第2話 大海原クイーンズのリーダー 坂之上 木ノ葉の謎

僕は秘かに坂之上 木ノ葉の事も気になってた。

坂之上 木ノ葉は大海原クイーンズのリーダーでもあり大魔法使い。

毎日メンバー全員を束ねる。


木ノ葉「巴瑞季さんと美織さん」

巴瑞季「木ノ葉さん。」

美織「木ノ葉さんもしかして暇?」

木ノ葉「まあね、当分仕事がないし。」


萌花「私達当分仕事ないのですか?」

木ノ葉「あなた達は仕事あるわよ。仕事がないのは私だけだよ。」

小豆「どういう事ですか?」

木ノ葉「私は大海原クイーンズのリーダーだけど今まで仕事続きだったでしょう。」


桃子「木ノ葉さん今まで凄く大変でしたね。」

美七穂「木ノ葉さんどうしたの?」

木ノ葉「私しばらく休む事にしたの。その間巴瑞季さんと美織さんの大好きな西尾さんとお付き合いしようかな。」


巴瑞季「西尾さんは私と美織さんのものだよ。」

美織「西尾さんも仕事が忙しいから夜くらいしか出会えないよ。」

木ノ葉「なーるほどね。」


木ノ葉さんは巴瑞季さんと美織さんから僕を奪い取ろうとしてるのか。

夜木ノ葉さんが僕のアパートへ


僕「あれ、木ノ葉さん今日仕事は?」

木ノ葉「こんばんわ、私当分仕事休むことにしたの。

ライブとかないし暇になるね。」

僕「トーク番組は?」

木ノ葉「トーク番組も当分ないよ。」


僕「当分か。巴瑞季さんと美織さんは大海原動画配信サービスで大活躍してるみたいだぞ。木ノ葉さんはどうなんだ。」

木ノ葉「私の場合人気になりすぎて私が動画を上げるとすぐ再生回数が1億回超えるわよ。巴瑞季さんと美織さんも近いうちに私みたいになると思うわ。」


僕「えっ、木ノ葉さんが動画を上げると再生回数1億回!。」

木ノ葉「あらー、巴瑞季さんと美織さん帰って来ちゃったの。」

巴瑞季「木ノ葉さん、西尾さんと何話してたの?」

木ノ葉「大海原動画配信サービスで私の動画を配信すると再生回数がすぐ1億回に達することを話してたの。」


美織「木ノ葉さんは凄く人気者だからね。」

木ノ葉「心配しなくても巴瑞季さんと美織さんも私みたいに人気過ぎるようになるからね。」

巴瑞季「そう思う木ノ葉さん。」


木ノ葉「だって2人とも笑顔が凄く素敵じゃない。」

僕「言われてみればそうかも。」

巴瑞季「西尾さん、ここまで頑張れたのも西尾さんのおかげだよ。」

美織「西尾さんに出会えなかったら途中で挫折してたかも。」


木ノ葉「2人とも弱音を吐かないの。私だって一度挫折しそうになったけど

今は天国だよ。」

美織「なのになぜ当分休むの?」

木ノ葉「凄く疲れたから。」


巴瑞季「木ノ葉さん今までずっと頑張ってきたんだから少しくらい休んでもいいと私は思うけど。」

美織「木ノ葉さん、ゆっくりしてね。」


人気過ぎる木ノ葉さんも僕に甘えたいのかもしれない。

木ノ葉さんの人気は今でも衰えず急上昇中。


巴瑞季「木ノ葉さんずっと働き詰めだったんだね。」

美織「だから凄く疲れてたんだ。」美七穂穂「木ノ葉さんが当分休むって本当?」

巴瑞季「凄く疲れたんだって、本人が言ってた。」


桃子「木ノ葉さん無理しすぎたんじゃない。」

小豆「巴瑞季さんと美織さん、西尾さんとのお付き合い順調?」

巴瑞季「凄く順調よ。とても優しい副社長だからね。」

美織「西尾さんは私のお爺ちゃんとも相性がいいのよ。」


萌花「そうなの!美織さんのお爺ちゃんって株式会社 登也の理事長さんだよね。」

利己「あーん、また漏らしちゃった。」

桃子「もう利己さんったら仕方ないんだから。」

愛美「美織さんは大丈夫?」


美織「今のうちにトイレ行っとこうかな。」

巴瑞季「美織さんはなんとなく面白いね。」

本江「巴瑞季さんもだけど美織さん凄くユニークだね。」

美織「みんなそう思う?」


利己「だって巴瑞季さんと美織さん凄くかわいいもん。」

巴瑞季「ありがとう利己さん。」

愛美「木ノ葉さん大丈夫かな。」

巴瑞季「木ノ葉さんなら大丈夫よ。私の大好きな西尾さんのアパートへ遊びに行くほど元気だから。」


愛美「そうなの。」

美七穂「木ノ葉さんにはいっぱい謎が多いかも。」

巴瑞季「私も思ってた。」

美織「木ノ葉さんは大魔法使いなんでしょう。」


巴瑞季「そうだよ。木ノ葉さんは例え休みでも私達の事見てないようで見てるから。魔法でね。」

萌花「うん、さっきから木ノ葉さんの気配がするよね。」

美織「巴瑞季さんが言ったでしょう。木ノ葉さんは私達の事魔法で見てるって。」


夜、木ノ葉さんはとある廃墟へ向かった。

問題の廃墟は山奥に存在する。

木ノ葉さんはこの廃墟で何かするのか?


