「残す」を含む小説

表現の練習② 想像の余地を残すのって難しい。 不要な説明に気をつけました。

旧題『世界より、英雄たちへ』 第一部 　魔王が滅びて約100年。人々は魔王の残した呪いに悩まされていた。 不死の呪いにして必死の呪い。そんな呪いに罹った青年レインは残された…

ある知的生命体(S群)が、宇宙を漂う巨大な廃船を発見した。 そこには「地球」という惑星に住む「人間」という知的生命体が暮らしていた痕跡があった。 その廃船から見つかった二つの生…

モヤモヤして頂きたい。

壬生の狼、幕末の徒花。 新撰組――。 誰にも知られず、歴史にも名を残すことなく、咲いては散った命があった。 これは"無銘"の隊士たちに捧げる、ささやかな、供養――。

「今日ね、あたしくもの巣に引っかかっちゃったの」 　娘が告げたこの言葉を発端に、幽霊が、鬼が、座敷童子が繋がっていく。それらは時にざらりと肌を撫で、人の胸に苦さを残す。北の山の谷…

【2018年3月発表作】 巨大な縦穴で生きる、二つの民族があった。 一つは、この国の支配層、リン族。 もう一つは、被差別民族として下層階級に生きるトン族。リン族による、魔術と配給…

　ボクとキミとは姿が違う。 　それでも、きっと好きって気持ちは……変わらないよね？ 　これはボクがキミに残すサイゴの言葉。 　どうかキミに、届いて欲しくて――

ある日、世界から色が消えた。そんな世界で色を残すのは花のみ。画家である主人公と、唯一色を持つ症女との物語。

両親を失い、母の形見の羊と一本の剣をもつ、羊飼いの少年ハルキは、ある日トレジャーハンターを自称し、不思議なコインを持つ少女イブに連れられて彼らが住む物語の舞台“トーラ地方”全域を…

15世紀末、もっとも苛烈な内紛の爪痕を残すフランスで、青年アレクシスはひとりの少女を拾う。 場所は変わり、他国との戦争に敗れ神聖ローマ帝国と名乗るようになったイタリアで、一人の…

キャラクターはどうぶつの森の登場キャラそのままです。みなリス属のキャラのみが登場します。*性格等は多少変わっております 13才の時に書いたものを修正し、投稿いたしました。物語を書…

ーーーーーーーーーーー 語り部の仕事は 古来より紡がれし物語と 現代より生まれし物語を 語り継ぎ 後世へと残すこと そして 世界の終焉を、見届けること ーーーーーーーー…

頓て発車するバスの車窓からケンが何気に振り返り見たその少女の、気の所為だったのか、勝手な思い込みに決まってる……微笑むような目線となって映り。併、普通の只往交う二人に過ぎなかった…

本書は、クアドラード第四十一代司教アオイ(零地区・教会・鐘)の、就任一周年を記念して作成された司教記録本である。アオイ自身の人柄に触れながら、クアドラードに起きた悲劇、アオイが史…

遠い未来、管理された社会。移民のための「B計画」（ほかの惑星で人類が子孫を残すことが出来るのかの実験）に参加することになったジェイミィは、同じく参加していた少女アウラとペアになる…

　記録者──記録を残す者。 　かつて冒険者と呼ばれていた者たちは、いつしかそう呼ばれるようになっていた。 　彼らが記録者と呼ばれる所以。それは、その者の生きた記録が一冊の本とし…

人類史に名を残すと言われた「1000光年戦争」。これは人類対異星人の戦いを記録し、解説したものである。

　師匠は記録が好きだった。 　東の大賢者様は口伝に重きを置いていて、書物を残すのは決まって弟子であったが、俺の師匠である西の大賢者様は自分で書物を残す人だった。その理由は――

カクヨム3周年記念選手権　4日目投稿作品 お題　『紙とペンと○○』