概要
ファンタジーか?ミステリーか?コメディーか?平成レトロな大人のお伽噺
銀行に勤める「ぼく」は近所の小料理屋でドーハの悲劇を見届けた帰り道、謎の老婆に出逢い、古い十円玉をもらう。老婆を送り届けた後、自分の腕時計が壊れていることに気づいた「ぼく」はあるアンティークショップに迷い込む。そこでひとつだけ値札がついていない不思議な腕時計に惹かれ、強烈なオーラを放つ店の主との駆け引きの末その十円玉と引き換えに腕時計を譲り受けるが、帰ってからその時計の不調に気づく。翌朝駅前でコンタクトを落とした若い女性を助けた「ぼく」が銀行からの帰りに店に寄ると主の通夜が執り行われており、そこで喪主である若い女性と再会する。彼女によると、彼女は主の孫で、昨晩時計を譲り受けた頃に主が亡くなっており、強盗殺人犯の嫌疑がかけられるかもしれないと脅かされる。時計の不調からアリバイも証明できない窮地
読んでくださりありがとうございます。
優しい気持ちになれますように。。。