「一人称」を含む小説

ラブコメ漫画が好きな普通の少年『エノケン』こと榎戸健太（えのきど・けんた）。 健太が密かに想いを寄せるのは同じクラスに居る文学少女、臼木佐智（うすき・さち）。 佐智は稀に見る奇…

　今回は「三人称一元視点」をさらに一歩進めた書き方を試してみました。 　「三人称で書かれた一人称視点」のようなものなのですが、着想を得てから仮の物語が思い浮かばなくて、あまり入り…

普通の人ができることが自分にはできない。 誰もが当然のようにやっていることを苦労してやったところで、見下される。 黒い靄が心を埋め尽くし、自己嫌悪の負のループに陥った「私」が見た…

果実の収穫が始まった。収穫した果実を変換器に入れることで、この仮想空間は維持されるらしい。やがて、僕は思い出す。お姉ちゃんと話したこと。彼女はどこにいるのだろう？

猫又 八咫烏(烏) 人間 鵺(ぬえ) 九尾 ※鵺と九尾は兼役推奨 全キャラクター性別不問 一人称、語尾の改変○ セリフの大幅な改変× 世界観を壊さない程度なら○

一人称「僕」と三人称「彼女」の夜の点描。僕も彼女も男かもしれないし、女かもしれない

けだるい残暑の残る日のこと、「私」は暑さに顔をしかめながら、仕事のために外に出ていた。

私は荷物を抱えて、山に登っていた。

坂本 16歳 一時的な記憶喪失になっている 鈴木 20代 事故に巻き込まれた タナトス 死を意味する。魂を運ぶもの。言葉足らずな死神 (医者 後半少し出てきます。 タナトス…

昭和十四年、雨宿りで出会った女には秘密があった――。 まだ戦争が対岸の火事と思っている昭和前期の日本。本屋で出会った美女に一目惚れした主人公は、仕事帰りに足繁く通う中、彼女の持つ…

小さい頃、店先に並んでいたその子を私は一目で気に入ってしまい、普段することのないおねだりをお父様にした。 その白く柔らかい肌、キレイな長い髪、スモークグリーンの吸い込まれるような…

周りに言われてきた普通という仮初の安定を選んでしまった「私」の心の嘆き。

戦う力を持たない青年ルミー・エンゼは、冒険を生業とする人々を助ける“支援者”として過ごしていた。 開拓者支援店【アメトランプ】を構えて、馴染みの客を見送る毎日。 そんな中、半ば無…

人付き合い、愛想笑い、我慢。 窮屈な飲み会で自分の気持ちをごまかしながらただそこにいた。 逃げ場はトイレくらいで、そこにも望まぬ人たちがやってくる。 店から逃げ出した先にいたのは…

私個人の独り言を文字に起こしてみたものです。 オチなどはございませんが、ころころと変わるお話を楽しんでいただければ幸いです。

深夜の街を見下ろしながら共にいろんな国を旅した二人が雑談をする。 女性は相手のことを師匠と呼ぶ。 それは女性にとって師匠と唯一言ってもいい存在だから。 社会に反抗的な女性が、なぜ…

　僕こと神崎（かんざき）は恋に落ちた。相手は純喫茶でバイトする大学生の小森和都（こもり・わと）。 　僕は中高と男子校出身で恋には疎い。だから彼女との距離も詰めあぐねている。 　 …

おばあちゃんが倒れる二週間前に、初孫である私さっちゃんに渡された一通の手紙。 短い文面に隠されたおばあちゃんの思い。 一話と二話は孫視点、三話と四話はおばあちゃん目線の一人称です…

【書籍化決定】主人公が精神をガリガリに削られつつも頑張る系作品が大好きなとある男は、ある日テンプレトラック神様転生をしてしまう。生まれ変わった世界で地位と権力と金を保証され、優し…

女神、架空の生命体と認識されているが･･･ 紀元前に多次元宇宙からこの惑星へと飛来した生命体、女神族。地球で暮らすことを決めた女神族だが、仕事をせず利益を得る方法を模索していた。…