最後、師匠の歯切れが急に悪くなるところがいいなと思いました。ここでチョコレートの甘さを思い出すように、このお話に「恋愛」のタグがついていたことを思い出しました。この二人のその後が知りたいような、この二人の切り取られたこの時間だけを読んでいたいような。新しい恋愛短編。また読みたいと思います。