「青春文学」を含む小説

初めて投稿します。 真面目に書きました。

僕が出会った不思議な少年「彼」との物語。 「小説家になろう」にも投稿しています。

修平のマンションの隣に無口で暗い顔の女が引っ越してきた。黒い服ばかり着た、お団子頭の女は口を開けばなんだかいつも頓珍漢。犬に嫌われ、夜の公園を徘徊するあやしい彼女は「使えない」魔…

あの日、私は思わずシャッターを切った。 小麦色に焼けた肌。引き締まった筋肉。百メートルを走る彼女の身体は何よりも美しくて、目を離すことができなかった。 陸上に人生をかける彼女と…

逆接を用いずには表現できない女「逆接さん」に訪れる、二律背反の人生。 そんな数奇な特性を持つ彼女をめぐる、青春と仕事と恋のゆくえ。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きまし…

あの養父を殺しに行った白昼の出来事は、どこからが現でどこまでが夢だったのかと、ぼんやり途方に暮れた。いずれにしても、たった半年間のほんの小さな話だ。

ある労働者の青年と女子大生が恋をしていた。 それは、かつて恋をしていた、と言ったほうが良いだろうか？ 教養は持つものと持たざるものとの間に溝を作る。物事は知っていればいいという話…

自主企画参加作品です。 複数の作者が同一の物語軸に沿った作品を書く、というご企画です。 「筆致は物語を超えるか」【葉桜の君に】https://kakuyomu.jp/user_…

鳥に憧れる人、疎ましく思う人、自分を重ねる人。別にいなくても困るけど、いないとちょっと寂しいかもしれない。 鳥と私にまつわるエトセトラを描いた短編です。

ブラバンに入ろう！と思って入学したら、ブラバンに部員がいなかった！ 偏差値低い、評判悪い、悪童揃いの工業高校に入った翔太は、クラスの仲間を集めて初心者だらけの即席ブラバン活動開始…

　平成生まれの僕の好きなアーティストは、バンプオブチキン、アジアンカンフージェネレーション、ラッドウィンプス、レミオロメン、サンボマスター他ってとこ。これは僕が浅はかな音楽好きで…

都内某所で売れない作家をしている桔梗　勲（キキョウ　イサオ）は、本業で週間文超に官能小説を執筆しているのだがそれでは食べていけずに深夜のコンビニバイトで生計を立てており、自身がネ…

上村雫は、二重人格者である。

朝にホテルで女と別れ、疲弊したままアパートに帰りついた主人公見田は信じられないような光景を目の当たりにする。自分の部屋のバスタブに、見知らぬ青髪のセーラー服を着た少女がそこに陣取…

　祖父の蔵から運の針と呼ばれる不思議な針を見つけた礼二。その針は一刺しすればその者の運を吸い上げ、次に刺す者へそれを流す魔法の針だという。遺された日記を頼りに針を使いこなしていく…

地方選挙の実情を描いた小説です。人や町、そして政治を変えるには、どうしたらいいんだろう。 まずは、自分が変わることかもしれない。ちょっとした行動から、きっと未来は動き出していくは…

認知症を患い、自分を失いつつある慶司。そんな夫を介護する鳩子。 幸せだった夫婦はもう存在しない。 凛一、潤、幸、ハナの四人の子ども達も、それぞれに問題を抱えながら生きていた――。…

スクールカーストの最底辺にいて、いつまでも果てしなく続く不変で退屈な「終わらない日常」にうんざりとしながら生きていた主人公の“僕”は、ふとしたキッカケで高校2年の冬に他校の女子高…