「短編 文芸」を含む小説

【短編作品】 モデル　『注文の多い料理店』宮沢賢治　作 とある二人組の探偵？が、変な料理店に入って飯食うだけの話。 ～　～　～　～　 作品が好評でしたら、シリーズ化も視野に入…

代筆屋を営む私の元に、一人の旦那が手紙をもってやってきた。 それは、菊乃からの手紙。 旦那から受け取った扇子に書かれた返歌を読み、行動する。

俳句のネタを見つけに狭山湖を訪れた私。 そこで見たもの、聞いたもの、感じたことを俳句にのせて、ゆったりとした時間を綴った散文です。 『第3回角川武蔵野文学賞』 （武蔵野×一般文…

なぁ、そこのあんた。 一つ、話しを聞いておくれよ。悪い話じゃない。 そんな風にして、ホームレスの男性は自分の半生について語りだした。 それは後悔を売ったという不思議な話で、その…

　 佐倉総合高校、弱小文芸部にて。 　今日も小川陽貴は些細な事を調べたがりな厄介な先輩、七海温子の話を聞き流していた。 　ところが帰り際、陽貴は僅かな温子の異変に気付いてしまう。…

河原には三人組の少年少女がいつも座っている。画材を出して、景色を眺めながらさらりと筆を動かす。一人は中々上手いのもいるじゃないか。いや隣は画伯も画伯なんだが。今どき写生なんざ珍し…

私の元に何の前触れもなく現れた元教え子の彼。私の傷を見て彼は激昂する。

企画「文芸意見交換会」のために書き下ろした極短編。 テーマ「共鳴」をもとに書いた一編です。

友情、憧れ、恋、孤独、嫉妬、劣等感──城のような芸術塔がそびえ立つ高校で、普段その城に入ることはない普通科の生徒達が主役となり、文化祭を軸にそれぞれの場所でそれぞれの感情を抱きな…

　新しく『怪取局』捜査一課に配属された生真面目な性格の新人・狐二宮静(こにみやしず)は、水卜(みうら)たちの班で新人研修を受ける事となり、案の定、水卜が非常に面倒くさがるもなんと…

遠い昔。武蔵野の地に魅せられた死神――紫香(しか)は、雨の夜にかけがえのない邂逅を果たす。 ＊「第3回角川武蔵野文学賞(武蔵野×一般文芸部門)」への投稿作品です。

一年前に書いた短編小説です。 衝動とイメージに動かされ書いたのですが、あまり覚えていません。

1話完結の物語。短編もしくはショートショート・掌編集です。 ジャンルは問わず気ままに思いついたモノを書いていきます。 皆さんもお時間がある時にふらっと立ち寄り気軽に読んでいって下…

――これは一人の男が道を踏み外すまでの話だ。 不器用だが祖父母思いな青年、伝助。 民俗学者の祖父が亡くなり、失意に沈む彼を、他者の悪意が襲う。 復讐を決意した彼がとった行動とは。

2人しか部員がいない文芸部の部長主人公根元悠は、後輩である咲々木桜子といつも他愛もない会話や好きなことをして放課後を過ごしていた。悠は最近部室でASMR音声を聞きながら眠ることに…

僕が唯一、幸福だったと感じているのは、幼い頃過ごした埼玉県所沢市の狭山ヶ丘の時代だ。そして僕の人生の記憶はそこを離れる時に始まった。大人になって、当時の姉の幼馴染で客室乗務員の香…

文芸部の編集担当としてこき使われている、片桐　慧（かたぎり　けい）は部内で少し浮いている黒髪の美しい少女・星野　栞（ほしの　しおり）の事が気にかかっていた。 彼女は部活内でも『人…

　志花は小説を書いている。あるいは、小説みたいなものを。 　それは、高校時代からの話だ。僕が文芸部ではじめて出会ったときから、それは今でも続いている。彼女が意味を見いだせるのは、…

【6000pv突破感謝】 　とある世界に突如として現れた、古代の超兵器『神機』。 　文字通り、神の如き破壊力と無限とも思える英知を備えたそれらが、その世界の有りようをまたたく間に…

七夕とその翌日に起こった、どうしようもない世界の終わり。そして、僕と彼女のお話。 ※高校のとき、文芸フリマにだしたモノを修正したものです。 前々々作：夕立ち放送フィルム 前々…