開運 Que Será, Será

龍玄

「嫌な事」

 「嫌な事」。


 苦労と呼ぶには余りにも小さい。


 逃げようと思えば避けられる。


 でもそれは、一時凌ぎで「向き合うもの」を

躊躇っているだけではないのか。


 生きるとは、困難を乗り越える事だと聞く。


 出来れば出会いたくない。


 小さな「嫌」を避けても、何れは大きくなって

戻ってくる。


 小さな「嫌」は人を育てる「種」ではないだろうか。


 だとすれば、向き合うのが生きる事ではないのか。


 粛々と向き合い目の前の事を熟す。


 その先はきっと「嫌な事」も少しは

軽くなっているのではないだろうか。


 「嫌な事」と向き合う事は、自分を磨く事。


 磨きを掛ければ、いつか輝くこともあると信じて。



 

 


 


 

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