「醜い」を含む小説

「参拝客は来ん。じゃが、錆びだけは貯まるのぅ。あ？誰が好きでこんなに静かな寺の神をしていると思う。くじ引きに負けたんじゃ」 ド田舎に位置する風月山（かざつきやま）の頂上の寺・風…

【KAC20244】お題「ささくれ」 あるところに醜いものが嫌いなお姫様がおりました。 彼女は無償の愛に気づくことができるのか。

「醜い豚め！俺の前から消え失せろ！」 私ことエレオノーラは太っていて豚のようだからと、 婚約破棄されてしまった。 見た目以外は優秀であっても、 人として扱ってもらえなけれ…

高島真穂は子供の頃から、醜いと両親からいわれ続けて、 危険という理由で家から一歩も出られない生活を送っていた。 そんな真穂が世間の荒波に触れる。

ザイロンの箱（サークファガス）は、古代の偉大な魔導師ザイロンが魔神を封じるために造ったとされる箱。その中に、醜い己の姿を封じたアラクネが、美しいエルフの青年と出会う。

箱の中身を見せ合う男女の話。 自分は考察のしやすさをモットーに純文学を書いています。純文学に慣れていない方もぜひご賞味ください！

老婆と出会ったとある少女。 二人は本当に仲良く、少女は本当の祖母のように思った。 その老婆が大事にしていた箱、その中には……。

　ジャンルも、舞台も、時代も関係なく、全角３００文字ほどで切り取った醜くも美しい群像劇。 　この舞台に終わりはございません。何気ない日常も、壮大な冒険も、不気味な空想も、言い知れ…

不潔な男を嫌う私は、その嫌いな男にストーカーをされてしまう。私はその男とどう向き合おうとするのか

　私は麻丘麻耶、反美高校2年生、生まれてまもなく仮面を付けさせられている。親にも醜いといわれている。できるなら日本から脱出したい。今日も2時間をかけて田舎の学校に通う。授業が終わ…

光の王族の下築かれた国家、メビウス王国。 明るさ満ちるそこへ、闇に溺れた日陰者がひとりやってきた。 人間たるには相応しくない、あまりにも膨大な魔力を有する少年──シグマ・ブレイ…

　カルト村で生まれ育った少女・西尾雲々虎(にしおももこ)は、「口にした言葉が現実になる」という邪神の呪いを受けていた。能力の暴走を恐れて口を閉ざす雲々虎の前に、「一つ目の異人」が…

「月島明里さん。何度でも言います。僕はあなたのことが好きです。大大大大好きです。ずっと、あなたの隣にいさせてくれませんか……？」 　心と身体に重い傷を背負った少女、月島明里。と…

武内孝之は、高校一年生の春に学校一の美少女である幼馴染、宮本冬美に告白をした。 そのとき孝之は太っているというレベルではなかった。身長百七十八センチに百キロという巨漢で、顔も脂…

図らずも暗躍の傀儡を倒し、窮地に立たされていた国を救った主人公たち。しかし代償として居場所を失った彼らは、王から賜った馬と共に夜闇に紛れ、とある村を目指す。 数日かけて辿り着いた…

内気で自信のないこもりと、自然と人を惹きつける雰囲気を纏う冬菜。 二人のバレンタインデーにはほんの少し、どろどろとした感情が混じっていて…………。

「己の罪を悔いるがいい。聖なる刃は今、慈悲深き罰を与えたもう」 　アメリア・アイアン・アメーディン公爵令嬢──完璧な美貌と学院一の頭脳、そして類い希なる魔法の才を持つ彼女は、そ…

『黎明の巫女ねえ、其れ本当にいるの？こう都市伝説的な？昏戸ちゃんがビビリなだけでしょ』 『殺すぞ』 『怖いよ。で、情報0からやれと？こんなん無理ゲーだよ。無理ゲー』 『黎明世々、…

世界に一筋の光が降り注ぐ 不遇の彼、彼女に幸が降り注ぐ 世界が変化する 絶望話集のアナザーストーリーです 絶望話集もご覧いただくと楽しめると思います