「＃死」を含む小説

　ムチムチプリンプリン姫は勇者の末裔である。騎士でありメイドでもある青薔薇百合百合と共に大魔王ルシファーを打倒し、世界を救った英雄であった。 　熾烈な戦いの中で得た物は大きかった…

存在自体が死を招く異形の少女、 グルーシェニカ。 ずっと家に籠っていた彼女にある日、 予想だにしなかった来客が訪れる。 彼の名は、エドワード。 彼は自身に向けられた全ての要素を…

前世で売れっ子小説家を目指していた山根雄二。 ペンネームは何のひねりもないヤマネ。 ここでは、なぜ小説家に固執しているかは伏しておこう。 そんな山根雄二だが、突然死による転生をし…

未知の生命体に脅かされる地球。『蝕』と呼ばれた彼らに対抗するべく人類は『魔法士』を育成した。外崎遥斗は生き別れになった両親や双子の妹を捜索するため。魔法士学園の『調査科』に入学し…

巨大マンションに巣食う悪霊がいる。

なんでもない人生を平凡に過ごしていた女子高生・アンは、ひょんなことからバラに囲まれた謎の魔城に入り込んでしまう。それは現在多発し事故として処理されている、人々の「原因不明の謎の死…

小品＝ベリーショートの作品集です。 全十品。 7、8は以前にも扱ったことがある題材です。 毎日17時更新です。

人間の寿命が大幅に延長された未来。最大の死因は心の自殺だった。 体の限界まで心がもたず、眠ったままになり、衰弱して、死ぬ。 火星に移住しセカンドライフを過ごしていた父さんも緩やか…

全長15センチほどの玩具ロボット『ディアロイド』が普及した世界。 灰色のディアロイド・ボイドは、持ち主を持たず、子ども相手の便利屋稼業で稼働を続けていた。 誰のモノにもなりはしな…

高校での酷いいじめを受けている主人公。自死を考え、樹海へと入って行く。ふらふらと樹海の中を歩いていると、人の心を読める「森の番人」と出逢う。森の番人とのやり取りを書いた短編小説で…

あの日、色見草の合間に真っ白な鷺を見た。 うっすらと雪を纏ったその鳥が、北の空へ飛んでいく。 私の目の前には、我が子の枯れたような屍体が横たわっている。 死と冬枯れは白鷺の姿…

うだつの上がらない芸人コンビの解散と相方の死。死とは何か生とは何か

死んだ弟からメールが届いた。姉はそして…。

老いた親を沼に捨て、代わりに身重の女を授かった。そんな一人の男の話。

ダーク要素のあるものです。 子供の虐待が嫌な方は読まない方が良いかもしれません。 完結しています。 なろうにも書いています。

「これ以上、ラルフ侯爵家の家名を傷付けるお前の存在を放置しておくわけにはいかない————ゆえ、お前を勘当する事にした」 王立魔法学院に通う『落ちこぼれ』の少年、グラムはある日、ラ…

勇者パーティの盾役兼雑用係のカイウスは魔王城での最終決戦で命を落とす｡ ふと目を覚ますとカイウスは光る霞に包まれており、それは女神タワーと名乗った。女神タワーは長年選ばれしものを…

僕は君と永遠を誓い合ったんだ。でも『不死者』である僕と君は永遠を過ごせない。だから君を────『不死者』に変えることにしたんだ。 1888年、ロンドンにて狂気を孕んだ少年が生ま…

高く遠い雲。焼けるような強い陽射し。 その夏、紫陽花を手離さない女が一人、芥川龍之介が隊長を勤める遊撃隊に入隊した。 ※中也のお話として書いた『紫陽花みたいな君を枯らすべきか愛…

「クソですわ！！」 お嬢様が目を覚ますと牢獄だった。 天井も壁も苔むしたボロボロの廃墟。 突然襲いかかってくる囚人。 牢獄なのに明らかに命を奪ってこようとする罠。 頼りない武器と…