「今だったら……」を含む小説

　【新章へ】獣人だらけの世界で、唯一の人間である主人公。男装して国を滅ぼした、敵国の王を討ち取りに行った。が、女だとバレて、しかも、何故か執着され溺愛されてしまう。モフモフだらけ…

今のところオムニバス

婚約者と別れ、支店へと異動願いを出した千尋。 しかし三か月が経った今、本社から応援として出向してきたのは―――別れたはずの、婚約者だった。

　ストレスの限界に達し町中でキチゲ解放してた殿沢風太は、目を覚ますと泣く子も黙る鬼畜貴族「カタル」へと転生していた。 　毒殺された悪役貴族カタル。 　超絶有能で稀代の美男子の鬼畜…

かつて大魔導師と呼ばれていたエベリナ・カッセルが"呪いの指輪"に封じられ、二百余年。 皇帝をはじめとする有力者の魔道具となり、"指輪の魔女"とされた彼女の次の主が決まった。 リア…

舞台は、古代文明の知が失われた世界。 転生した主人公は、現代の知識を生かして荒廃した王国を復興させるために奮闘する。 彼の持つ唯一の特殊能力は、触れた物の歴史を知ることができる…

太古の昔、信仰に支えられた神々により世界は守られていた。しかし、魔導工学の発展と共に人は信仰を忘れ神々は世界から消えた。時を経て人類の魔導工学も衰退し、星々まで渡るほどの技術も今…

深い森の古城に一人棲む吸血鬼の娘、ロナリーテです。 お供は蝙蝠のピッピと、熊のぬいぐるみのポンタ。たびたび人族さんがお城を訪れるのですが、みんな剣や魔法で私を傷つけようとするので…

「そうだ、『ガーデンフラワーパーク』へ行こう」 　夏休み。家にいた奏（かなで）はテレビを見ながらそんなことを言った。大学２年生の翔（かける）は暇を持て余していたため、妹の願いを叶…

雨の日は気分が落ち込むと言っていた［俺］がいつからか雨の日も楽しいとさえ思えるようになったお話 ※他サイトにも掲載しています

高校の窓から冬の日差しが差し込む教室で、私、垂水姫華はいつものようにのんびりと過ごしていました。両親を失った過去があるせいか、人と深く関わることを避けていて、ちょっと寂しいけど穏…

1960年代後半、10月のフィリピンの沖。女流作家の早坂志乃（はやさか　しの）は、とある花を抱えて、船に乗っていた。 南方の海に特攻隊員として散っていった、「自分の愛した女性が、…

　密かに小説家を目指し、東京の大学の文学部に入学した地味な文学女子の夏目朱美は、東京での一人暮らしの大学生活に不安を持ちながらも、趣味を共有できる場として文芸サークルに入会しよう…

二人きりのサークル『こゆきとのぞみのお悩み相談室』。 このふたりは……推せる……！！ 「空色杯」第10回500文字以上の部参加作品です。

私は探す。銀河を旅する。いまや頭部のみとなった亡き彼女の望みを叶えるため――。 Twitter自主企画「novel首塚」参加作品。 ※サークル「弘法の筆」様主催のSFアンソロジ…

私たちの生きる世界とは違う世界では、無気力なエルフの少女の鬱々とした日常があった。 　里長(父)からは、【無気力の体たらく】と言われ、里から追放された主人公、ラピスラズリが、この…

仕事のない写真屋に舞い込んだ一風変わった依頼は、葬式のビデオを撮ることだった。 しかも、すべての過程を余すところなくカメラに収める必要があった。 残酷描写があるので、不快になる…

人々が忌み嫌う殺人生命体、「怨獣」によって引き起こされた「東京壊滅事件」。 22年の月日が経ち、怨獣の姿が消え去り、平和な日々が訪れた。 そんな日々を過ごしている一人の少女、星野…

【このエッセイは過去のものを加筆修正し、今の自分の思いに改変している】 大学時代に講義で感じたことを書いてみた。

出会ったのは夜の少女だった。 訳あって家出少年となった シグレは、過去の事件により立ち入りが禁止となった地区に迷い込んでしまう。 そこで出会った少女 トバリに拾われることとなっ…