僕に恋したアイドルは魔法使い

コメディアンホラー西山

第1話 アイドルは僕に一目ぼれ

僕の名前は西尾 浩太「にしお こうた」32歳。

僕は梅木アパート103号室で1人生活。

僕の部屋には大海原クイーンズの戸町 巴瑞季のポスターが壁一面に張られてる。

僕は大海原クイーンズの大ファンで中でも一番好きなのが


戸町 巴瑞季「とまち はずき」22歳。

歌もダンスも他のメンバーよりも上手いし、顔が凄くかわいい。

戸町 巴瑞季のトレードマークは自慢の黒くて艶々のストレートロングヘアーの髪。

今日までに買い集めた戸町 巴瑞季のグッズは70点ある。

団扇3枚・マグカップ2つ・ボールペン5本・サイリウム5つ・ペンライト5つ・

下敷き10枚・写真集20冊・ポスター20枚。


次に好きなのは彼岸花 美織「ひがんばな みおり」22歳。

彼岸花 美織は何となく幼い感じで顔もかわいいし

戸町 巴瑞季の次に歌とダンスが上手い。

彼岸花 美織のトレードマークはきれいな丸型のショートボブ。

彼岸花 美織のグッズも25点買い集めてる。

マグカップ2つ・団扇2枚・ボールペン2本・サイリウム2本・ペンライト2つ・

下敷き5枚・写真集10冊・ポスター10枚。



僕はアパートから3キロメートル西にある株式会社オーウービーでパート社員として働く。朝7時に出てアパートへ帰るのが夜7時。

時給850円、月119000円が僕の給料。

保健など16000円差し引かれて手取りが103000円。

103000円から家賃20000円・電気代8000円・水道代3000円・食費25000円・小遣い20000円、月に27000円貯金ができる。


僕は何時も自炊してるので料理はお手の物。

小遣いは戸町 巴瑞季のグッズと彼岸花 美織のグッズを買い集めるのに使う程度。

僕はパート社員として働いてるがいつも邪魔者扱いにされてる。


金森「おいおい邪魔だ。」

僕「すみません、本当にすみません。」


僕の仕事は社内清掃とゴミの片づけ。

給料が他の社員より極端に少ないためバカにされる日々が続いてる。

僕はアパートへ帰ると必ず戸町 巴瑞季のポスターを眺めてる。

戸町 巴瑞季のポスターを眺めてるだけで癒されるから。


僕は休日買い物するが序でに戸町 巴瑞季と彼岸花 美織

関連の商品がないが調べる。

大海原クイーンズのメンバーは戸町 巴瑞季と彼岸花 美織の他


坂之上 木ノ葉「さかのうえ このは」28歳【大海原クイーンズのリーダー】

大原 美七穂「おおはら みなほ」26歳

大頭 本江「おおがしら もとえ」25歳

博見 小豆「はかみ あずき」24歳

中沖 利己「なかおき りこ」23歳

塚野 桃子「つかの ももこ」23歳

樅ノ木 愛美「もみのき なるみ」21歳

畑内 萌花「はたうち もか」21歳がいる。

坂之上 木ノ葉はリーダーで大海原クイーンズメンバー達を束ねてる。

大海原クイーンズのメンバーはみんな仲良しなのかは不明。


1週間後僕はスーパーで大海原クイーンズのライブチケットが売られてるのを知り早速購入。大海原クイーンズのライブチケット代10000円、決して安くなかったが僕にこのライブチケットは宝物。

