「まあでも」を含む小説

自分の経歴が漆黒すぎてお食事会ではみんながなんとも言えない表情と独特な低いトーンの声音での返しをされる。いや、まあ明るく語ると軽薄に見えるからそれくらいがちょうどいいんですけど。…

二度の世界大戦を二回とも勝ち得た常勝不敗の帝国、日本。 最終の、本当に最後の切り札まで持ち出してようやく掴んだ辛勝であったが、なぜ日本が勝てたのか、その勝利の要因として数えられ…

カクヨムWeb小説短編賞2023応募作品です。 僕の名前は「｜蒼 敬四郎（あおい けいしろう）」歳は19才。 今年大学に入学したため一人暮らしすることなったんだけど普段なにも…

圭介には、超絶美少女な幼馴染、葵がいた。しかし、華やかさとは無縁の関係性で、葵は高校に入ってから、ツンツン、さらに圭介を虐めるいじめっ子になってしまった。 しかし、葵が交通事故…

創作論というより個人体験含むエッセイ。 歴史とは人間が過去にあった事件などを元に研究編纂し俯瞰するなにか。そして、フリー素材。 羅列される年号、やたら難しい漢字、聞き慣れない…

エルンストは生首だ。 ただし、生きて、しゃべる。 まあ、もともとが吸血鬼で死人だから、「生きて」というのはおかしいのだが。 西方国のひとつ、プロイセン公国の南西、黒森のほとりの屋…

ごくありふれた日常の一コマを、専門家や業者などを立てて大袈裟にしたお話です。 例えば、喉まででかかっている言葉を当てる医者の話とか。まあそれは、とある芸人さんのネタと被っている…

『帰宅部って、そんなに早く家に帰って何するの？』 間を持たせるため赤髪の美少女、不知火焔（しらぬい・ほむら）は、ダンジョン研修の時、余りもの同士で一緒になったマッシュルームヘア…

人口3人の南の島に住んでいる僕の高祖父は、現在130歳。昔は傭兵をしていた伝説の人物だ。 僕はその高祖父が大好きで、時々島に遊びに行っている。 島のインフラは「ジャングル」という…

「紹介文」を読むとは、なんとまあ律儀な読者か。 しかしながら残念なことに読者諸君よ、これは言うなれば「文学的デブリ」だ。愛撫も排泄もすることのない、器官なき充足身体なのだ。 …

アルファポリスでの書籍化に伴い、書籍化部分を削除しました。 俺の名前は中山佑輔（なかやまゆうすけ）。作業ゲーが大好きなアラフォーのおっさんだ。みんなからは世界一の作業厨なんて…

元の世界から追放されたカスどもの吹き溜まりの世界。 この世界唯一の都市『無名都市』ではカスどもがそれぞれ武装集団を形成していた。 俺はその日暮らしの傭兵《フリーランス》。依頼があ…

陰陽道や天文学について、書いてみました。 まあ、あまり難しい事は書いていませんが。 読んでいただけると有り難いです。

幼馴染の江崎美香はヤンデレだ。そのうえ高校時代、私に睡眠導入剤を盛って数日間監禁して、まあ、あの、一方的にゴニョゴニョしてきた性犯罪者でもある。 だが特に問題はなかった。別に私は…

龍堂ミロク、九歳。父親は年齢不詳の日系人、母親はどこか不思議めいだ占い師、そんな両親の元地球で暮らしていたが、前々から話していた遠いところにいる兄と姉達の話をしていた時、父から言…

現代日本は平和すぎるッ！！ まあ、暖かいご飯、家庭があるから文句は無いけど 良くて《平和だがつまらなすぎる世界》だろう って思ってた時期が僕にもありました。 なんやかんやあっ…

紹介文？ 紹介しろって？ 照れくさいよ まあ　てきとーにみてくれ

　俺（羽島　健一郎）はアパートの管理人とイラストレーターの仕事をしながら細々と生きていた。順風満帆とまでは行かなくても特に不便を感じることもない。強いて言えば一つ、「お兄さん、涼…

「んっ、れ、零、触るのはそこじゃないよぉ……」 俺、野獣院零（やじゅういんれい）は変わった名前の高校二年生だ。 俺の前だけ、ちょっとポンコツ可愛い幼馴染み、美馬茜（みまあかね…

えっとな。 キングって弱いんだ。取られたら負けだけど。 そうか。まあ、いいよ。 俺はルークになりたいな。