「いいね♡」を含む小説

負けた訳じゃない。でも負けてる。 競争に？健康で？お料理？人生の生き様？ ……悔しくはない。ただ、みんな嫁がいる。 子供なんて三人もいたりする。そんな時、わたしは考える。ふーん。…

「ナディア！　お前はこれまでこの国が平和だったのをいい事に、己を聖女だといつわっていただろう！　こうして本物の聖女が現れた以上、このままにはしておけない！　偽聖女ナディア、お前を…

神の教えに従って生きる信徒・リオリエルには、裏の顔がある。王族（神の子孫）を守る隠密『影徒（えいと）』なのだ。怪我が元で一線を離れていたが、ある日突然、王族の一人である摂政ラフェ…

音響妖精。 それはインターネッツ文学界に舞い降りた優しき存在。 物語にはあらゆる音が必要だ。 けれど、それを表現するのは決して簡単なことではない――、彼女が現れるまでは。 彼女…

　海老沼 光――という、自分の名前が生理嫌悪を催すレベルで嫌いだった。 　結婚して名字を変えたい。だけど、だれでもいいわけではない。 　ハイレベルな男と釣り合うために、努力する私…

――慶応元年《けいおうがんねん》　冬の京。 　小雪がちらつく路地裏で、身なりのいい女が浮浪者の男に頭を下げていた。 「桑峯藩【元剣術指南役】の秋山直二様……。どうか、どうか、新選…

　面倒ごとが嫌いなぼくはいつも傍観者だ。

※近況ノートに武器と戦い方の簡易解説あり 　賢い庶民は乱世の元凶、愚かな羊はただ導かれればそれでいいーー 　エリート主義を掲げる神殿が、学問を支配するこの世界。人々の知識や本に…

一組の男女が、夜明けの海を見に行く話。 知り合いから貰った『夜明けの月』『波の音』『真夜中の踏切』のみっつを、作中に盛り込みました。 タイトルは『ラ・メール』。フランス語で『海』…

安いので事故物件に住んでいる。壁は薄いが人気はないので悠々と過ごせる。その壁隔てた隣人が壮絶な死を遂げたという話は全くといっていいほど気にかけてない。

暮らしのすべてを竜に依存する世界。 トゥトゥは竜の祝縁、すなわちその声を聴くちからを持つ。 ある日、空で、ひとりの男を救った。 セイラン・ウォジェ、堕ちた英雄。 予期しない出会い…

さすらいの民に、パンの雨が降ってきた。 民は喜んだ。 民は、神にさらなる雨を要求する。

『飴玉』『煙草』に続く第3弾です。

強いから、一人でいいのでは？(※重複投稿作品)リィズ・ブランディシュカ ２０２３．１１．１１簡易チェック

廣瀬雪矢は、隣の席に座る青八木雨竜という男にうんざりしていた。 モテるのも高スペックなのもどうでもいいが、雨竜への告白の手助けを手伝わされることが多く、我慢の限界がきているのであ…

20××年、日本は100度前後のサウナの熱に包まれた！ 数年前からサウナが人体に与える影響が取りだたされてはいた。しかし一過的なブームに過ぎないと、単なるオヤジの趣味だと馬鹿にす…

日本人の父とリドルキア人の母の間に生まれた僕。 リドルキアで暮らしていたけれど戦争に巻き込まれて、日本で暮らすこととなった。そこでも不幸は続いたけれど、ある日1人の先生と出会った…

病気を抱える娘にきつく当たってしまう「私」 姉と比較し常識という誰が決めたかもわからない無責任なルールを押し付け 大切なものを失ってから気づく自身の未熟さ。 母になるにはどうすれ…