第3話 巴瑞季と美織 魔法界から来た友人との再会

僕は大海原クイーンズのリーダー坂之上 木ノ葉さんの新事実を知った。

これから木ノ葉さんにどのように接すればいいか悩んでる。


巴瑞季「木ノ葉さん落ち込んでないかな。」

美織「木ノ葉さんは今日のライブの時凄く笑顔だったけど。」

木ノ葉「巴瑞季さんと美織さん心配しなくても私は凄く元気だよ。」


大海原クイーンズのメンバーは木ノ葉さんと巴瑞季さんと美織さんの他

大原 美七穂・大頭 本江・博見 小豆・中沖 利己・塚野 桃子・樅ノ木 愛美

畑内 萌花がいる。


小豆「巴瑞季さんは木ノ葉さんの事知ってるでしょう。」

本江「木ノ葉さんに何があったの?」

桃子「美織さんも知ってるでしょう。」


木ノ葉「私が言うわ。」

愛美「もう3人とも巴瑞季さんと美織さんを攻め立てないでよ。」

小豆「別に攻め立ててないよ。」


木ノ葉「私は大魔法使いだという事はみんな知ってるよね。」

利己「もちろん知ってるよ。」

美七穂「木ノ葉さん何かあったの?」


木ノ葉「私は人間界で生まれるはずだった女の子今から30年前の大震災で私はお母さんのおなかの中でお母さんと一緒に亡くなったの。

そして3年後私は魔法界で生まれたの。」


萌花「大震災で。じゃあ木ノ葉さんは生まれる前に。」

木ノ葉「そうなるわ。

昨日魔法界から裁判官と魔法女子警察官が来て私の真実を教えてくれたの。」


僕は木ノ葉さんは魔法界から来た裁判官の知恵さんから聞いた新事実を聞いて

心の中では凄く落ち込んでると思った。


木ノ葉「西尾さんお仕事順調?」

僕「凄く順調だよ。木ノ葉さん元気になったか?」

木ノ葉「まあね。巴瑞季さんと美織さんも心配してくれてありがとうね。」


巴瑞季「まあ木ノ葉さんは大海原クイーンズのりーだーだからね。」

美織「私魔法界から来たあの2人凄く気になる。」

木ノ葉「魔法界から来た裁判官と魔法女子警察官の事?」


美織「私達の事もまる分かり何でしょう。」

木ノ葉「魔法界の裁判官は特に調べるよ。」

僕「魔法界の裁判官山梨さんはどこまで凄いんだ。」


僕「巴瑞季さんと美織さん2人とも僕に何かいいアイデアくれないか。

僕は株式会社 登也をハイレベルな会社にしたいんだ。」

巴瑞季「ハイレベルな会社にね。」


美織「私達大海原クイーンズをこれからもっと誘致すると言うのなら力になるよ。巴瑞季さんは魔法使いだし私は情報屋だから。」

僕「ありがとう。その言葉待ってたよ。」


僕は巴瑞季さんと美織さんの心強い言葉を受けますます張り切って仕事。

巴瑞季さんと美織さんは大海原クイーンズをもっと誘致する事が条件で

力になってくれるとの事。


巴瑞季「おはよう西尾さん6時だよ。」

僕「ふあ~~い、毎朝おこしてくれてありがとう。」

美織「今日の朝食は五穀米飯と野菜たっぷりみそ汁と卵焼き、那須の漬物だよ。」

僕「五穀米はおいしいな。」


美織「でしょう。ダイエットにもいいんだよ。」

巴瑞季「西尾さん結構痩せたんじゃない。」

僕「前よりはな。五穀米のおかげかな。」


僕と巴瑞季さんと美織さんの生活は凄く順調。

僕は巴瑞季さんと美織さんを嫁として受け入れる。

仕事から帰ると必ず巴瑞季さんと美織さんが僕をおもてなしてくれる。


巴瑞季「西尾さんお帰り、今日も忙しそうだったね。」

僕「実はまだ仕事が残ってるんだ。残りの仕事はパソコンでできるからアパートへ帰ってからでもできるんだ。」


美織「西尾さん何だったら私も手伝うよ。」

僕「美織さんもアイドルの仕事で疲れてるだろ。」

巴瑞季「いやいやいや、意外と疲れないよ。」


僕「手伝ってくれるのはいいけど無理するなよ。」