大海原クイーンズのライブは3ヶ月後の夜7時。


僕は仕事は楽しくないが私生活は楽しい。

職場ではいつも貶されっ放しの僕だけどアパートの住民とお近所と凄く仲良し。


気になる大海原クイーンズのライブ会場は夢ヶ丘会館大ホール。

3ヶ月後の夜が待ちどうしい。


3ヶ月後の休日の前日の夜、僕は仕事が終わったら直ぐ大海原クイーンズのライブ会場夢ヶ丘会館大ホールへ直行。

株式会社オーウービーから夢ヶ丘会館まで徒歩でも約15分で行ける。

僕はライブが始まる45分前に会場に着いたので会場内のグッズ売り場を散策。

僕は戸町 巴瑞季グッズと彼岸花 美織グッズを各10点購入。

団扇1枚・ぬいぐるみ2つ・サイン色紙2枚・写真集2冊・ポスター3枚。

更に僕は大海原クイーンズのシーディーとディーブイディーセット3種類各1つずつ購入。今日は大出費。


45分後大海原クイーンズのライブが始まる。

僕はこの日初めて大海原クイーンズのライブを堪能。

ライブ会場は大盛り上がり。

やっぱり戸町 巴瑞季が一番歌もダンスも上手い。

次に上手いのは彼岸花 美織。

僕は握手会の時奇妙な体験をする。


僕は坂之上 木ノ葉・大原 美七穂・大頭 本江・博見 小豆・中沖 利己・戸町 巴瑞季・塚野 桃子・彼岸花 美織・樅ノ木 愛美・畑内 萌花という順番で

大海原クイーンズのメンバー全員と握手したが僕が一番好きな戸町 巴瑞季との握手の時が他のファンよりも長かったようなのは気のせいか。

戸町 巴瑞季に生で出会ったのはこの日が初めて。

更に戸町 巴瑞季は僕にだけネックレスペンダントとブレスレットをプレゼント。

しかもブレスレットを僕の右手首に装着。この時僕は「えっ、」と思った。

僕は翌々こう思った。

おそらく特別なファンいや、初めての人には豪華なプレゼントがあると。

僕がライブ会場を去ろうとしたらリーダーの坂之上 木ノ葉に呼び止められ。


坂之上「あのう、色紙とティーシャツにサインしていいですか?」

僕「え、あ、いいですよ。」

坂之上「みんなおいで。」


色紙にはもちろん僕の着てたティーシャツにも大海原クイーンズのメンバー全員

のサインが。

更に彼岸花 美織が僕にネックレスペンダントをプレゼント。

大海原クイーンズのライブは無事終了。

僕がアパートへ帰ったのは翌日の夜中の1時半。


僕「このティーシャツ洗えんな。大海原クイーンズのメンバー全員のサインが書かれてるからな。」


朝起きたら10時を過ぎてた。まあ今日は休みだしゆっくりすればいい。

僕は戸町 巴瑞季からもらったネックレスペンダントとブレスレットと

彼岸花 美織からもらったネックレスペンダントを眺めてた。

戸町 巴瑞季からもらったブレスレットは淡いピンクのブレスレット。

ネックレスペンダントはゴールドに輝いてる。


彼岸花 美織からもらったネックレスペンダントは淡い水色のネックレスペンダント

彼女達は何故僕にだけネックレスペンダントとブレスレットをプレゼントしたのか。

初対面にもかかわらず。


月曜日僕は何時ものように株式会社オーウービーへ出勤。

今日から僕は何時も以上に張り切って仕事。

周りの人間は僕の張り切りぶりにびっくり。


飯野「おい須母田、今日は張り切ってるじゃないか。」

巣鴨「いつも落ち込んでばかりなのに何かいい事あったの?」

僕「一昨日の夜大海原クイーンズのライブへ行きまして。」

金森「俺も行ったぞ。いつ見ても大迫力だったな。」


僕は大海原クイーンズの戸町 巴瑞季からブレスレットをもらった事は内緒。

仕事から帰ってテレビで大海原クイーンズのトーク番組を見た。



木ノ葉「はーいみなさーん、大海原クイーンズのトーク番組始まり始まり。

今日はどんな話が聞けるかな。最初は美奈穂から。」

美七穂「はい私は実はみんな気付いたと思うけど・・・。」

本江「何が?」

小豆「分かった。」

利己「えっ、何がわかったの小豆さん。」


美七穂「私は何時でも何所ででも凄くおならします。」

本江「そうだったね。美奈穂さんのおなら凄く臭いんだよね。」

美七穂「みんないつもごめんなさーい。」

木ノ葉「まあね、次本江。」

本江「私は毎日欠かせずヨガしてます。」

巴瑞季「本江さんは体が柔らかいのはヨガしてるからだったの。私もだけど。」


桃子「巴瑞季さんも凄く体が柔らかいじゃない。」

木ノ葉「大海原クイーンズのメンバーの中で一番歌とダンスがうまいのは巴瑞季だね。次小豆。」

小豆「私は家へ帰ると先にお風呂へ入ります。」

美織「うんうんわかるわかる。」

愛美「私は夕食が先だね。」


萌花「私は疲れすぎた時はお風呂へ入らず寝ることもある。」

木ノ葉「なるほど。次は利己。」

利己「私は23歳になった今でもおしっこを時々漏らします。」