木ノ葉「随分荒れてきたね。ここは元々10年前に亡くなったお爺さんの家だったね。柱と梁はしっかりしてるから改装すれば使えそうね。」

巴瑞季「木ノ葉さんこんなところで何してるの?」

木ノ葉「巴瑞季さん、今日は1人なの?」


巴瑞季「そうよ。美織さんは西尾さんに預けてきたわ。木ノ葉さんが夜に廃墟へ行くのは変だなと思ってついてきたの。」

木ノ葉「心配してくれてありがとう。巴瑞季さんこの家は私の親戚のお爺さんが1人で暮らしてた家なの。10年前の2月に125歳で亡くなったけど。」

巴瑞季「木ノ葉さんの親戚のお爺さんが125歳まで生きてたの。凄いわ。」


木ノ葉「この家に住んでた親戚のお爺さんは物知りで凄く優しかった。」

巴瑞季「じゃあこの家の今の持ち主はだれなの?」

木ノ葉「私よ。親戚のお爺さんが亡くなる3ヵ月前にこの家をもらったんだ。」

巴瑞季「リフォーム工事しなければいけないんじゃ。」


木ノ葉「私は大魔法使いだから、魔法でリフォームするわ。」

巴瑞季「わーい、完成が楽しみ。でっいつリフォームするの?」

木ノ葉「今からするのよ。」

巴瑞季「えっ今から。まあ木ノ葉さんは大魔法使いだからね。」


巴瑞季さんは魔法で親戚のお爺さんからもらった家をリフォーム。

魔法での家のリフォームは1時間で終了。

巴瑞季さんは何が起きたのか分からずじまい。


巴瑞季「あっという間に新築同様の家に生まれ変わったね。」

木ノ葉「これが大魔法使いの力だよ。分かった巴瑞季さん。」

巴瑞季「木ノ葉さんは本当に大魔法使いだったのね。」

木ノ葉「巴瑞季さん内見する。」

巴瑞季「いいの。じゃあ言葉に甘えるわ。」


巴瑞季さんは木ノ葉さんとリフォームしたばかりの家を内見。


巴瑞季「外から見たらこじんまりし見えたけど中は凄く広いね。」

木ノ葉「ここは元々親戚のおじいさんが1人で暮らしてた家だよ。」


木ノ葉さんが魔法でリフォームした家は凄く頑丈で地震・台風などが来てもびくともしない。


美織「巴瑞季さんお帰り。」

僕「木ノ葉さんはどうだった?」

巴瑞季「凄く元気だったよ。」

僕「そうか。でも木ノ葉さんは何故活動を休止したんだ。」


巴瑞季「木ノ葉さん凄く疲れたんだって。」

美織「木ノ葉さんは昨日まで凄く頑張ってたね。」

巴瑞季「そうね、まあ、しばらくゆっくり休むのもありかな。」


僕は仕事で何故か出世しまくり。

巴瑞季さんと美織さんの魔力はどこまで凄いのか。

僕は仕事から帰るとかなりへとへとになる。


巴瑞季「お帰り、仕事どうだった?」

僕「いやいや今日は凄く忙しかったよ。おかげさまでへとへとだよ。」

美織「これ飲んでみる。」

僕「なんだこれ?」


美織「魔法のドリンク、それ飲んだら元気になるよ。」

僕「なんだって?」

巴瑞季「まあ騙されたと思って飲んでみて。」

僕「じゃあいただきます。おっあっさりして飲みやすかったぞ。んっ、本当だ。

魔法のドリンク飲んだら元気になったぞ。」


美織「でしょう。魔法のドリンク実は私が作ったの。」

僕「そうだったのか。美織さん凄いじゃないか。」

巴瑞季「西尾さんご飯が先お風呂が先?」

僕「ご飯先食べるか。」


美織さんが作った魔法のドリンクはどっちかといえばココアに近いかな?