美織「分かってるって。」


巴瑞季さんと美織さんが手伝ってくれたので予想よりも早く仕事が終わった。


僕「巴瑞季さんと美織さんも凄すぎるな。」

巴瑞季「西尾さんも凄いじゃない。今は副社長でしょう。」

僕「副社長の仕事も忙しくなったよ。」


株式会社 登也は大海原クイーンズを積極的に誘致。

そのかいもあって会社自体の知名度がうなぎのぼりに。


僕「巴瑞季さんと美織さんには感謝しかないよ。

会社までも出世させたのだから。」

巴瑞季「西尾さんは私達のわがままを受け入れてくれた人。

そんな心の広い人を不幸にさせる事ができない。それが私と美織さんなの。」


僕「その言葉聞いて感動するな。あれ木ノ葉さん。」

木ノ葉「巴瑞季さんと美織さんは西尾さんの事凄く愛してるのね。」

巴瑞季「もちろんよ。」

木ノ葉「3日前に魔法界の裁判官と魔法女子警察官に出会ったでしょう。」


美織「うん、確かに3日前に魔法界の裁判官と魔法女子警察官に出会ったよ。」

木ノ葉「私の事しっかり聞いたよね。」

巴瑞季「魔法界の裁判官から聞いた話全て本当なの?」

木ノ葉「もちろん全て本当の事。事実を知った私はショックだったわ。」


魔法界の裁判官の山梨さんは巴瑞季さんには魔法界にも友達がいると言ってた。


僕「巴瑞季さん1つ聞いていいか?」

巴瑞季「いいよ。」

僕「巴瑞季さんは魔法界にも友達がいるそうだが男友達かそれとも。」

巴瑞季「女友達、結構変わった友達で会ったら凄く面白いよ。」


僕「会ったら面白い友達か。」

美織「巴瑞季さんは人間界でも魔法界でも人気なんでしょう。」

巴瑞季「そうだけど。」

僕「巴瑞季さんと美織さんは大海原クイーンズの仕事は順調か?」


巴瑞季「凄く順調だよ。大海原クイーンズのメンバーはみんな優しいから。」

美織「西尾さんは本当は私達の事どう思ってるの?」

僕「巴瑞季さんと美織さんが僕を愛してくれたからこそ僕は出世した。

もしも巴瑞季さんと美織さんが愛してくれなかったら絶望だったかもな。」


巴瑞季「今は株式会社 登也の副社長になって幸せでしょう。」

僕「凄く幸せだよ。」

美織「私のお爺さんはこう言ってたよ。

西尾さんほど優れてる人材は何所探しても見つからないだろうとね。」


僕「僕は美織さんのお爺さんと仲良しだからな。」

巴瑞季「私達実は西尾さんと結婚しようかなと考えてるけど西尾さんはどう思う?」

僕「そうだな。巴瑞季さんと美織さん僕と結婚した後アイドル活動を続けるのなら

副社長の僕が全面的に大海原クイーンズをバックアップしてあげよう。」


美織「本当、嬉しい。私達西尾さんと結婚してもアイドル続けてもいいのね。」

僕「結婚したからってアイドルをやめる必要はないと僕は考えてる。」

巴瑞季「その言葉を聞いて安心できたわ。」


巴瑞季さんと美織さんは僕と結婚してもアイドル続けるそうだ。

巴瑞季さんと美織さんが僕と結婚する事は大海原クイーンズのメンバー全員賛成。

以外だった。僕はてっきり反対するかと思った。


僕「木ノ葉さんと美奈穂さん。」

木ノ葉「西尾さんは心が広いにね。

巴瑞季さんと美織さんが例え西尾さんと結婚してもアイドル続けさせるのね。」


僕「あー、僕は約束した。

僕と結婚した後もアイドル活動を続けるのなら副社長の僕が全面的に大海原クイーンズをバックアップするとね。」


美奈穂「西尾さん本当、嬉しい。」

木ノ葉「じゃあ、西尾さんに大海原クイーンズのバックアップ頼もうかな。」


僕は大海原クイーンズに定期的に支援してる。

巴瑞季さんと美織さんと結婚した後は大海原クイーンズを全面的にバックアップ。


巴瑞季「西尾さん結婚の時期何時にしようか。」