萌花「私も偶に漏らすことある。」

利己「なので私は大人用のおむつを履いてます。」

小豆「見た目はおむつ履いてるように見えないけど。」


木ノ葉「利己は極端にトイレが近いからね。次巴瑞季。」

巴瑞季「私は実は魔法使いです。魔法使えば何でもできますよ。」

美織「巴瑞季さんの魔法結構凄いよ。」

萌花「巴瑞季さんは本格的に魔法が使えるからね。」

好美「巴瑞季さんは秘かに魔法の修行してるんじゃ。」

巴瑞季「大当たり。魔法を維持するには修行が大事だからね。」


木ノ葉「巴瑞季は凄く大変そうね。次桃子。」

桃子「私は利己さんのお世話してます。」

好美「桃子さんは利己さんのお世話を進んで行ってるから私も見習わなくちゃ。」

木ノ葉「桃子も凄くたくましいよ。次美織。」

美織「利己さんは時々おしっこを漏らすのよね。」

利己「そうだけど。」


美織「私は時々・・・・。」

美七穂「美織さん時々何?」

美織「私は22歳になった今でも時々う〇ちを漏らします。しかも大きな大きなう〇ちを漏らします。」


巴瑞季「なので私が美織さんのお世話をしてます。」

桃子「美織さんがう〇ちを漏らした時はパニックになるのよね。」

木ノ葉「巴瑞季さんが自ら美織さんの世話してるから本当に逞しいしありがたいね。

次愛美。」


愛美「私はお風呂へ月3回しか入りませんしシャワー浴びたりしません。」

美七穂「そのわりには体も頭も臭くないね。」

愛美「香水でごまかしてます。」


木ノ葉「愛美が香水臭いのは何故か分かった。最後萌花。」

萌花「実は私もおならばかりします。」

桃子「萌花さんのおならはそんなに臭くないね。」


萌花「美奈穂さんよりはね。」

美奈穂「萌花さん、何だったら私のおなら嗅いでみる?」

萌花「遠慮します。」


僕は大海原クイーンズのメンバーの意外な一面があることを知った。

僕が一番大好きな戸町 巴瑞季は魔法使い。

次に好きな彼岸花 美織は時々う〇ちを漏らす。

アイドルはトイレ行く暇がないほど忙しいのか。


翌朝僕は何時ものとうり株式会社オーウービーへ出勤。

僕はこの日から邪魔者扱いににされなくなった。

社内にいる人間は僕の事無視してる。

僕はこれ以上嫌がらせを受けるのは限界なので

株式会社オーウービーを退職する事に。

これが正解だった。


僕は職探しをするためハローワークへ。

運よく直ぐに仕事見つかった。

僕が転職する会社は、株式会社 登也。

株式会社 登也はどんな会社なのか。

時給は900円と株式会社オーウービーより高い。


僕は株式会社 登也へ転職してから人生が変わった。

株式会社 登也では株式会社オーウービーと違って人が自然と寄ってくる。

いい仕事も増えるので働きやすい。

株式会社 登也は夢ヶ丘会館の目の前に存在。

僕は株式会社 登也ではパソコンの仕事をしてる。

書類制作やデーターの管理を任される。


半年後僕は出世して正社員に。

僕は例え出世しても初心を忘れることはない。


入野「おう、君は最初から正社員になるべきだったんだよ。君が作った書類大好評だ。この調子で頑張ってくれ。」

僕「はい。」


僕は失敗を最小限にしてるのでその辺も高く評価されてる。

僕の労働時間は朝9時から夜6時までの8時間労働。

僕は今のところここでの仕事を苦に思ったことはない。


僕はインターネットを始めた。

僕が契約したネット会社は、大海原ネット。

月々の利用料金はスマートフォンとパソコンとテレビ込みで15000円。

しかも無線ルーター付き。

僕はインターネット始めたので思い切って大海原ネットで

スマートフォンとパソコンを購入。


大海原ネットではスマートフォンとパソコン両方買うとネット代が安くなるので

思い切って購入した僕。

スマートフォンとパソコンまとめて25万円。

早速パソコンで大海原動画配信サービスで大海原クイーンズの動画を見た。


{ピーンポーン}


僕「誰だろう?」


僕はドアを開けた。するとドアの向こうに僕が大好きな戸町 巴瑞季と

彼岸花 美織が。


巴瑞季「初めましてこんばんわ。大海原クイーンズの戸町 巴瑞季です。

よろしくお願いします。」

僕「えっ、初めまして・・。」

美織「初めまして大海原クイーンズの彼岸花 美織です。半年前に夢ヶ丘会館のライブ見に来てくれましたよね。」


僕「そうでしたね。僕の名前は西尾 浩太です。よろしくお願いします。」

巴瑞季「西尾 浩太さんですね。実は私半年前のライブの後の握手会の時・・。

西尾さんに恋しちゃいました。」


僕は最初は聞き間違えたかと思ったが彼女は本気のようで。


巴瑞季「あのう西尾さん、私と美織さんがここに遊びに来てもいいですか?」