僕には2人の恋人がいる。

2人嫁にもらう事になるが悔いはない。

何故なら僕はある意味 巴瑞季さんと美織さんに助けてもらってるから。


僕「巴瑞季さん昨日、木ノ葉さんと何所へ行ったんだ?」

巴瑞季「木ノ葉さんの元々親戚のお爺さんが住んでた家へ行ったよ。

木ノ葉さんの親戚のお爺さんは10年前に亡くなったらしくその日以来廃墟になってたみたい。でも昨日木ノ葉さんがその家を魔法でリフォームしたのよ。

リフォームにかかった時間はたった1時間だったよね。」


僕「えっ、たった1時間で家をリフォーム。まさかだよ。」

美織「木ノ葉さんは大海原クイーンズのリーダーでもあり大魔法使いだからあり得るかもね。」

僕「そうだったな。たった1時間でリフォームか。凄すぎるな。」


美織さんが言ったとうり木ノ葉さんは大魔法使い。

大魔法使いである以上魔法さえ使えば何でもできるのかもしれない。

巴瑞季さんも魔法使いだけど木ノ葉さんほど優れた魔法は使えないようだ。


僕「木ノ葉さんは普段はどうしてるか知ってる?」

美織「定期的に私のブティックでショッピングしてるね。」

巴瑞季「木ノ葉さんは普段は魔法の技術磨きしたり、散歩したり。

休日にはショッピングするね。それと木ノ葉さんは映画も好きだよね。」


僕「なーるほど、普段は魔法の技術磨き以外は普通の女の子か。」

木ノ葉「西尾さん、私は確かに見た目は普通の女の子だよ。」

美織・巴瑞季「木ノ葉さん。」

木ノ葉「巴瑞季さんが言った事全て本当だからね。」


僕「木ノ葉さんは大魔法使いなんだよな。」

木ノ葉「そうだけど。このアパートも魔法で新築同様にできなくもないよ。」

僕「その辺は大家さんに。」

巴瑞季「西尾さん、木ノ葉さんのお父さんがこのアパートのオーナーなのよ。」


僕「えっ、まじか~~~。木ノ葉さん一言言ってよ。」

木ノ葉「という事よ。家のお父さんには一言伝えておいたから何時でもリフォームできるよ。」

美織「西尾さん、2年後には新しい家ができるのでしょう。今のままで我慢しない?」


僕「という事なのでリフォームはしなくていいよ。」

木ノ葉「分かったわ。」


そう僕は2年後には新築の家へ引越しする。

それを考えるとアパートを出るまではリフォームは必要ない。

木ノ葉さんは僕と巴瑞季さんと美織さんは相性がいいから一生幸せに暮らせると予想してる。


木ノ葉「西尾さん、巴瑞季さんは純粋な魔法使い、美織さんは純粋な情報屋だから西尾さんを不幸にするはずがないから安心してね。」

僕「純粋な魔法使いと純粋な情報屋か。」

巴瑞季「ねえねえ西尾さん、私は魔法使いだから何かしようか。」


僕「そうだよな。どんな魔法使えるんだ。」

巴瑞季「私の場合、魔法で物を動かしたり、人の心も他の動物などすべての物の心を読み込めるのよ。誰がどう思ってるか直ぐ分かるね。」

美織「巴瑞季さんは人の悪い心を払い除ける事もできるのよ。」


僕「どうりでいつも幸せでいられるのか。」

美織「西尾さん明日は仕事かなり増えるよ。」

僕「まじか。」

木ノ葉「西尾さんなら大丈夫だよ。」


僕「あれ、木ノ葉さんの声がしたのに木ノ葉さんの姿が見当たらないぞ。」

巴瑞季「あはっ、西尾さん、木ノ葉さんはいつも魔法で私達の事も西尾さんの事も見てるのよ。」

僕「魔法で?」


