちはその中を掘り進んで生きていた。資源を求めて進む雪中船はある重力源を見つける。 一方で私は死体を埋めたはずの先輩と再び出会う。

私たちは密輸宝石の取引現場を取り押さえた。だが一人だけ宝石の入った箱をもって逃走する男がいた。私が追いかけてつかまえるが、その男が落とした箱はなくなっていた。私はそれを拾ったと思…

高校だとちょっとしたことで反省文を書かされることが多いと思います。 だけど、中学校で書き方なんて教わらないし、そもそも書いたことのない人も多いのではないでしょうか。 高校でどうや…

　薫子の意識が、夢と現実の狭間をさまよううちに、ゆっくりと浮上してきた。目を開く前から、彼女の感覚には違和感が広がっていた。まるで、体が宙に浮いているような、不思議な感覚。重力か…

ここには私の言葉と、ぬくもりがあります。 ※ 犀川 よう様の自主企画「第二回　俳句・短歌・詩をわたしが褒めさせていただきます企画」に参加させて頂くために書き下ろした詩集です。 …

百合短編。 詩織とゆーちゃんの少しじれったい（？）お話。 1000字ちょっとでかなり短いです。

小学生の頃、ズボン下げという遊びが流行っていた。 背後を取られないように警戒し、見られてもいいようなパンツを履く。 狩るものと狩られるもの。 これは遊びではあるが、真剣な戦…

犀川 よう様自主企画「さいかわスプリングダッシュ」用に書いた物。 制約：1000字以内 「書いた理由」 1000字の制約に丁度良い題材だと思った。 「ボツの理由」 真面目。つ…

ナチス・ドイツがそのまま異世界に転移して異世界の国々と戦う物語です。 ―異世界の時代― 大体の作品は中世期ですが本作品は近代（帝国主義時代）です。なので第二次世界大戦期の兵器とか…

だれが置いたのか分からない麦茶。 終業式の放課後、私の机の上にそれはあった。 この麦茶、だれが置いたんだろう？ ぜひ犯人を当ててみてください。