「昔 短編」を含む小説

田峯菅沼氏の菩提寺に伝わる伝承より、 御山をめぐる観音様の霊験のお話。 〈参考文献〉 『奥三河の文化と伝説』 『甲州の武将武田氏と三河の菅沼氏』 『山家三方衆』 あと諸々聞き…

これは昔、幼い頃に母から聞いた話をもとに書いたお話です。

僕達の命の源は、体内を巡る空気らしい。そいつがなくなると死ぬって、昔友達に聞いた事がある。 じゃあ僕は。サキソフォンを吹き、散々二酸化炭素を吐き出した僕は、余程死が近いんじゃない…

真夜中、光の届かない穴の中。 正体をなくした俺達は出会った。 掲載サイト：カクヨム 【https://kakuyomu.jp/works/16817139557215093…

昔々あるところに、一人の可愛い女の子が住んでいました。 その子はいつも真っ赤なビロードの頭巾を被っているので、赤ずきんちゃんと呼ばれていました。 そんな赤ずきんちゃんのそばには…

僕、鎌谷純平と隣に住んでいる幼馴染の篠塚桃子。 昔から気安い友達だった。中学3年生までは。 そして高校1年生の夏休みが始まった。 桃子はいつものように僕の部屋に遊びに来たのだが……

人生の歩みの中で、選んだ選択肢。 強制されたり、仕方なくだったり、見誤ったり、深く考えず勢いに任せて…だったり、後悔して自暴自棄になる事あるよね。 そういう時の為に、選択した道…

金曜日の夜とか土曜の夕方とか日曜の昼間に投稿します。

昔々の物語。ある晩のこと、俺の兄は美しい女を連れてきた。第五回こむら川小説朗読大賞参加作。

大学生の夜雨静月(よさめ しずく)にとって、7月7日――七夕とは一年で一番嫌いな日だった。中学生の時の苦い記憶が今でも彼女を憂鬱にさせるからだ。 でも、今年はいつもと違った。…

エレベーターにまつわる短編集です。 各話3分くらいで読めるんじゃないかと。 昔、auoneブログであったユーザー主導の創作企画に参加した時に書いたものが二つ。あとは新作です…

昔、愛車のアコードワゴンで日本一周した時の思い出の一コマを短編小説にしてみました。

こんなにもワクワクしながら来訪を待つのはいつぶりだろう。クリスマスの夜、両親がプレゼントを買ってかえる時、それとも大好きなゲームの宅配の時、それ以上に私は楽しみにしている。 待っ…

黒猫って今は不吉なものとなっていますよね。 でも、昔は魔を払うものとしての意味がありました。 そんな言い伝え(？)を使って短編小説を書いてみました。

梅雨の開けた熱帯夜に氷菓を齧りながら思うのは今の恋人か、それとも昔の恋人か。大人の恋愛のショートショート。

いつからだろうか、あの人との関係が、拗れていったのは… ある夫婦のある日の話。

夜の九時、絵本を読んでいたエリスは、もっと遅くまで起きていたかった。 　でも、十歳に眠気を耐える術はない。どうにかして起きていたいと思ったエリスは、おかあさんに頼むと「目が覚め…

晴翔《ハルト》……主人公。中学生。動物が苦手なのになぜか妖狐のヨウコに好かれている。昔、犬にイタズラされたのがトラウマ。 妖狐のヨウコちゃん……白狐のむすめ。人間の姿での見た目…

高校生の私には昔から仲の良く三人一緒に過ごす、男女それぞれ一人ずつの幼馴染がいる。 これは二人には言えない、私だけが抱える秘密の話だ……。 「５分で読書」短編小説コンテスト20…

　城塞都市『ニエルティ』の東には『チェスティングの森』が広がっている。 　ある時、森で仕事をしていた7人の木こりが行方不明になってしまった。一体、昔から恐ろしい噂の絶えない不気…