巴瑞季「そう、魔法でね。」

美織「木ノ葉さんの監視能力凄いんだから。」


僕は木ノ葉さんは尋常じゃないほど優れた大魔法使いだと確信。

それにしても大海原クイーンズのメンバーは特殊。


木ノ葉「西尾さん・巴瑞季さん・美織さん。ご無沙汰やね。」

僕「木ノ葉さん、いつの間に。」

巴瑞季「木ノ葉さん、私達も木ノ葉さんの事もっと知りたいな。」

美織「木ノ葉さんお願い。」


木ノ葉「私の事まだまだ知りたいのね。分かったわ。」

巴瑞季「無理言ってごめんね木ノ葉さん。」

木ノ葉「いやいや、全然お安い事だよ。私は人間界で生まれたかのように思われてるけど実は違うの。」


美織「木ノ葉さんは人間界で生まれたわけではないの。」

僕「えっ、じゃあどこで木ノ葉さんは生まれたのだ?」

木ノ葉「魔法界、つまり魔法の世界で生まれたの。」

僕「どうりでハイテクな魔法を使うことができるのか。」


美織「木ノ葉さんの両親は人間界にいるの。」

木ノ葉「いないよ。私の両親は魔法界にいるの。」

僕「それ初耳だぞ木ノ葉さん。」

巴瑞季「じゃあ、木ノ葉さん1人が魔法界から人間界に来たの。」


木ノ葉「そのとうりよ。魔法界には私のお姉さんとお兄さんもいたよ。」

僕「木ノ葉さん質問していいか?」

木ノ葉「大歓迎だよ。」

僕「木ノ葉さんが人間界へ行く時家族は反対しなかったのか。」


木ノ葉「実は私は本来は人間界で生まれるはずだった女の子。

だから私だけは人間界へ行くことになったの。

私の家族は私だけでも人間界で活躍してほしいから私を人間界へ送ったのよ。」

巴瑞季「そうだったの。」


美織「木ノ葉さん家族と離れて寂しくない?」

木ノ葉「私の事魔法界の家族が見ていないようで見てるから1人でも大丈夫なんだよ。魔法でね。」

僕「そうだったのか。」


僕は木ノ葉さんの真実を知った。

巴瑞季さんと美織さんはもちろん人間界で生まれた女の子。


僕「みんな来てたの?」美七穂穂「西尾さん久しぶり。忙しそうね。」

僕「もうすぐ終わるよ。今日は本当に忙しかったな。」

桃子「西尾さん、木ノ葉さんがこう言ってたよ。」


萌花「西尾さんは心の魔術師だってね。」

僕「そんなことないと思うけど木ノ葉さんはそう思ってたのか。」

利己「西尾さん、私達は大海原動画配信サービスのアイドルだから何時でもコラボできるよ。」

僕「なるほどね。」


何時かは大海原動画配信サービスで大海原クイーンズとのコラボも検討してる。

僕は副社長仕事は忙しいけど凄くやりがいがある。


巴瑞季「木ノ葉さん。」

木ノ葉「2人とも西尾さんとの生活順調かな?」

美織「とても順調よ。木ノ葉さんは何時頃復帰するの?」

木ノ葉「来月の頭くらいには復帰するわ。」


巴瑞季「メンバー全員木ノ葉さんがいなくてとても寂しかったよ。」

木ノ葉「もうみんな寂しがり屋なんだから。」


木ノ葉さんは大魔法使いでもあり大海原クイーンズのリーダー。

大海原クイーンズにとって木ノ葉さんは欠かせないのだろう

来月の頭木ノ葉さんは大海原クイーンズへ復帰。


愛美「木ノ葉さん、帰ってきたのね。寂しかったよ。」

木ノ葉「ただいま、私がいない間みんな寂しがってたらしいけど。」

利己「みんな木ノ葉さんがいなくてとても寂しかったんだから。」

巴瑞季「木ノ葉さんは凄すぎるんだよ。」