僕「そうだな。2ヵ月後に入籍しよう。式は3ヵ月後の7月にしよう。」

美織「決定ね。」


という事で巴瑞季さんと美織さんと2ヶ月後入籍して式は3ヵ月後の7月に決定。

2ヶ月後僕と巴瑞季さんと美織さんは入籍を済ませて3ヶ月後の7月に式を挙げた。

社員達からも社長や理事長、大海原クイーンズの所属事務所からも祝福が。


そして巴瑞季さんと美織さんは今日から僕の妻に。

1年半後待ちに待った新築の家が完成して新築の家での暮らしが始まった。


僕「初めての新築はどうかな?」

美織「木の臭いがいいね。」

僕「木造鉄筋コンクリートの家だからね。」


巴瑞季「それにしても結構大きな家を建てたね。」

僕「大海原クイーンズのメンバー全員この家に来る事を考えて大きな家を建てた。」

美織「どうりで部屋数が多いんだ。」


僕「それに家族が増えた時の事も考えて部屋数を増やしたんだよ。」

巴瑞季「私は子供作りたいな。」

美織「結婚した以上は子供が欲しいね。」


僕「やはりそうなるか。みんなよく来てくれたね。」

木ノ葉「西尾さんと巴瑞季さんと美織さん新築祝いに来たよ。」

美七穂「これだけ広いと迷子になりそうだね。」


僕「大丈夫、迷子にならないように案内板を取り付けたから。」

萌花「これなら迷子にならないね。」

小豆「巴瑞季さんと美織さんは凄く羨ましいな。

ずっと大好きな西尾さんと一緒でしょう。」


巴瑞季「私と美織は結婚したから当たり前でしょう。」

美織「愛美さんには彼氏いなかったっけ。」

桃子「愛美さんには愛しい彼氏がいたじゃない。」


愛美「私の愛しい彼氏2年前に亡くなったの。」

利己「嘘、愛美の愛しい彼氏愛美さんより2つ年上でまだ若かったでしょう。」

本江「実は愛美の愛しい彼氏持病持ちだったの。

2年前の春持病が悪化して亡くなったの。」


萌花「本江さん愛美さんの彼氏の事知ってたの。」

美織「そうだったの。ごめんね愛美さん。」

愛美「いいのよ。何れ聞かれると思ってたから。」


木ノ葉「本江さんも愛美さんと一緒に愛美さんの愛しい彼氏が亡くなるのを見届けたよね。あの時は私も悲しかったわ。」

僕「愛美さん、一言言ってほしかった。」


愛美「でも今は愛しかった彼氏の弟さんが彼氏になってとても幸せだよ。」

本江「きっと愛しかった彼氏も天国で喜んでると思うよ。」


僕もそう思う。

翌日、巴瑞季と美織は魔法界から来た友人と再会。


妃花「巴瑞季と美織じゃない。元気にしてた。」

巴瑞季「妃花と七海、久しぶりね。」

美織「私と巴瑞季は凄く元気だよ。」


七海「巴瑞季は美織と凄く仲がいいし面倒見てるのでしょう。」

巴瑞季「そうだけど、最近手がかからなくなったけど。」

美織「妃花と七海は魔法界で何してるの?」


妃花「私は魔法界の王妃だよ。」

七海「私は魔法界の評論家だよ。」

巴瑞季「妃花は子供の頃からお姫様みたいだったからね。」


美織「七海は子供の頃小説書いてたよね。」

七海「今でも書いてるよ。」

巴瑞季「王妃と評論家か。」


美七穂「あなた達誰?」

巴瑞季「魔法界から来た友達の道後 妃花さんと朝倉 七海さんだよ。」

妃花「初めまして魔法界から来た道後 妃花です。よろしくお願いします。」

七海「初めまして魔法界から来た朝倉 七海です。よろしくお願いします。」


美七穂「初めまして私は大海原動画配信サービスで活躍してる

大海原クイーンズのメンバーの大原 美七穂です。

よろしくお願いします。」


妃花「珍しい名前ですね。」

美七穂「よく言われます。」

七海「巴瑞季と美織は人間界では美奈穂と凄く仲がいいのね。」


巴瑞季「実は私と美織株式会社 登也の副社長と結婚したの。」

