「道 短編」を含む小説

大人は、はじまりとその先の道がたくさんあることは教えてくれるけど、おわりもおなじ数あることは、なかなかに教えてくれない。

ここに二つの道がある。 右の道は舗装されて整っている上、転落防止用のガードレールが設置されている。 こちらは多くのランナーが通る道。 安全だが、道路標識の指示に従わなくてはなら…

勇者と魔王、二人がお互いを理解した時、まさかの道を歩み出すことになった。

歴代No.1と評され、将来を有望視された高校生投手がいた。 日本かアメリカか、進学か社会人か。 世間が注目する中、彼が選んだ道は―― ゴールは人それぞれ。 誰にも理解されない…

　今、私はどこに立っている？ 　この場所は、ゴールなのか？ 　なにもない、走りきった充足感はあるので、きっとゴールだろう。 　ゴールなら、後ろを振り向けが、後から走ってくる者…

ある日、道を歩いていた青年は、紫スーツの胡散臭い男と出会う。 その男が革のカバンから取り出したのは金の玉。 この世界を作り変えるという神の様な男、万願寺浄尊《まんがんじじょう…

【原則1話完結の短編集です（1話目安：およそ5000字程度）】 遠かりし青き日。 それは誰しもが通ってきた、子供から大人へと渡る道。 隠しておきたい過ちも、懐かしくかけが…

「私と読者と仲間たち」か。どうせ作家志望者のぬるい思い出話とかを書きたがるんでしょ？ 水原はカクヨムの短編企画に参加していた。 ありがちな小説を書くことを何より嫌う水原は、他者の…

ある男の子は母の三回忌法要のため祖父母の家に来ていました。 祖父母の家はずいぶん田舎にあり、物珍しさにあちこち探検して回っていましたが、代り映えしない風景にすぐに飽きてしまいまし…

恋愛ドラマの主役になれる素質が妹にはある。 かわいくて、明るく優しい妹は恋に学業に大忙し！！ とはならなかった。 恋愛に全く興味のない妹は、姉の私の思惑とは裏腹にゴーイングマイウ…

昔むかし、或る海辺に小説家 佳久子と読者 世務男が住んでいました。 KAC20216「私と読者と仲間たち」参加用書き下ろし。宜しくお願いします。

　まあ、そんな落ち込んでばかりいないで、ちょっと私の話を聞きなさいよ。 　昔の話なんだけど････。 　あ、昔の話っていっても、そんなに昔じゃないわ。 　第一次世界大戦の少し前…

道を走るスマホに出くわした僕は、好奇心にかられて後をつけることにする。 やがて辿り着いた場所はこの世のものとは思えぬ奇妙な場所であった。 ※ 2021年3月21日、作中の台詞に…

タイトルまんま。 お題：「スマホ」 僕っ娘とギャルには、人生に必要なことがすべて詰まっているからね。 つまり戦車道だね。 家帰ってからヤンデレる主人公も思い付いたけど、今回は天真…

１５年ぶりに偶然出会った剛史と恵梨。 お互い別の人生を歩んできたが、二人の道が重なっていく…… 「スマホ」というというテーマで書いたKAC2021参加作品

勇者じゃないなら、お前はパーティーに不要だ。 勘違いにより勇者として育てられたファルスは、実は勇者ではなかった。 魔王を倒すことだけを考えて生きてきたファルスは、生きる目的を失い…

　人気の無い道。周りには古い建物が並んでいる。 　そんな中、１つだけ人が住んでいる家があった。そこには黒いストレートな長い髪が特徴的な青年が微笑みながら立っていた。 　顔上半分は…

夜中、人影のほとんどない道で拾ったスマホ。 画面に表示された『宝探しを始める』のボタン。 次々と出される指示に従っていった結果……。

その探偵は直観で犯人を当てる。 証拠を当てはめていくのは刑事の仕事である。 しかし……。 KAC20213　お題「直観」用短編

ショッピングモールに仕掛けられた時限爆弾。 機動隊爆弾処理部隊に所属する近藤道仁（こんどうみちひと）は無事爆弾を停止させることが出来るのか！？