美奈穂「大魔法使いだからね。」

美織「木ノ葉さんまた凄い事したの?」

巴瑞季「荒れ果てた家を魔法でたった1時間で新築同様にリフォームしたのよ。

証拠の写真がこれよ。」


桃子「すご~~い、この家1時間でリフォームしたの。」

愛美「普通なら半年以上かかるね。」

木ノ葉「私は魔法を使えばできない事ほとんどないわよ。」


何度も言うが木ノ葉さんは大魔法使い。

木ノ葉さんは魔法を使えば問題解決のようだ。


那留妃「木ノ葉。」

木ノ葉「お母さん。」

那留妃「人間界での生活は順調みたいね。」

木ノ葉「凄く順調よ。」


那留妃「でも、いずれはあなたは魔法界へ帰らなくてはいけませんよ。」

木ノ葉「言われなくても分かってるわよ。」

層雲「木ノ葉は何時まで人間界にいるつもりかな?紹子と陸夫が寂しがってるぞ。」

木ノ葉「私はまだまだ人間界にいるつもりよ。人間界でも凄く楽しい日々を過ごしてるから安心してね。」


層雲「分かった。」

那留妃「あなたは人間界でも人気なのね。気が向いた時魔法界に帰って来なさい。

家族全員あなたが帰ってくるのを待ってるから。」

木ノ葉「分かった、気が向いた時にね。」


後日魔法界から木ノ葉さんの兄と姉が。


紹子「木ノ葉久しぶりね。あまりにも寂しいから来ちゃった。」

木ノ葉「紹子お姉さんと陸夫お兄さん元気にしてた。」

陸夫「木ノ葉は人間界でアイドルグループのリーダーを務めてるのか。」

木ノ葉「そうだよ。私は大海原クイーンズのリーダーを務めてるの。」


陸夫「木ノ葉は小さかった時は凄く甘えんぼだったよな。」

木ノ葉「そうだったね。特にお兄さんによく甘えてたよね。」

紹子「木ノ葉が小さい頃は本当に手がかかったよね。

今では手がかからなくなったから少し寂しいな。」


木ノ葉「お姉さんとお兄さんは魔法界で何してるの?」

陸夫「俺は魔法界では俳優を務めてるよ。」

紹子「私は魔法界では女優を務めてる。」

木ノ葉「お兄さんが俳優でお姉さんは女優か。」


陸夫「アイドルもいいじゃないか。結構儲かるのだろう。」

木ノ葉「人気になりすぎるから少し休んでたの。」

紹子「木ノ葉は無理しやすい女の子だからあまり無理しないでね。」

木ノ葉「分かってるわよ。」


木ノ葉さんはお兄さんとお姉さんにとても大事にされてるようだ。

僕は1人息子だからちょっと寂しい。

お父さんは3年前に90歳で他界して、お母さんは去年92歳で他界。

今はアパートで巴瑞季さんと美織さんと一緒に生活してるので寂しくない。


巴瑞季「おはよう6時だよ。」

僕「起こしてくれてありがとう。」

美織「今日はプレゼンがあるのでしょう。」

僕「おう、忘れるところだった。」


僕のプレゼンは無事成功。

ここまで出世できたのは大海原クイーンズのメンバーの

巴瑞季さんと美織さんのおかげ。


木ノ葉「西尾さん、巴瑞季さんと美織さんとの同居生活順調?」

僕「こわいほど順調だよ。」

木ノ葉「巴瑞季さんは純粋な魔法使い、美織さんは純粋な情報屋だからね。

上手いこといくはずだわ。」


僕「ちょっと失礼な事聞くけどいいかい?」

木ノ葉「全然大丈夫よ。」

僕「木ノ葉さんには恋人いないの?」

木ノ葉「私に恋人はいないね。

私は魔法界にいるお兄さんとお姉さんが大好きだから。」