妃花「副社長と結婚したの。私も彼氏見つけて結婚したいわ。」

七海「株式会社 登也の副社長は確か?」


僕「おう、巴瑞季さんの友達かい?」

妃花「初めまして魔法界から来た道後 妃花です。よろしくお願いします。」

七海「初めまして魔法界から来た朝倉 七海です。よろしくお願いします。」


僕「君達は魔法界から来たのか。」

巴瑞季「あんた、この2人は人間界へ今日初めて来たのよ。」

僕「そうだったか。なら町内散策しないか僕が案内するよ。」


僕が巴瑞季の魔法界から来た友人の観光案内してる間美織と巴瑞季は

思い出話をしてた。


巴瑞季「ねえ美織、浩太さんは凄く心が広いから誰からも好かれてそうね。」

美織「浩太さんは心が透き通ってるんだもの。」

巴瑞季「美織は学生時代凄く手がかかってたよね。」


美織「私の世話をしてくれたのは巴瑞季だけだったよね。」

巴瑞季「木ノ葉さん彼氏いるのかな?」

美織「その辺気になるけど。」


木ノ葉「私には彼氏いないね。」

巴瑞季・美織「木ノ葉さん!」

木ノ葉「西尾さんは今日もお仕事?」


巴瑞季「えーと、うちの旦那は今私の魔法界から来た友人2人の観光案内してる。」

木ノ葉「観光案内ね。」

美織「木ノ葉さん魔法ドリンクでも飲む?」


木ノ葉「言葉に甘えようかな。」

巴瑞季「美織の魔法ドリンク栄養満点だから疲れた時に飲んだら元気になるよ。」

木ノ葉「美織さんの魔法ドリンクココアに近いね。」


美織「私が作る魔法ドリンクはココアに近いの。」

木ノ葉「美織さんの魔法ドリンク飲んだら体が軽くなったよ。」

巴瑞季「美織の魔法ドリンクはやはり不思議ね。」


美織「私は情報屋だからこの魔法ドリンクはこのレシピを見て作ったの。」

木ノ葉「なーるほど。私も作ってみようっと。」

巴瑞季「流石情報屋だね。」


僕「ただいま。」

木ノ葉「お帰り西尾さん。」

僕「木ノ葉さん来てたのか。」


木ノ葉「まあね。西尾さん巴瑞季さんと美織さんの魔法界から来た友達の観光案内してたの。私もしたかったな。」

僕「今度頼むよ。」


妃花「初めまして魔法界から来た道後 妃花です。よろしくお願いします。」

七海「初めまして魔法界から来た朝倉 七海です。よろしくお願いします。」

木ノ葉「初めまして大海原動画配信サービスで活躍中の大海原クイーンズのリーダー

坂之上 木ノ葉です。よろしくお願いします。」


妃花「大海原クイーンズのリーダーですか!」

七海「まさか大海原クイーンズのリーダーに出会えるなんて夢見たいです。」


巴瑞季と美織は夜魔法界から来た友人の事を教えてくれた。


巴瑞季「あんた今日出会った魔法界から来た私の友人どうだった?」

僕「凄いオーラを放ってたよ。」

美織「そのはずよ。妃花は魔法界の王妃。」


僕「えっ、道後 妃花さんは魔法界の王妃!」

巴瑞季「七海は魔法界の評論家だよ。」

僕「朝倉 七海さんは魔法界の評論家!」


巴瑞季「妃花は魔法界では竜介大王の娘。

竜介大王は魔法界を支配してる偉大な大王だから。」

僕「え~~~、巴瑞季と美織はそんな妃花さんと友達になったか。」


美織「そうよ。凄く相性も良かったし。」

巴瑞季「七海は魔法界の評論家だけど、小説家でもあるの。」

僕「確か七海さんは今でも小説を書いてると言ったよな。」


僕は巴瑞季と美織から聞いた真実に驚きを隠せなかった。

僕は竜介大王の事が気になった。

巴瑞季によると竜介大王は魔法界を支配する偉大な大王。

僕は休日巴瑞季と美織と久しぶりに公園で遊んだ。


巴瑞季「あんたこの公園で遊ぶの久しぶりやね。」

僕「そうやな。」

美織「でも人があまり来ないね。」


僕「ちょっと寂しいな。」