僕「僕はいいですよ。でも仕事が忙しくありません。」

美織「休日の前日の夜とか大丈夫ですか?私達の公休日は土日ですけど。」

僕「僕も土日休みです。全然いいですよ。」

巴瑞季「よかった。じゃあ金曜日の夜と土日に西尾さんのアパートへ遊びに行きますね。」


僕は夢でも見てるのかと思い彼女達が帰った後・・。


僕「いてっ、やはり現実か。まさか戸町さんが僕に恋してたとはな。」


何故アイドルの2人の彼女が僕に恋したのか謎が深まるばかり。

僕は2人のアイドルに恋されてから仕事が恐ろしいくらい順調。

戸町 巴瑞季と彼岸花 美織の魔力に取り憑かれたのか。

金曜日の夜、戸町 巴瑞季と彼岸花 美織は約束どうり僕のアパートへ来た。


僕「巴瑞季さんと美織さん。」

巴瑞季「やっほー、今仕事から帰ったところ?」

僕「そうだよ。」

美織「何か手伝うよ。」


巴瑞季さんと美織さんが家事を手伝ってくれたので大助かり。

巴瑞季さんと美織さんは人懐っこい。

巴瑞季さんは何を思ったのか僕の膝の上に座った。


巴瑞季「ごめんねいきなり膝の上に座っちゃって。」

僕「巴瑞季さんいきなり膝の上に・・。まいっか。」


巴瑞季さんの感触は凄くたまらない。

2人とも甘えん坊で手がかかるがアイドルに懐かれてとても幸せ。

僕はどんどん出世して課長、部長、終には副社長に。

ここまで出世したのはアイドルの巴瑞季さんと美織さんのおかげ。

巴瑞季さんと美織さんの魔力は凄すぎる。

落ちこぼれだった僕をここまで出世させたのだから。


僕「巴瑞季さん!」

巴瑞季「西尾さんは副社長になったのね。おめでとう。」

僕「ありがとう。ところで何でここに来たんだ?」

巴瑞季「私は大海原クイーンズのメンバーで、大海原クイーンズの宣伝するため

この会社に来たのよ。」


僕「君1人だけなの。」

巴瑞季「心配しなくても、美織さんも来てるよ。」

美織「西尾さん、副社長就任おめでとう。」

僕「ありがとう。本当にありがとう。」


実はこの日大海原クイーンズのメンバーはオフィスや飲食店など宣伝に来たのだ。

この日は巴瑞季さんと美織さんも大忙し。


僕「大海原クイーンズのみんな凄く大変だな。」

磯谷「西尾君、君は彼女達の事知ってたのかね?」

僕「はい社長、半年前握手会で仲良くなりまして。」

磯谷「いやいや一言言ってほしかった。西尾君は大海原クイーンズのメンバー達と

仲良しだったんだね。」


社長も僕と巴瑞季さんと美織さんが凄く仲がいいことを知ってびっくり。

僕はアイドルに懐かれてとても幸せ。

何度も言うが落ちこぼれだった僕が副社長になれたのも巴瑞季さんと美織さんのおかげ。巴瑞季さんと美織さんの魔力は凄すぎる。

美織さんは時々う〇ちを漏らすらしいが僕が気付いた時は僕が世話。


巴瑞季さんはトーク番組で自分の事を魔法使いだと言ってた。

巴瑞季さんは本当に魔法使いなのか。

巴瑞季さんの魔法は本格的らしいが。


美織「西尾さん、今忙しい?」

僕「今休憩中だよ。」

美織「巴瑞季さんと私は今賃貸マンションで生活してるの。

家賃が結構高いから安くて良いところに引っ越そうかなと考えてるんだけど。」

巴瑞季「西尾さんはアパートで1人暮らししてるでしょう。」

僕「そうだよ。近いうちに一途建の家を買おうかと思ってるんだ。」


美織「新築それとも中古?」

僕「そうだな。中古の家を買おうと考えてる。新築は結構高いからな。」

巴瑞季「西尾さんは翌月から信じられないほどの高収入を得られるかも。

だから私は新築の家を買う事をお勧めだね。」

僕「えっ、なんだって?」

巴瑞季「だって西尾さんが副社長になってから株式会社 登也の株価がが急上昇

してるし。ほら。」


僕「ほ、本当だ。もしかして巴瑞季さん株取引してるの?」

巴瑞季「ピーンポーン大当たり、私は株を売買して副収入を得てるの。」

美織「私はアイドルしながらブティック運営してるの。」

僕「そうか、美織さんはアイドルしながらブティック!」

美織「そう、私はブティック運営してるの。今のところ順調だけど。」


〔【遠い‐比較】からの情報

「ブティック」とは? 「ブティック」 とは、フランス語の ブティックに由来する外来語です。 洋服を売っているお店というイメージの方もいるでしょうが、フランス語では 「小売店」 というような意味合いになり、洋服についての意味は含まれません。 ですが日本では、洋服を売っているお店、しかも高級なものを売っているお店という意味で定着しています。 量販店には 「ブティック」 と付けられることは少なく、しかも由来するのがフランス語であることから、街で 「ブティック」 を見かけることは多くはありません。 そのような部分が、さらに高級なイメージを強く定着させています。〕


