「お伽噺」を含む小説

転生したら境遇がお伽噺の世界？え？違う？チート能力で継母も義姉もざまぁ、でも王子様？には嫁がない予定なんだけど！ 申し訳ございません、14話が抜けておりました

この世界のどこかには人を喰らう霧があるという―― クロノヒョウさんの自主企画「第35回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画」お題「美しい沈黙」参加用書き下ろし超短編です。 …

【魔術も呪術もお伽噺の中のことだと思われていた世界で、公爵令嬢のオリヴィアがワンちゃんの姿で活躍し、世界を救うお話】 ―あらすじ― 　お酒を被ったり飲んだりするとワンちゃんに…

暗黒のお伽噺。 参考文献　 日本の民話　瀬川拓男・松谷みよ子編　全12巻　角川書店

銀行に勤める「ぼく」は近所の小料理屋でドーハの悲劇を見届けた帰り道、謎の老婆に出逢い、古い十円玉をもらう。老婆を送り届けた後、自分の腕時計が壊れていることに気づいた「ぼく」はある…

昔々、ある処に『灰の街』と呼ばれるゴロツキの巣窟がありました。 其処には屑鉄という男が住んでいました。屑鉄はマダムという酒場の店主にこき使われ、便利屋と呼ばれていました。ある日、…

「僕、桃太郎で一番嫌いなのは、桃太郎のおじいさんとおばあさんなんです」 　国語が得意なはずの少年が、何故かお伽噺に関する作文の提出を拒否した。 　担任である私は、その理由を尋ね…

鬼と妖が地を蔓延り、天人と竜がまだ空を翔けていた昔々の話。物語の始まりは雲の上の禍か、地底の都で起きた乱か、或いは陽の国の小さな村の小さな神社での邂逅か。だが、総ては一人の名もな…

お伽噺に謳われた世界は、遥か昔に失われた。 その名残を残すある書庫に、一人のエルフが住み着いていた。 ここまで旅をしてきた彼女には、目的は確かにあった。 しかし旅を続ける中で、…

怪獣ライダー、リージアには夢がある。 誰もが馬鹿にするお伽噺『異世界に通じる割れ目』を見つける事だ。 既に極地環境にある四大陸の七割を踏破している。 残りは最後の大陸のみ……家族…

※ブックショートアワードに応募した作品です。 誰もが知る物語に、こんな未来が待っていたとしたら―― リストラされた旦那、終わりが見えぬ緊急事態宣言、今は帰れぬ故郷と戻れぬ過去にか…

東武東上線成増駅から池袋駅の各駅にちなんだ、ふとした連想から始まるまったく別々のお話です。これで完結です。ありがとうございます。

　馬車で揺られること数日、目的地まであと少しだ。 　山林を抜けた馬車の先には、花が咲き乱れていた。そして遠くに城が見える。 　少年は、周りの景色の美しさに見惚れて、ついフルー…

リエラは目覚めると全ての記憶を失っていた。 本が人を喰らう狂いの図書を唯一鎮めることができる綴り手。その綴り手の能力を持っていたリエラは本の中、物語の世界へ入り込み狂いの図書を鎮…

　1997年から2000年にかけて、同人誌『Griffon's Garden Offline』に掲載した全５回の読書案内エッセイ。 ■「第一回　創造の愉楽」（1997年）で言及…

ずんぐりむっくりのもぐら姫の恋のお話。 １話完結、短いお伽噺です。

短編シリーズ【ものおもうものども】の第三弾。 山の湖に住む一匹の龍と、化けるのが得意な古狸が、悲恋のカップルをめぐってなんかいろいろ繰り広げる、現代（近代？）のお伽噺です。

主人公、汐月 伊織２８歳はある悩みがあり結婚をしたくてたまらないアラサー、エステティシャン… そんな彼女が出会った歳下の男の子とのお話♡