巴瑞季「そのはずよ。あそこに新しい公園があるじゃない。」

美織「本当だ。」


これが現実新しいものができると古いものは見向きもされなくなってしまう。

正直悲しすぎる。思い出の公園だったのに。

後で分かった事だが僕と巴瑞季と美織がこの日遊んだ公園は施設などの老朽化と

再開発のため撤去される事が分かった。


巴瑞季「この公園再開発によって撤去されるのね。」

美織「何だか寂しいね。」

僕「そうだな。これも運命だから仕方ないのかな。」


僕が住んでる町は大きく生まれ変わろうとしてる。

僕と巴瑞季と美織がこの日遊んだ公園の跡地には展望台ができる予定。

確かにこの辺に展望台作ったら見晴らしよさそうだ。

どんな展望台ができるか楽しみだ。


大海原クイーンズの活動は僕と巴瑞季と美織が結婚してからというのも活発して

忙しい日々を過ごした。

僕もこの日から凄く忙しくなった。


磯谷「西尾君、大海原クイーンズのみんなは元気かな?」

僕「凄く元気ですよ。彼女達は今凄く忙しくなってますよ。」

磯谷「ははは、まあ忙しい方がいいからな。」


巴瑞季と美織は大海原クイーンズのライブなどで大活躍。


巴瑞季「あんた、お仕事中?」

僕「あー、今日も凄く忙しいよ。」

美織「何か手伝おうか?」


僕「2人も忙しいだろう。」

巴瑞季「屋上でロケしてたけど今終わったところ。」

僕「無理するなよ。」


美織「分かってるよ。魔法ドリンク飲む?」

僕「おっ、サンキュー。あー凄く美味しい。」

巴瑞季「あんたも無理しないでね。」

僕「分かってるよ。」


巴瑞季と美織は凄く忙しいはずなのに僕の仕事を手伝おうとしたのは何故だ。


僕「2人ともお帰り。」

巴瑞季「ただいま。」

美織「まだ仕事残ってたの?」


僕「今日は特別に仕事が多かったんだよ。ご飯作っておいたよ。」

巴瑞季「あんたも気が利くね。」

僕「困った時はお互い様だろう。」


美織「あんたの作ったご飯凄く美味しいね。」

僕「そうかい、今日はこのレシピを見て作ったんだ。」

巴瑞季「流石副社長さん。」


僕と巴瑞季と美織の結婚後の生活は恐ろしいほど順調。

相性がとてもいいので一度もケンカした事がない。


磯谷「君の2人の女房はしっかりしてるじゃないか。家の女房ときたらあー。」

僕「僕の2人の妻相性抜群なので。」

礒谷「羨ましすぎるよ君は。」


入野「あのう西尾副社長、お客さんです。」

僕「もしや。」

木ノ葉「はい、西尾さんお元気?」


僕「木ノ葉さん、ロケは順調かな?」

木ノ葉「西尾さんの奥さんのおかげで大成功よ。」

僕「まあ、巴瑞季と美織はいざという時は大活躍だからな。」


木ノ葉「巴瑞季さんと美織さんは西尾さんと結婚できて羨ましいわ。」

僕「木ノ葉さんもモテるだろう。」

木ノ葉「私の場合過去に付き合ってた彼氏がいたけど。

その彼氏魔法界で規則違反して処刑されたの。」


僕「じゃあ、人間界にはいないのか?」

木ノ葉「そういうと思った。私は人間界でも過去に付き合ってた彼氏の事が忘れられなくて、誰とも付き合わない事に決めたの。」


僕「それじゃあ寂しいだろう。何だったら僕も彼氏になりそうな男の人探してあげるよ。それより過去に付き合ってた彼氏はどんな規則違反したんだ?」

木ノ葉「実は魔法界では一度愛した人を捨ててはいけないという規則があったの。

もしその規則を破ったら命と引き換えになるの。」


僕「・・・魔法界は凄く厳しい法律があるのか。でも命と引き換えはやりすぎだ。」

美七穂「あら西尾さん、お仕事順調みたいね。」

萌花「西尾さん、大海原クイーンズのバックアップしてくれてありがとう。」


僕「いやいや、僕の妻がアイドルを続けるからバックアップしてるのだよ。」