美織さんは2年前から事務所の隣のテナントでブティックを運営。

経営状況はかなり順調で事務所関係者だけではなく、一般人、タレント、女優などが

美織さんのブティックで買い物するらしい。


巴瑞季さんだけど株取引とアイドルだけではなく何と小説家。

美織さんも巴瑞季さんも毎日ハードなスケジュールではないか。


僕「巴瑞季さん、美織さん。」

巴瑞季「お帰り。」

僕「今日何故来たんだ。」

美織「今日ね、偶々いい土地があったから情報届けに来たの。」

僕「どれどれ。おう、なかなかいい立地じゃないか。大海原不動産が扱ってるのか。

今週の土曜日に大海原不動産へ行こう。」


土曜日僕は巴瑞季さんと美織さんと一緒に大海原不動産へ。


向日葵「あのう、物件お探しでしょうか?」

僕「えっ、あのうこの広告を見てきたのですが。」

向日葵「この土地ですね。今なら現在の価格より20パーセント安く買えますよ。」


僕が巴瑞季さんと美織さんに勧められて購入を考えてる土地は

日浦町5丁目の300坪の土地。

売値は5000万円。


大海原不動産によると今なら20パーセントオフの4760万円で購入可能。

僕は思い切って購入する事に。

何故なら巴瑞季さんと美織さんの魔力のおかげでここまで出世して

今では月収税金や保険などを除いて1750万円だから。


巴瑞季「西尾さん、本当に思い切ったね。」

僕「まあ、現地見た時立地もよかったし広々してたからな。」

美織「あの土地は大きな家を建てるのに凄く向いてそうよ。」

僕「そうかな。」


僕はローンを組んで早速購入した日浦町5丁目の土地に家を建てる事に。

大海原不動産の紹介で僕の家を作ってくれる建築業者は夢乃丘工務店。

夢乃丘工務店は1級建築士の集まり。

僕が希望する家は建坪200坪の地下室2階付きの3階建て。

完成するのは2年後。2年後が楽しみだ。


巴瑞季「西尾さん、株式会社 登也で働く前は株式会社オーウービーで働いてた

でしょう。」

僕「そうだけど。どうした。」

美織「株式会社オーウービー今日倒産したみたいね。」

僕「えっ、嘘だろ。本当だ。」


僕がネットで調べたら

偶然にも以前働いてた株式会社オーウービーが倒産したという記事が。


巴瑞季「この会社顧客から凄く嫌われてたらしいね。」

僕「この会社は凄く嫌な会社だったしな。」

美織「評判が悪かったんだから倒産するのも無理ないか。」

巴瑞季「パワハラもありセクハラもあったらしいよ。」


アパートへ帰ると今度は美織さんが膝の上に座った。


僕「美織さんも甘えんぼだな。」

美織「よく言われるね。西尾さんは女の子に凄く優しいからモテるんじゃない。」

僕「あまり持てない方かな。」

巴瑞季「西尾さん、恋人がここに2人いるでしょう。」

僕「君達2人はアイドルだろう。」


巴瑞季「西尾さん、例えアイドルでも恋する事あるのよ。」

美織「西尾さんは凄い社長さんになれると思うわ。」

僕「そ、そうかい。」


そう巴瑞季さんが言うとうりアイドルでも恋する事ある。

巴瑞季さんは魔法使いだけど美織さんは何だろう?

