「創作 奇妙」を含む小説

言葉遊びから生まれた、奇妙な世界の一風景。ある日突然常識が変わってしまった世界で、その夢を夢見る男の行く末は―――

伯父さんが死んだ。懐かしき夏休みの思い出と、襖に纏わる奇妙を残して。 静岡県掛川市主催　怪異物創作コンテスト 掛川百鬼紀行　小説部門　髙木賞受賞作品

　公式自主企画「ご当地怪談」大募集！！ ～日本全国を舞台に怪談話を創作しよう～応募作です☆ 　地元・長野県松本市で超有名な心霊スポット〝人肉館〟をモチーフにして、虚実ない交ぜに…

高校生活の一大イベント、修学旅行。 そこに参加しなかった生徒が七人、居残りで補習を受けていた。 不良、倦怠、清爽、潔癖、放蕩、病的、そして語り手。 ひとつも共通点などない七人…

中学校の教員として初めてクラスを受け持った南風原智樹は、卒業文集用に提出された原稿の束のなかから、奇妙な文章を見つける。 匿名で書かれた怒りも透ける赤い文字列は、過去のイジメを告…

　もとは「雨よ降れ」がテーマのとある短編コンテスト応募作☆ 　お題の「雨よ降れ」っていったら、もう〝雨乞い〟しか思い浮かばんだろう？　…ということで、そこから妄想を広げてみまし…

空襲により焼け出された将太の前に、五歳年上の従姉妹である千里が現れる。 連れ帰られた田舎には、従姉妹に懐いた奇妙な生き物がいた。 ★さなコン３「十三不塔賞番外編」で紹介していた…

「籠目籠目、籠の中の鳥居は、いついつ出やる、夜明けの番人、鶴と亀が統べった、後ろの正面だーあれ」 自他共に認めるメンヘラの英　煌《はなぶさ　あかり》は、深夜のいろは坂をバイクで…

公爵令息シュヴァリエ・アクナイトはある日、毒にあたり生死を彷徨い、唐突に前世を思い出す。自分がゲームの悪役令息に生まれ変わったことに気づいたシュヴァリエは思った。 「公爵家の力を…

【カクヨム公式自主企画 百合小説にてカクヨム賞をいただきました】 大学二年生の彩都《ｻﾄ》は同学年同学部の花耶《ｶﾔ》を推している。それは憧れでもなく、恋でもなく、推しとしか呼べ…

89歳、高校で同人誌に書いて、映画見て母親に怒られて、東大出て、映画業界に入って。昭和33年から始まった東映京都撮影所暮らし。雑用、映画館の観客整理、変な先輩、怖い先輩、奇妙な役…

コンテスト応募用フォーマットのため、冒頭三話で完結。 また、下記に「長編化した際のプロット」と「キャラクター設定」を記載します。 参考：長編版として過去に書いた作品↓　※主人公…

　第一章　藁人形に五寸釘　完結 　第二章　構成を思案中 　祖母と二人で暮らしている悠季は、祖母が入院することをきっかけに、長年営んでいた古書店を閉めようとしていることに気づいて…

◇注意書きと自衛のお願い ・ 作者は1次創作BL初心者です。読みづらいところが多々ありますのでお気をつけください。 ・ 設定は実在する人物・事項の示唆やそれを擁護するものではあり…

　人はただ生きているだけで先入観を獲得してしまう呪われた生き物である。それはやがて常識という名の欺瞞となり人間社会を万遍なく覆い隠す膜となる。果たしてそれが正しいことなのか、効率…

どこでもない平穏なはずの街で、ミイラのような死体が発見されるという平穏ではない事件が起きた。 私立探偵である神藤は相棒の隼戸と共にその奇妙な事件を個人的に捜査していた。 そんな神…

事情があり一人暮らしをしている女子高生・星野美月。 ドケチな美月はスーパーのセールに参戦した後、奇妙なゴミを見つける。ホームベーキングのスイーツが大量にゴミ袋に入っていて……？ …

授業中、暇だったから隣のやつのノートを覗き込んでドキリとした。 『僕は人を殺めたかもしれない。』 けれどもそれに続く人物名でそれが小説だと気づく。なんだと胸を撫で下ろしていたら、…

　普通の高校生、夜月愁夜はいつものように学校に行き、バイトに行き、家に帰り妹の夜月悠と共に夕食を食べ……と、いつもと変わらない日常を繰り返し就寝した。しかし、その翌日から奇妙な事…

【あらすじ】 その日――探偵・明智小五郎は自身の事務所に、ある訪問者を迎えた。 その訪問者から、奇妙な依頼を受ける。 稀代の詩人・萩原朔太郎が「見た」――ダイダラボッチとは何なの…