小豆「西尾さんこれ食べてみる?」

僕「何だこれ?」


小豆「これは野乃花ベーカリーショップで売られてるマカロン。」

僕「マカロンは普通小さいけどこのマカロンビッグサイズだな。」

萌花「野乃花ベーカリーショップのマカロンは凄く大きいの。」


小豆「食べ答えあるでしょう。」

僕「確かに美味い。」

愛美「巴瑞季さんと美織さんは家ではどんな感じ?」


僕「2人は家でも大活躍だよ。」

桃子「西尾さん何時も忙しいけど頑張ってね。」

僕「君達もね。」


僕は大海原クイーンズのバックアップしながら仕事をこなしてる。

株式会社 登也にとって大海原クイーンズの存在が一番重要。

会社の知名度が上がったのも大海原クイーンズのおかげ。


実は僕にも学生時代の女友達がいた。

その友達は高校卒業式の2日前に交通事故で亡くなった。

僕は今でも親しかった女友達の事を覚えてる。


巴瑞季「あんた、どうしたの?」

僕「ここは僕の学生時代の友人が事故で亡くなった場所だよ。

あそこにお地蔵さんが祭られてるだろう。」


美織「本当だ。あんたの学生時代の友達は女の子?」

僕「よく分かったな。そのとうりだよ。」

巴瑞季「凄く親しかったでしょう。」

僕「凄く親しい女友達だったよ。」


巴瑞季と美織は僕の学生時代の女友達が亡くなった場所に花を手向けた。

僕の親しい女友達が亡くなったのはちょうど24年前。


僕「うわー、びっくりしたじゃないか。」

巴瑞季「妃花と七海また来てくれたの。」

妃花「びっくりさせてごめんね。

私魔法界で王妃だけど偶には人間界へ行くのも悪くないね。」


七海「私は人間界で小説のネタを探しに来たの。」

美織「なーるほど。それより大妃の妃花を魔法界から連れ出して大丈夫なの?」

七海「竜介大王様には内緒なの。見つかったら大変だけど。」


妃花「心配させてごめんね。私がわがまま言って七海に頼んだの。」

僕「竜介大王様に見つからないうちに帰った方がいいぞ。」

妃花「竜介大王は昨日の大仕事でくたくたになってるから今寝てるよ。」


僕「それでもやばくないか?」

妃花「大丈夫大丈夫、竜介大王は人間界へ行ったからって怒りはしないから。」

僕「だといいが。」


木ノ葉「あら妃花さんと七海さんじゃない。

また巴瑞季さんと美織さんに会いに来たのね。」

七海「今日は小説のネタを探しに来たの。」


妃花「七海、どんな小説ができるか楽しみだわ。」

美織「七海は人間界でも小説売れてるね。私も買ったけど。」

七海「まあね。人気小説家になる道のりは険しかったけどいろんな事学べたね。」


妃花さんと七海さんが魔法界へ帰ると待ってたのは。


竜介「お前たち何所へ行ってた。」

妃花「人間界よ。」

竜介「人間界だと。2人でか。」


妃花「そうよ。」

七海「すみません、私があなた様の娘を連れ出しました。」

竜介「わしの娘がわがまま言ったからだろな。妃花話がある。」


この後妃花さんは竜介大王に怒られた。

勝手に城から出ると罰せられる事もあるらしい。

妃花さんと七海さんは竜介大王によって離れ離れに。


実は王妃の妃花さんはよく問題を起こす王妃でもあった。

妃花さんは人間界へ来れなくなったが七海さんだけは人間界へ出入りできる。


巴瑞季「七海また来てくれたのね。妃花は?」

七海「妃花は人間界へ来れなくなったわ。」

僕「不吉な予感はしてたよ。」


美織「妃花はどうなってるの?」

七海「妃花はお城の奥の部屋に閉じ込められてるわ。」

巴瑞季「そうなの。」


案の定妃花さんは亮介大王を怒らせたため城の閉じ込められてる。


美織「巴瑞季、七海はショックだろうね。