僕は昼休みの時も巴瑞季さんと美織さんの事を考えた。

いずれにしても2人とも僕に本気に恋してる。


大海原クイーンズのメンバーはとにかく明るく勢いがあるメンバー。

大海原クイーンズのメンバーの事どんどん深堀してみたい。


巴瑞季「え?私達大海原クイーンズのメンバーの事深堀したいって。」

美織「大歓迎だよ。」

木ノ葉「初めましてあなたが株式会社 登也の副社長西尾 浩太さんですね。

私は大海原クイーンズのリーダー坂之上 木ノ葉です。よろしくお願いします。

それと大海原クイーンズのメンバーの戸町 巴瑞季さんと彼岸花 美織さんが

何時もお世話になってます。」


僕「いやいや、僕の方がお世話になってる方だよ。」

巴瑞季「木ノ葉さんが来るなんて想定外だったけど。まいっか。」

美織「木ノ葉さんスケジュール大丈夫?」

木ノ葉「スケジュール全然大丈夫だよ。」


僕も大海原クイーンズのリーダー坂之上 木ノ葉までも来ることは想定外。

僕は思った。もしかしたら大海原クイーンズのメンバー全員が魔法使いなのでは。

美織さんは時々う〇ちを漏らすというが今のところ僕の前では漏らしてない。

副社長の仕事は忙しいはずだが僕の場合どんなに多くても定時で終わる。


巴瑞季さんと美織さんが金曜日の夜、土日に僕のアパートへ遊びに来るし

2人とも結構甘えてくるが何故か苦にならない。

やはり巴瑞季さんと美織さんには特別な魔力が存在してる。


僕「君たちに甘えられると何故か出世するな。」

美織「私達の事?」

僕「そうだよ。君たちには凄い魔力が備わってるじゃないか。

もし僕が君たちに出会えなかったら一生孤独だったかもな。」

巴瑞季「今更だけどいうね。西尾さんは一切悪いことしてないから。

悪い事してたのは西尾さんを貶してた金森 亮という正社員。」


僕「もしかしてあの時、何かしてた金森さんが。」

美織「その金森さんなら今刑務所にいるよ。顧客の情報を悪用したみたいね。」

僕「美織さんも凄い。」


美織さんの情報収集能力も半端なく凄い。

後日のトーク番組で巴瑞季さんと美織さんが副社長の僕に恋してることを公開。


木ノ葉「みなさんこんにちわ、大海原クイーンズのトーク番組始まり始まり。

今日は巴瑞季さんと美織さんが株式会社 登也副社長と付き合ってることについて

話したいと思います。」

本江「株式会社 登也って凄く大きい会社でしょう。

巴瑞季さんと美織さんが株式会社 登也の副社長と付き合ってるなんて。」


好美「巴瑞季さんと美織さん、いつから株式会社 登也の副社長と付き合ってるの。株式会社 登也の副社長の副社長は確か。」

巴瑞季「西尾さんです。」

桃子「西尾さんって元々株式会社 オーウービーで働いてた人でしょう。」

小豆「株式会社 オーウービー昨日倒産したらし。」


美織「そうなのよ。結構評判が悪かったらしいよ。」

愛美「巴瑞季さんと美織さん今付き合ってる西尾さんはどんな人?」

巴瑞季「凄く優しいし私と美織さんの事信じてくれる心の広い人だよ。」

利己「巴瑞季さんと美織さんはいいな彼氏がいて。私は時々おしっこを漏らすからモテないのよ。」


美織「私は時々う〇ちを漏らすけど受け入れてもらったよ。

利己さんもきっといい彼氏が見つかるよ。」

利己「そうかな。」

萌花「巴瑞季さんはモテてもおかしくないけど。何故美織さんもモテたのかな?」

美七穂「美織さんも魔法使いだからじゃない。」


美織「私が、まさか。でも情報収集なら得意だよ。」

