「汗」を含む小説

この作品は、今から、１６年前に、書いたものですが、書くきっかけとなったのは、読者の方々から、「夏ネタ」で何か書いてくれませんか？と言われたので、こういう作風となりました。 登場人…

　この世のありとあらゆる【不運】を配合し、焙煎させて粉砕し、抽出したものをさらに濃くしたような不運を経験し、最終的にしょーもない死を遂げてしまった主人公、タカシ。 　神様はそんな…

手汗を大量にかく「手掌多汗症」著者による、実体験をもとにした話。「手汗の人って大変なんだね（笑）。じゃあちょっとやさしくしてあげよっか」と思って頂ければ幸いです。

時は２０１８年初春。 脚本家を目指すべく仕事を辞め、プー太郎となった男の、どうせ時間があるのならと、もう一つの戦い、腹にたまった豚脂肪との戦いが始まった。 ただのダイエットじゃあ…

今は閉鎖しました「ノベル組」というサイトで公開していた作品です。「エブリスタ」に移動させていたようで、久しぶりに読んだら当時を思い出し、懐かしい気持ちになりました。 本文は、執…

桶狭間に始まり、川中島に終わる（予定）の物語。主人公は特定の主を持たない野武士、黒風。彼が誰と出会い、何を想うのか、見守って頂ければ幸いです。 注：この物語は歴史上の人物も登場す…

　劉貫詞は、偶然出会った人物から託された手紙を届けるために離れていた故郷へと戻ることとなった。 　ただ、その人物とは――龍であった。 　中国唐代に記された書物、『続玄怪録』より…

※タイトル変更しました（旧題：エビチリおばさんと変態おじさん） 俳優・新堂陽（ひなた）の大ファンである山田恵子。明日は待ちに待った陽くんとの握手会を控えていた。 帰宅した恵…

中規模の開発会社が受注したソシャゲの開発プロジェクト、予算は数億円。 言うことがころころ変わるクライアント、仕事をしないディレクター、白紙の仕様書。 スケジュールは超過して…

原材料：　写実性　冷たさ　文学的な言葉遣い　希望　行き場のない感受性　眠気　皮肉　ユーモア　セックス　驚き　温かさ　高揚感　絶望　地下鉄の騒音　床に落ちたガラス片　睫毛　朝焼け　…

ある猛暑日のこと。 重たい荷物を両手に抱えた会社員風の男女は、汗を拭くことも、日差しを遮ることもできないまま、オフィス街を歩いていた。二人が一時の涼と空腹を満たすために入ったラー…

人が嫌いな平野達也人には、いい奴などいないと思っていたが気があう人は、いたそいつと出会いそして気づいた、、、、、

伝説の傭兵で戦場の切り札と呼ばれた男。コードネーム・ジョーカー。 架空の歴史を辿る地球で、戦地を仲間達と巡るジョーカーだったが、とある作戦の最中に消息を絶ちＭＩＡ、作戦行動中の行…

天孫降臨より三千と数余年、災禍続く。悪鬼の戯、甚しく、世、大いに乱れる。悪鬼鬼神、人心を惑わし、以って世を欲さんとす。民、憂えて呼ばむ。禍の世来けり、と。 （宝史伝 天錦の章より…

恋をした人への憧れを原稿用紙のぴったり半分、200文字で書いてみました！！ ユーザー作ってから初公開のものなので、どうぞ大目に見てください(汗)

UR武将げぇぇぇぇと！ そのとき俺の心臓は張り裂けそうなほどドキドキしてたね。 今から大乱世の真っただ中で君主として生き残らなきゃならないんだ。 なんせ俺の能力は平凡で、連れて行…

”真柴菊次郎”72歳、年金で残りの余生を過ごすと決めた、老人である。 先祖が武士であったため、昔から剣術を習っていた。 自分の孫であり、剣道場で共に汗を流していた”真柴…

　KADOKAWAビーズログ文庫様より 　2017.11.15単行本＆電子書籍発売。 ※書籍版試し読みは、ビーズログ文庫公式（カクヨム）で閲覧出来ます。 （ビーズログ文庫×カクヨ…

失業して家を妻に譲った男が実家の仏間の中から異世界の鍵を見つけ、日通いで異世界に出勤して領主をやるお話。 領主というものは権威だよ。 揺るがず訴えを聞き、汗を流し、ときに首を切る…

　7年ぶりに異世界に召喚された僕は、かつて大切な人の命を奪った、敵というべき女性と再会する。大切な人とかわした約束を守るため、僕は捕らわれの身の女性を監獄から解放しようと決意する…