「音楽 色」を含む小説

音楽一家に生まれ、自らも正体を隠して作曲家として活動している訳ありな転校生、櫻井色（さくらいしき）。 そんな彼と同室になったのは、これまた訳ありらしい転校生で…… 音楽…

「レニー・フローレスとの婚約をここに破棄する！」 登場するや否や、拡声魔道具を使用して第三王子のフランシス・コロネルが婚約破棄の意思を声明した。 レニー・フローレスは『カナリ…

　退屈な日常を生きる、平凡な男子高校生。帰宅部所属の神埼誠也はある日。音楽室から聞こえる声音に釣られ、寄り道をしてしまう。するとそこには、自らを空想種であると言う美しい女生徒、安…

これは私の大人の初恋記録。 アナタに出会えていなかったら、私は好きな仕事に出会えていなかった。あの時、アナタの背中を見たから今の私はここにいる。人生を変える1ページになった想いを…

羽宮高校には春から活動し始めた軽音楽部がある。 その部員は五人。 野崎恭弥はそのメンバーとして、好きな音楽を貫きながら過ごしていたが学校から課題を出される。 「文化祭で誰もが納…

電シャ 逃げる、私は逃げていた 鼻からは 私が先ほど、ぶつけた時に、血管でも切れたのだろう 呼吸の邪魔になるような 鼻血が、漏れだし 口に入り ぽたぽたと 顎から落ちるのを感…

将来の夢は特になく何となく過ごしてきた雅人（まさと） そんな雅人を気に掛ける美園（みその） 幼い頃の約束を抱き続ける浅葱（あさぎ） 幼馴染に片思いし続けるレンナ …

音楽にまつわる企画というものがありましたので参加させていただきました。 あまり音楽色の強い作品でもないですが、こういうことは実によくあることなのです。 曲名・ピアノ協奏曲第一番 …

掌編小説を中心とした作品集です。 他のサイトにも投稿中の作品です。

毎週金曜日に路上ライブをする彼女に一目ぼれした僕。彼女と交わることのない物語の先にあるものとは

　ルイとヨウが生まれ育った街は、機械の街だった。煙突からは毎日黒い煙が出ていて、空は暗い色をしていた。吹く風は生温く、鉄臭い。 　この街の外には、「ソウゲン」と言う場所があるらし…

ある日、謎のノイズが聞こえ始めた。 ノイズの正体は一体なんなのか？　いや、単なるノイズではなく音楽たりえるものなのか？ 二人の主人公たちはそれに立ち向かうことになる。

屋上から見下ろす街 透き通る風静かに吹く 交差点を行き交う人 その風に押され歩くの ほんの少しだけでも 触れられるなら 透明な幸せに会える 気がしたから 透き通る光きらき…

　新生ロックバンド『Phantom　Sound』はインディーズながら自身初となる日本武道館での単独ライブを見事大成功させた。このライブがきっかけとなり、とあるテレビ会社からインタ…

「あの日助けて頂いたナカツルと申します」 　助けたなんてとんでもない。二〇一九年のある日、都内屈指のゲイ・タウン宿木橋にてノンケながらバー『緑の兎』で雇われ店主を務める上之原承は…

ストリートピアノは誰が弾いてもよいピアノ。 上手い人はもちろん、下手だと思っている人だって弾いていい。 そこからきっとピアノのつながりが生まれると思うから。 ＊音楽系の物語を…

（※コンテスト応募のため、あらすじはネタバレを含みます） 恋愛経験0だけど、ひとの恋には興味津々な高校1年生の菜奈は、オーケストラ部でフルートを吹いている高校1年生。この学校の…

『自分がどう在りたいのか、進むべきレールは自分自身で引きなさい』 　もしも、その言葉を一切疑わず、己の意思で進んできたと思ってたそれが、生まれる前から既に決まっていた道だった…

好きな音楽に裏切ら続けられた青年はある日路上で歌う少女、森崎詩織と出会う。 彼女の音楽に魅了された青年は素直に認められずに嫉妬するが・・・