概要
うちが将太さんを守っちゃる。その代わり、将太さんはうちを守って
空襲により焼け出された将太の前に、五歳年上の従姉妹である千里が現れる。
連れ帰られた田舎には、従姉妹に懐いた奇妙な生き物がいた。
★さなコン3「十三不塔賞番外編」で紹介していただきました!
→https://twitter.com/hridayam/status/1701798063319470461
『「チャンスは残り三回です」どこか楽しげに声は告げた。』という『』内の一文を「書き出し」とする縛りで書かれています。読了後にあらすじを読むことを推奨します。
詳しくは、下記URLを参照ください。
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この作品は第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。
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連れ帰られた田舎には、従姉妹に懐いた奇妙な生き物がいた。
★さなコン3「十三不塔賞番外編」で紹介していただきました!
→https://twitter.com/hridayam/status/1701798063319470461
『「チャンスは残り三回です」どこか楽しげに声は告げた。』という『』内の一文を「書き出し」とする縛りで書かれています。読了後にあらすじを読むことを推奨します。
詳しくは、下記URLを参照ください。
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この作品は第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!何度読んでも色褪せない、ずしりとくる読み応え
空襲で焼け出され、親類宅に身を寄せた少年。生活をともにすることになったのは、不思議な「かん」の力を持つ従姉妹と、謎めいた生き物「くだん」であった。この「くだん」が口にする意味深なカウントダウンが実は……。
初読時点で度肝を抜かれた濃厚な読み応えは、再読すればするほど深まるように感じられる。いい意味での後味の悪さは、この物語が決して他人事ではないという警告を突きつけてくる。戦時の日常と蒸し暑い夏を肌で味わいながら、主人公の心情の変化を追体験するひとときは、一生モノの読書体験となった。
レビューを書くことが野暮になりそうでしばらくためらったほどの、見事な名作です。ぜひお読みください!