「噓」を含む小説

朝一で並んで買った乙女ゲームがまさかの·····？ 妻子持ちのドM担任の先生(噓でしょ？！)、女遊び激しめのメンヘラ野郎(めんどくさい·····)、歪んだ愛情持ち幼なじみ(まだま…

かぐやの美しさを聞きつけた世の男たちは、皆かぐやに求婚したがその誘いを断り続けた、そのうち意思のないものはいなくなりその次に力のないものはいなくなった。 文字通り残ったのは力、つ…

俺、雲龍寺　柊は小説家志望のどこにでもいそうな普通の大学生。そんなある日、居眠り運転の車から一匹の猫を助け植物状態になってしまう。その間、意識は助けた猫の飼い主である女神がいる世…

男はネットで噓くさいリストカットの画像をアップして炎上したアカウントを見つけた。 気まぐれに励ましのメッセージを送ってみたら、なんとやり取りが続いてしまい…… 「あなたのこと、気…

夏の季節、高校一年生の雛菊公正は、自販機横で倒れていたフードの少女を助ける。少女は公正の家まで押しかけ半ば強引にシャワーを借りるのだが、お風呂上りに現れたのは超美少女だった。しか…

ピアノに挫折した翔太は、最後のコンクールの後、女の子の幽霊に憑りつかれた。彼女の未練を果たすため、翔太は自転車で旅に出ることにする。父親に旅費をねだると、バイト代わりに、道中で仕…

　時は１９９０年代、初頭。 　とある言葉で溢れかえっていた。 　連日のワイドショー、広告、新聞のラテ欄。 　全て埋め尽くされるほど、大人たちは熱狂していた。 　幼かった僕は、全く…

「誰にもいえない秘密を持たなくして死ぬひとなんているのかな。 　自分だって。 　ねぇ。 　きっと、弟だってそうだったはず」 山頂が近づくにつれて、あの頃のことをまた思い返してい…

わたしが目覚めると何も覚えていなかった。 本格的な記憶喪失で、言葉が喋れる以外はすべてわからない。 ちょっとだけ菓子パンやスマホのことがよぎるくらい。 そんなわたしの以前の姿は…

「あなたには特別な力がある、と言われたら……あなたは信じる？」 その一言で真嶋創の学園生活は一変することになった。

幼なじみのカンナとシュウ。噓に噓を重ねた二人の結末は…？

四月一日と書いて『わたぬき』と読む。 エイプリルフールにまつわるお話。 以前noteに載せたエッセイを小説にしました。

テラ──それは太陽が失われ、全てが変色したもう一つの地球。 空は茶色に、雲は黒に。赤いはずの炎ですら緑の輝きを放つ、そんな世界。 太陽を失ったことで地上の生命は滅びの道を辿るかと…

市内の高校二年生、藤塚司(ふじづかつかさ)は半年前に引っ越して来た転校生。妹の弥生(やよい)と共に充実した毎日を送っていた。 しかし突然、司に起きたトラブルをきっかけに彼らとその…

嘘をついて人を騙したのに、後日その件で皆から賞賛された。 何故だろう？

ある日隼人は連れの純也と部活の帰りにいつも立ち寄るお好み焼き屋に寄るのですが、そこで緊急ニュース速報が流れて母親と妹2｜人の家族3人が何者かに白昼堂々と殺害されたとの情報を耳に…

それは、姉の唐突な呟きから始まった、小説好きのとある姉弟の雑談。 ハッピーエンドなんて嘘くさい。バッドエンドとか論外でしょ？ 二人が望むエンドの形とは、一体何か。