木ノ葉「美織さんの情報は凄く役立ってるからね。」

{ブォォォォ}


美七穂「ごめんなさ~~~い。」

萌花「美七穂さん臭いって。」

愛美「美七穂さん身は出てないよね。」

美七穂「出てないよ。」


僕は大海原クイーンズのライブに必ず行く。

大海原クイーンズの巴瑞季さんと美織さんのおかげで出世できたのだから。


巴瑞季「西尾さん、毎回私達大海原クイーンズのライブに来ていただき本当にありがとうございます。何だったら写真撮らない。」

僕「毎回すまないな。」


金曜日の夜巴瑞季さんと美織さんが僕のアパートへ。


美織「西尾さんこんばんわ。お仕事お疲れ様。」

僕「巴瑞季さんと美織さんトーク番組の時僕の事話したね。」

巴瑞季「ごめんなさい。でも大海原クイーンズのメンバー全員に西尾さんが凄く優しい事教えたから。」


僕はアイドルは大変だなと思った。

巴瑞季さんと美織さんはもちろん、大海原クイーンズのメンバー全員アイドル活動

とても順調。僕は彼女たちを積極的に応援。


巴瑞季「にーしーおさん。」

僕「おう、巴瑞季さんと美織さん。凄く大活躍してるじゃないか。」

美織「まあね。アイドルは普段は忙しいから。」

美七穂「あなたが株式会社 登也の副社長の。」

僕「初めまして株式会社 登也の副社長 西尾 浩太です。宜しくお願いします。」


美七穂「私は大海原クイーンズのメンバーの大原 美七穂です。

こちらこそよろしくお願いします。」

僕「今日の衣裳いつもより派手だね。」

巴瑞季「今日は西尾さんに一早く新作の衣裳を見せようと思ってメンバー全員来ちゃったんだけど大丈夫?」


僕「お~~、メンバー全員揃うと迫力が違うな。」

木ノ葉「お久しぶりです西尾さん。」

桃子「初めまして大海原クイーンズの塚野 桃子です。」

愛美「樅ノ木 愛美です。」

萌花「畑内 萌花です。」


本江「大頭 本江です。」

小豆「博見 小豆です。」

利己「中沖 利己です。」

桃子・愛美・萌花・本江・小豆・利己「よろしくお願いします。」


僕「改めまして、初めまして株式会社 登也の副社長 西尾 浩太です。

こちらこそよろしくお願いします。」


彼女たちの派手な衣裳は今日出来たばかりのようだ。

2週間後のライブの時が楽しみだ。

2週間後予定どうり大海原会館大ホールで大海原クイーンズのライブが。

僕は大海原クイーンズのメンバー全員副社長の僕を凄く気に入ってる。

巴瑞季さんと美織さんだけど金曜日の夜と土日は僕を占拠する。


巴瑞季「西尾さん、2日前のライブどうだった?」

僕「巴瑞季さんハイテンションだったね。」

美織「まあ、巴瑞季さんは普段はおとなしいから。」

巴瑞季「美織さんはそう思うの。」

美織「だっていつもテンション低めじゃない。」


僕「確かに、でもメンバー全員歌もダンスもよかったよ。」

巴瑞季「ありがとう西尾さん。」

美織「大海原クイーンズのメンバー全員人の心を読めるのよ。」

僕「予知能力があるのか。」

巴瑞季「そうだよ。私達は特殊なアイドルだから。」


美織「大海原クイーンズのメンバーの中で凄い予知能力があるのはリーダーの木ノ葉さんだよ。99パーセント的中してるから。」

巴瑞季「次に私かな。西尾さん、大海原クイーンズのリーダー坂之上 木ノ葉さんこそ魔法使いなんだよ。私よりも凄いんだから。」

僕「巴瑞季さんも魔法使いだろ。という事はリーダー坂之上 木ノ葉さんは大魔法使いって事か。」


巴瑞季「そうなるね。木ノ葉さんいつの間に。」

