「彼岸花」を含む小説

カクヨム短歌賞に出す分です。 ２０首の連作。 彼岸花にまつわる耽美的な短歌を集めました。 好きな歌人は寺山修司と春日井健、鳥居、萩原慎一郎が好き。 新古今和歌集も好き。

初めて貴女をみたのは、彼岸花が咲く頃だった。 妊婦先生の代わりに滝川梨穂子は、新学期の9月から城ヶ崎女子学園へ赴任してくることになった。 川沿いの彼岸花が綺麗に咲き誇っている姿…

小さな病院に勤める今泉聡司は、ある日一人の女性に出会う。少女のような面影のある彼女は家政婦として家に通うようになるが、ふとしたきっかけから、聡司にある疑念が浮かぶ。

２０××年。 『深紅の墓標』と呼ばれる宇宙ステーション、『シスタークリムゾン』で乗客が殺された。 死体の足元には『彼岸花』。 １３名のゲストは、宇宙の密室に閉じ込められることにな…

憎念渦巻く剣豪の晩年における末路など、詰まる所このようなもの。 しからばその息絶えるまでの寸暇に花を咲かせましょうぞ。 紅き彼岸花、屍の花。 それこそ黄泉への手向けにござりましょ…

今日は、久しぶりに幼馴染が帰ってくる日。 田舎で過ごす美紀は、社会人になって都会に行ってしまった孝也の話が聞ける、毎年一回のこの日をずっと心待ちにしていて――。

　夜道で出会った不思議な少女。私に向かって「またお会いしましたね」と言うけれど、彼女と私は初対面のはず。 　さらに話をしてみると……。 （「小説家になろう」「エブリスタ」「Pr…

ーーーこれは、私たちを繋ぐ運命の物語。 　むかしむかし、平和で雅な国がありました。 　ですが、突如そこに無数の“黒い影”が現れることとなります。ある人は、それを“災い”と呼び…

誰もが異能を持つ世界で唯一異能なし「無能」として生きる主人公。 死にたいが口癖だったはずの彼は、死に瀕した時、初めて自分が生きたいことを知った。 これは、生きる意味を探す物語。

私は綺麗な物がすき きらきらしているものが 人間もね

町や村を転々とする謎の男、彼岸花屋。 彼の売る彼岸花には、ある秘密が……。

ある日、津崎美里が死んだ。彼女は川で見つかったという。いじめの事実、自殺の噂。優等生だった彼女がなぜ。 一人の生徒の言葉。「俺が殺したんだ」その意味とは。 彼岸花が咲くあの場所で…

彼岸花と透明な少年の傷心、それとも日影か。 世の中に傷ついた彼を癒す、少女の故郷に伝わる伝説と織りなす、色無き風の物語。 自主企画で参考になれば。 今は公募を一旦休んでいますが…

安らかな死を提供する店｢彼岸花｣そこでは今日も死を求めて客がやって来る。 とても短い短編二話完結

小説投稿サイト「ノベルアッププラス」で行われていた、「海をまとう」というコンテスト参加用作品です。 最初にイラストがあって、それを基に描いた作品になります。 （イベントイラストは…

『この小説には気になる情報をインターネットで調べた情報をそのまま記載しています。』 主人公浩太は株式会社オーウービーでパート社員として働いてた。 朝9時から夕方5時までの昼休み…

－－永年生忘症 それは、妖が昔から生きているせいか大切な記憶を生涯忘れてしまうことを言う。 だが、いつからかある噂が流れてきた。 人気のない路地裏から小さい道が出てくる…

過去・未来に人には言えない暗闇を抱えた者達に一通の招待状が届く。 一人の少女の孤独から生まれた世界で暮らす個性豊かなキャラクター達が織り成す一風変わった日常の話。