僕「兄弟愛か。」

木ノ葉「西尾さんは兄弟いるの。」

僕「僕は1人息子だからいないよ。」

木ノ葉「そうなの。」


木ノ葉さんは何を思ったのかいきなり僕の膝の上に座った。


木ノ葉「なるほど巴瑞季さんと美織さんは西尾さんの膝の上が凄く気持ちい事知ってたんだ。」

僕「木ノ葉さんいきなり膝の上に座ると困るよ。」

木ノ葉「私重い?」

僕「若干重いかな。」


木ノ葉「私は何れは魔法界へ帰らなくてはいけないの。

そこで大海原クイーンズの新しいリーダーを決めなくてはいけないけど西尾さんは

私の次に大海原クイーンズのメンバーの中で誰がリーダーにふさわしいと思う?」


僕「巴瑞季さんだな。巴瑞季さんは純粋な魔法使いだろう。」

木ノ葉「巴瑞季さんは私の次にしっかりしてるメンバーだから任せられそうね。」


木ノ葉さんは魔法界へ帰るつもりなのか。


僕「おう巴瑞季さんと美織さん僕も今帰ったところだ。」

巴瑞季「木ノ葉さん魔法界へ帰るつもりかな?」

美織「その辺が心配だけど。」

僕「木ノ葉さんは何れは魔法界へ帰るつもりのようだ。」


美織「木ノ葉さんが魔法界へ帰ると寂しくなるね。」

巴瑞季「まだまだ先の話でしょう。」

僕「だといいが。」


僕は巴瑞季さんならメンバーを束ねることができそうだと思ってる。

木ノ葉さんは魔法界へ帰るつもりだったが当面先送りに。

夜木ノ葉さんは魔法界から来た友人に出会った。


長野 雛27歳と山梨 知恵27歳。

この2人は魔法界にいた時木ノ葉さんと凄く仲が良かった。


木ノ葉「雛、知恵。」

雛「木ノ葉、木ノ葉だよね。会いたかった。

長い間会えなかったから寂しかったよ。」

知恵「木ノ葉は人間界でアイドルグループのリーダー務めてるのでしょう。」


木ノ葉「まあね。アイドルグループのリーダーは大変だけどやりがいがあるわ。

ところで雛と知恵は魔法界では何してたの?」

雛「私は魔法女子警察官だから魔法界のパトロールしてたよ。」

知恵「私は魔法界の判事、裁判官よ。」


木ノ葉「そうだ、知恵は魔法界の裁判官だ。」

雛「木ノ葉は人間界で凄く人気になりすぎてなかなか魔法界へ帰ることができないのでしょう。木ノ葉の気持ち凄く分かるな。」

知恵「木ノ葉は本来人間界で生まれるはずだった女の子。

だから人間界にすぐ馴染んだのも納得できたわ。」


木ノ葉「そんな私が魔法界で生まれたのは何故だろね。」

知恵「その謎なら分かるよ。」

雛「これ言って大丈夫かな?」

知恵「木ノ葉なら理解してくれるわよ。木ノ葉、何故人間界に生まれるはずだった木ノ葉が魔法界で生まれる事になったのか今から説明するね。」


木ノ葉「知恵は私が本来ならば人間界で生まれるはずなのに魔法界で生まれた理由知ってるのね。」

雛「知恵が今から話す事は全て事実だから落ち着いて聞いてね。」


知恵「まずは木ノ葉が本来人間界で生まれるはずだった年月日時間は2250年4月3日の午前2時。木ノ葉が生まれるはずだった2250年4月3日から遡る事5日前に木ノ葉を生むはずだったお母さんが大震災で亡くなった。木ノ葉もそのお母さんのおなかの中でお母さんと一緒に亡くなった。木ノ葉が本来人間界で生まれるはずだった日からまる3年たった2253年4月3日午前2時、魔法界で父層雲と母那留妃から生まれたという事。」


