「カブる」を含む小説

山梨の高校に通う女の子、小熊。両親も友達も趣味もない、何もない日々を送る彼女は、中古のスーパーカブを手に入れる。 初めてのバイク通学。ガス欠。寄り道。それだけのことでちょっと冒険…

「いやだ！　勝手に呼びつけておいて命懸けてたたかえだって？！　冗談じゃない！！」 　三十路手前の郵便配達員『中野 草史(なかの そうし)』は、異世界で勇者となった。 　しかし彼に…

【閲覧注意】 エッチシーンと下ネタ有りです。過激ではありませんが苦手な方はご注意ください。 こちらはゆあん様の自主企画 「筆致は物語を超えるか【海が太陽のきらり】」 参加用の書…

高校卒業を控えた小熊と礼子と椎。 三人は否応無く流れて行く時間を自分のスピードで回すため、スーパーカブで旅に出た。 小熊の高校生活最後の時間が終わり、新しい世界が動き出して行く。

2100年11月、ホシカワ村に住む唯一の中学生であるヨゾラの日課はセンダイの街にある中学校へ通うことだった。 同じく村唯一の大学生でセンダイの大学へ通うヨシオを起こし、廃校となっ…

あらすじ 夏。野武彦(のぶひこ)は学友の鉄朗(てつお)と旅に出た。 リトルカブとスーパーカブが行く、日本縦断の旅。 ※この小説は知り合い二人が旅した体験を題材にしたもので…

【Story】 西暦二〇二二年。近未来のウィーン、壱百万都市（ミリオポリス）。かつて都市を襲った連続テロ――〈魔の二〇十六年〉と呼ばれた年から六年の歳月が流れ、復興をとげる〈ロケ…

南房総をそのこぶしひとつで締め上げた伝説のボクサー・城ヶ崎愛菜。今日も彼女は自慢のスーパーカブをふかしながら農道をゆく。大学生まで普通の女の子として過ごした彼女はなぜボクサーにな…

　高校三年生の三学期を迎え、東京の大学への進学を決めた小熊。 　新生活の準備も整い、高校生活の最後の時間を平穏に過ごそうとした小熊を、突然の不運が襲う。 　カブの転倒事故による骨…

人類絶滅後。 誰もいなくなった世界に生き残ったたったひとりの女子高生。 人類最後の一人である女子高生が無人の街でカブを走らせて、死に場所を探しながらキャンプを楽しむお話。

　人類は一部を残し地球を後にした。新世界に向けて。それでも地球に残り続けた人々の小さな物語。

ハロウィーンでお馴染みのカボチャのランタン。 ジャックという悪い男が紆余曲折あって悪魔をだました末に、カブ（カボチャ）のランタンを手に現世をずっと彷徨うはめになった、という伝説が…

　両親も友達も居ない孤独な少女だった小熊は、高校二年の時にスーパーカブという一台のバイクに出会った。 　スーパーカブによって広がった世界の中で数多くの人と知己を得た小熊は、高校三…

幸せな夫婦のもとに念願の赤ちゃんが誕生！ 出生届をしにいくと、口癖登録を求められた。 これ、考えるのめっちゃ大変！！ ↓前回の投稿↓ 『誰にも気づかれない魔王城建築』 htt…

このショート・フイクションは、諺とか格言とか、ゲームの台詞とか、何だかわからないものです。「しりとり」ではありません。 「コトワザのワザ」にて意図を解説しています。 誰かの言葉と…

「大きなカブ」ではなく、「大きめのカブ」。 境界で立ちつくす、彼の自意識と内面に迫る。

舞台はハロウィン前日の田舎街。 お菓子を夢見る少年少女をよそに、闇に蠢く不気味なカブ頭。そう、その偉大なる名前こそ、かの有名なジャック・オ・ランタンであった。 どこか滑稽ながら…

　親無し趣味無しで友達も居ない、ないないの女の子だった小熊が、高校二年の初夏にスーパーカブを買って数ヶ月が経った。 　カブと共に季節は替わり、南アルプスの麓に吹く風は日に日に冷た…