「人魚？」を含む小説

人魚と青年の短い恋の物語

人口約50人、そんな小さな島で暮らす中学生のスイとクレ。 島に娯楽はなく、遊び場は海だった。 そんなある日、たまにはと山に行ったのだが、クレが足を滑らせて崖から落ちてしまう。 『…

主人公の俊は、彼女の星羅に別れを告げるが…？

愛する者達が愛を捧げる日。 周りに、浮かれた甘い香りが漂う中、いつもと変わらない日常を過ごす人魚。 なんの気無しに訪れた陸で、甘いお菓子を手にする。

「幼少期に海で人魚の女の子に出逢い、その後再び人魚の女の子に出逢った人間の女の子が人魚の女の子と一緒になる為に全てを捨てて人魚に変身し、二人っきりの深海で幸せに暮らす百合小説をお…

うちの冷凍庫が閉まらない。 中身を空っぽにしても、どうしても閉まらない。 ある日突然、冷凍庫だけ扉が閉まらなくなった。 おかげで、大好きなアイスクリームも、朝ごはんの冷凍うどんも…

藍芽山の藍芽神社に遊びに行ったまま帰ってこない弟を探しにやってきた姉の鈴希（スズ↑キ↓）。 少し境内を探して回ってみるが、神主の他には入り口に立っていた血色の悪い大柄な男しかいな…

大きな嵐のあと、銀波町には人魚姫が現れる。人魚姫の名前はレディ・アイデス・ブラック・ダリア。悪い海の魔女が産む『怪物』から、町の人々を守っていると伝えられていた。 十二歳の“僕…

　幼い王子ロナウは、毒を盛られ海に沈められた。そのロナウを助けたのは人魚のフリーシアだった。人魚の血を飲まされ、一命を取りとめたロナウは恋に落ちる。 　「お母様に人間と話してはい…

月籠の夜、夜空の下で目を覚ました青年トモリは、己の記憶を失っていた。覚えていたのはひとつだけ。誰かと海へ行く約束をしたこと。青年は傍にいた少年、ニシェと共に海を目指す。 その旅…

日本の海沿いでは人魚との交流が盛んにおこなわれていた。 「王子様って、本当にいるのかな……」 言葉が零れるたびに、泡がポコポコと音を立てては消えていった。 人魚のサクラは、自分だ…

人魚の心臓を移植したら体から鱗が生えて来た人間と、からっぽの人魚の話。

幻の国アクアラグーン。深い海の底にある美しい人魚達の王国。 これはその中で唯一『醜い』と言われた人魚、いえ、人魚とも認められず『魚人』と言われた女の子のお話です。

人魚姫の恋です。短編です。

2月20日　コミティア139　にて頒布予定の短編集より。

「この娘を連れて行ってはくれないか」 死に場所を探していた男が押しつけられたのは、一枚の美しい鱗だった。 それはその鱗一枚を残して貴族に食われた、人魚のものだという。 男は鱗を…

お題『人魚』『文士』『柳』

　鬼との因縁に巻き込まれた慎也たち。　嬉し楽しい（？）ハーレム生活を満喫（？）していたが、使命を終えた事から総理の孫娘3人は実家へ強制送還されてしまう。本人たちは復帰を望むが、当…

その旅行は単なる思い出作りの廃墟探索で終わるはずだった。 舞台となるのは竜宮城を模して作られたという温泉旅館。経営者の孫娘であり、何かを隠しているサークルの先輩。誰も居ないはずな…