木ノ葉「大震災!」

知恵「今から30年前の4月3日にこの地方を大震災があった。」

雛「30年前にこの町で大震災があったの。」

木ノ葉「そうだったのね。」


知恵「だからあなたの両親は本来人間界で生まれるはずだった木ノ葉だけを人間界へ送ったのよ。両親は何れ魔法界へ帰らなくてはいけないと言ってたけど。

木ノ葉は希望があれば一生人間界で暮らす事もできるよ。魔法はどうなるかだけど。

木ノ葉は元々人間界で生まれたとしても魔法は備わってたと思われるから失う事ないよ。だから心配しないでね。」


木ノ葉「知恵、私の真実教えてくれてありがとう。それにしても私が30年前の大震災でお母さんのおなかの中で亡くなったのはとてもショックだった。」

雛「魔法界の裁判官は凄すぎるね。」


魔法界の裁判官 山梨 知恵さんは魔法界の裁判官。

魔法界の裁判官は他の界で対象人物がどのようにしてたかも調べる事できるのか。

長野 雛さんは魔法界で魔法女子警察官でパトロールしてると言ってるが。

もしかしたら特別な警察官なのかもしれない。


僕「木ノ葉さん顔色悪いがどうした?」

木ノ葉「実は昨日魔法界から友人2人が来て1人は魔法女子警察官。

もう1人は魔法界の裁判官。」

僕「えっ、昨日魔法界から2人の友人が来てそのうちの1人が魔法界の裁判官!」


木ノ葉「そうなのよ。私の事調べてもらったら凄く衝撃だったわ。」

僕「まあ何があったか分からないがコーヒーでも飲むか?」

木ノ葉「ありがとう。」


木ノ葉さんは魔法界の裁判官知恵さんから聞いた真実を受け入れてるようで。


巴瑞季「木ノ葉さん、今日は元気がないけどどうしたの?」

木ノ葉「昨日魔法界から私の友人が来て、1人は魔法女子警察官、もう1人は魔法界の裁判官。魔法界の裁判官から私について衝撃的な事実を聞いたの。」

美織「えっ、魔法界から魔法界の裁判官が来たの!」


巴瑞季「魔法女子警察官も来たのでしょう。私裁かれるかも。」

僕「巴瑞季さん何かしたのか?」

巴瑞季「実は私、定期的に魔法界へ出入りしてるの。」

美織「巴瑞季さん魔法界だと知りながら出入りするの罪になるかも。」


知恵「その辺は心配しなくても大丈夫ですよ戸町 巴瑞季さん。」

巴瑞季「魔法界の裁判官が来た!魔法女子警察官までも来たのね。」

知恵「初めまして魔法界の魔法裁判所裁判官 山梨 知恵です。

よろしくお願いします。」


雛「初めまして魔法界の魔法警察署魔法女子警察官 長野 雛です。

よろしくお願いします。」

美織「初めまして大海原クイーンのメンバー 彼岸花 美織です。

よろしくお願いします。」


巴瑞季「山梨さん私に一度も会ってないのに何故私の名前が分かるのですか?

あなたのおっしゃるとうり私の名前は 戸町 巴瑞季です。

よろしくお願いします。」

雛「戸町さんですね。戸町さんあなたは定期的に魔法界へ出入りしてますが

あなたは魔法界でもしっかり通用する魔法使いですので罪に問われません。」


巴瑞季「ふー、その一言聞いて安心しました。」

美織「巴瑞季さん肩の荷物が下りてよかったじゃない。」

僕「魔法界から裁判官と警察官が来るとは夢にも思わなかった。」

雛「でしょう。よく言われます。」


知恵「私からは坂之上 木ノ葉さんについてお話します。」

美織「木ノ葉さんの事ですか?」

知恵「はい」

僕「木ノ葉さんは魔法界で生まれたのですね。」


知恵「そのとうりです。人間界で生まれるはずだった木ノ葉さんは30年前の大震災でお母さんのおなかの中で一度亡くなってます。」

僕「・・・木ノ葉さんは人間界で生まれる前に大震災でお母さんのおなかの中で亡くなったという事ですか。」


知恵「木ノ葉さんは大震災で亡くなってから3年後に魔法界で生まれました。」

巴瑞季「そうだったの。木ノ葉さんは本当なら人間界で生まれるはずだったのに

生まれる前に大震災で亡くなったのね。」

美織「木ノ葉さんは真実を知って凄くショックだったでしょうね。」


雛「そうだ、戸町さんあなたは魔法界で友達作ってませんか?」

巴瑞季「えーと、魔法界での友達は道後 妃花さんと朝倉 七海さんです。」

知恵「偶然ですね。道後 妃花さんと朝倉 七海さんも本来は人間界で生まれるはずだった人物ですよ。」


巴瑞季「え~~~、知らなかった。妃花さんと七海さんも本来は人間界で生まれるはずだったのね~~~。」


僕は魔法界での事実を聞いて少し動揺。

































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