「なんだ！！ 短編」を含む小説

【小説家になろうで部門別日間ランキングで最高十位を記録】クルメール・ルビンスカヤ男爵令嬢は次期公爵であるヒューバルト・アストレングスの熱烈な求婚を受けて、その婚約者となる。しかし…

ボクの名前はユーリ。女神様から祝福を受けて魔王を倒しに行く。 だけど、旅のお供がくたびれたオッサン一人？ しかも、戦えない！ じゃあ、何をするんだ？交渉？そんな物になんの価値が…

パーティーでお荷物扱いされていた俺は、とうとう勇者でありパーティーリーダーのガイアにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部ガイアの物で、居場所がどこにもないことを悟った。 な…

　全世界の人間が記憶を持ち越すことができる『タイムループ』―― 　12月31日を繰り返す日々は、やがて人々から行動の制御盤を奪い始める。どうせ明日も今日を繰り返すなら……今日のこ…

ドラマや映画、アニメに小説と、物語ならなんでも。 作品について2人は放課後の教室で語り合っている。 そんな2人を見守るクラスメイト数人は、毎度のことながら、微笑ましく思いつつ、早…

新世代記憶媒体との互換性がなく、情報を引き継げない旧式アンドロイドとその家族が選んだお別れの日。人間と共にある機械の終活、そう遠くない未来のありふれた日常を綴る。ほのぼの寄りしん…

ある日、変な夢を見た。 すると、なぜか『一見なんの役にも立たない能力』を使えるようになった。

「ケムリよ！　お前のスキルははずれじゃ！」 そう言ってスキル鑑定士の爺さんは死んだ。 俺ははずれスキル、しかも、スキルそのものがなんなのかも分からない、という二重の意味ではずれな…

仁＝春（木）、義＝秋（金）、礼＝夏（火）、智＝冬（水）、信＝中央（土）。春の草木を生育させる暖かさと、仁すなわち愛の徳を連想させる。何気ない事が、見過ごすことが、これからを過ごす…

身長１５センチメンタル、大きく見せるためのトンガリ帽子はトレードマーク。ふさふさの白髭を着ければ子供には見えないだろう？ 俺は故郷ガーデンを離れ、傭兵のように生きるノームだ。 自…

　とある友人に渡すつもりで書くだけ書いて、結局渡せないままの駄文。 　　 　まったく余計なお世話で、こんなことになんの意味もなくて、お前に何がわかるんだと言われれば口をつぐむし…

「透明人間を自称するダイク牧師は、こんな事を言いました。曰く、“私たちは、姿が見えない以外、あなた方と何も変らない”と。（中略）私はいまこう考えています。――ダイク牧師をはじめと…

主人公の矢間田和己はギャルしか愛せないギャル好きのオタクだった。中学のときに学校一美人ギャルの佐々木樹乃に告白するが振られてしまう。 「オタクに優しいギャルなんていないんだ！」…

「ご機嫌はいかがかな、名探偵の明智ホムさん」知らない男だ。端整な顔つきの、初老の男。口元に小さく生えた髭がどこか憎らしい。「なんだお前は。当然、初対面だな」「もちろんですとも。一…

若くして古書店の店主をつとめる高瀬は、本の溢れかえった居室で、深刻そうに語る。 「おれは実は本が好きじゃないのかもしれない」

なんの意味もないお話

恐山のイタコと名乗る女が、ある村に現れた 女が言うには「この村は呪われている」という 話の真意を確かめる為に集まった、村の長とその親族 この村は本当に呪われているのか 女が…

俺の名は帳仁（とばり・じん）。なんの変哲もない、ただの超人だ。 俺には愛する妻と娘がいるし、最高の後輩もいる。 そんな普通の日常を過ごしていたいというのに、俺は政府からことある毎…

思い出せない小包の宛名について考えます。 少女たちの見解はとても悲しい話であるということです。

キラキラした街並み。 ラブラブのカップル。 イライラした私。 クリスマスイブはいつも通り過ぎていく。 別にどうということもないのに、この寂しさはなんなんだろう。