妃花は城に閉じ込められてるのでしょう。」

巴瑞季「きっとね。」


僕「妃花さんはおてんばだったよな。」

美織「妃花は子供の頃から凄くおてんばだったみたいよ。」

巴瑞季「あそこに見えるのは七海。」


僕「妃花さんではないか?」

美織「妃花はお城に閉じ込められてるから七海よ。」

巴瑞季「七海~そこで何してるの~。」


僕「やはり妃花さんだよほら。」

美織「本当だ。七海じゃない。」

巴瑞季「また脱獄したのね。」


木ノ葉「脱獄なんてとんでもないわよ。」

僕「もしかして木ノ葉さん?」

巴瑞季「もう、木ノ葉さんびっくりさせないでよ。」


木ノ葉「七海さんは人間界に出入りできるけど妃花さんは城の中に閉じ込められたみたいね。私も忠告したのに。」

美織「そうなのよ。家の旦那も注意したんだけど。」


巴瑞季「妃花は破天荒なところもあるのよ。」

僕「だよな。」

美織「妃花はお城の中で元気にしてるかな?」


木ノ葉「妃花さんはお城の中で凄く元気にしてるよ。」

巴瑞季「その一言聞いて安心できたわ。」


僕は大海原クイーンズのバックアップをしてる。

大海原クイーンズは今や大海原動画配信サービスで有名アイドルグループ。

僕は大好きな巴瑞季と美織結婚してる。


巴瑞季「あんた、今日も1日お疲れさん。」

僕「巴瑞季と美織もな。」

美織「あんたも妃花の事気になってる?」


僕「まあ、妃花さんは魔法界の規則を守らなかったから仕方ないと思うよ。」

美織「だよね。お城の中に閉じ込められてるだけならいいんだけど。」

巴瑞季「私もその辺心配だよね。」


翌日、巴瑞季と美織はまた魔法界からの友人に出会った。

妃花さんと七海さんではなく 大股 真苗「おおまた まなえ」さん24歳と

港町 瀬里奈「みなとまち せりな」さん24歳。

2人も巴瑞季と美織が魔法界での友人だ。


巴瑞季「真苗と瀬里奈久しぶりね。」

真苗「久しぶりね巴瑞季と美織。元気にしてた?」

美織「私達は凄く元気だよ。」


瀬里奈「今日巴瑞季と美織に久しぶりに会えて本当によかった。」

巴瑞季「ところで2人は魔法界で何してるの?」


真苗「私は魔法界では野乃花王国に住んでるの。

野乃花王国では凄く規則が厳しいの。

もし規則破ったら処刑されるの。」


美織「野乃花王国の規則が魔法界一厳しい王国じゃない。」

瀬里奈「そうなのよ。」

木ノ葉「野乃花王国の規則聞かせて。」


真苗「あっ、坂之上先輩お久しぶりです。」

瀬里奈「野乃花王国の規則私が説明しますね。

野乃花王国の規則1つ目は友情関係は一切禁止。友達を作ってはいけないのです。」


巴瑞季「それは酷いんじゃない。」

瀬里奈「野乃花王国の規則2つ目は恋愛禁止。恋もしていけないのです。」

美織「野乃花王国は凄く過酷ね。」


真苗「この2つの規則を破れば命と引き換えになります。」

木ノ葉「友達作ってはいけないのはあまりにも酷過ぎるわ。」

真苗「野乃花王国は1人で生きていく事が条件なのです。」


真苗さんと瀬里奈さんは野乃花王国から脱出したのだ。

という事は野乃花王国に見つかれば処刑される運命なのか。


木ノ葉「2人ともこのまま人間界にいて。魔法界へ帰れば処刑されるから。」

真苗「私達魔法界へ帰らないと3日後には死んでしまいます。」

瀬里奈「私達は魔法界と縁が切れないのです。」


木ノ葉「大魔法使いの私がいるから大丈夫よ。」

巴瑞季「木ノ葉さんを信じて。」

瀬里奈「分かった。」


真苗さんと瀬里奈さんは木ノ葉さんのおかげで人間界で生きていけるようになった。










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