木ノ葉「西尾さん、こんばんわ。」

僕「ちょうど君の事を話してたところだよ。」

美織「うん、やはり木ノ葉さんは大魔法使い。」

木ノ葉「巴瑞季さんは私の事大魔法使いだと思ってたの。そのとうりだけど。」


巴瑞季「木ノ葉さんもここで西尾さんとおしゃべりしない?」

木ノ葉「言葉に甘えようかな。」

美織「西尾さんお手洗い貸して。」

僕「いいよ。」

木ノ葉「美織さんがお手洗いに入ってる間に美織さんの事話そうかな。」


僕「美織さん、間に合ったか。」

美織「ギリギリセーフだった。」

巴瑞季「間に合ったのね。」

木ノ葉「美織さんは幼少期の頃から便意を感じにくい障がいを持ってたの。」

僕「美織さん一言言ってほしかったよ。」


美織「今まで黙っててごめんね。」

僕「謝る事はないよ美織さん。」

木ノ葉「西尾さんは本当は私達大海原クイーンズの全員が好きなんでしょう。」

僕「そのとうりだよ。」


木ノ葉「中でも一番好きなのは巴瑞季さん、次に美織さんだね。」

僕「木ノ葉さんの予知能力半端ないな。」

巴瑞季「美織さん賃貸マンションの事解決した。」

美織「未解決よ。家賃が高いから他探してるけどなかなか見つからないの。」


巴瑞季「私は一軒家で1人で生活してるの。お父さんが3年前に無理しすぎて過労死して、お母さんも去年心臓発作で亡くなったの。」

僕「巴瑞季さんは兄弟とかいないの?」

巴瑞季「いないね。私は1人娘だから。」

美織「寂しくない?」


巴瑞季「美織さん、私と一緒に一軒家で暮らそうよ。家賃はいらないから。」

美織「そんなの良くないよ。」

木ノ葉「巴瑞季さんが暮らして一軒家だけど築何年?」

巴瑞季「えーと築40年の平屋だよ。」


木ノ葉「賃貸だよね。」

巴瑞季「月6万円払ってるね。」

僕「巴瑞季さんと美織さん、ここで暮らさないか。」

美織「西尾さんがいいのなら。」


巴瑞季「西尾さん本気なの?」

僕「もちろん本気さ。ここで暮らせば家賃が浮くだろう。」

木ノ葉「巴瑞季さんと美織さん、西尾さんの言葉に甘えたら。」

巴瑞季「西尾さんありがとう。」


という事で巴瑞季さんと美織さんは翌月の1日に家賃を引き払い

僕のアパートへ越してきた。

この日から巴瑞季さんと美織さんとの同居生活が始まった。

巴瑞季さんと美織さんの荷物は意外と少なく。


僕「君達の荷物これだけ?」

美織「私達元々荷物が少ないの。」

巴瑞季「今日から大好きな西尾さんとずっと一緒にいられるから凄く幸せ。」

僕「そうかい。」


美織「私のお爺ちゃんが言ってたけど西尾さんの仕事は他の副社長よりもずば抜けて早いし丁寧なんだね。」

僕「美織さんのお爺ちゃんってもしかして?」


美織「株式会社 登也の理事長さん。」

僕「あの人だ。確か家の孫の面倒見てくれてとてもありがたいと言ってたよ。」

美織「お爺ちゃんの下の名前は 登也 だからね。株式会社 登也は私のお爺ちゃんの名前をとってできた会社だよ。」


僕「そうだったのか。」

巴瑞季「美織さんのお爺ちゃん凄い人だったのね。」


美織さんから衝撃的な話を聞いた僕は固まった。

翌日僕は何時ものとうり出勤。

巴瑞季さんと美織さんは今日も元気よくアイドル活動。

しかしこの後さらに衝撃的な話が待ち構えてる。































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