「というか、」を含む小説

1999年の渋谷。 古い魔女の系譜を継ぐ少女――むらさきは繰り返す12月に閉じ込められていた。 12月31日の大晦日に現れる’’恐怖の大王’’によって滅びる地球を救うためーーとい…

小説というよりも、作品の設定を整理したものです。ふと、このキャラ誰だっけと思った人はぜひ、のぞいてみてください。章ごとになってるので、ネタバレも食らわずにすみます。キャラクターの…

　フラストレーションが堪りすぎたら、書いちゃうかも知れないですの項目。 　おもてに出すなら、表現の趣向や感覚にこだわり過ぎるのはよろしくなかったりする……。 　でも不調法者なの…

ある日ある場所の小学校、五年三組の国語の授業。 　『運命の一冊』を語る作文発表の授業が始まった。教師があらかじめ作文に目を通し、朗読する生徒を指名する。主人公の少年も指名され朗読…

　本作は、南雲皋さん主催の企画『匿名短文おバカ上司企画』に寄せられた作品を、筆者こと遊月奈喩多が読んだ感想を述べていくコーナーでございます。 　拡大解釈、誇大妄想、脱線雑談が多い…

目を覚ますとそこは見知らぬ檻の中だった。子供の悲鳴が聞こえる。大男が現れ、子供を引きずっていた。 恐怖に怯える主人公。すると行方不明だった妹が現れ、自分たちは魔女が支配する檻の中…

友人が死んだ。女性ばかりを狙った連続殺人の被害者と目されているらしい。 死体発見現場に花を手向けに来た私に、見知らぬ少年が声をかけてきた。 彼が言うには、死ぬ前の友人とひととき関…

ーー八月中旬、祖父が亡くなった。 これは、私の実体験。 別れが寂しくて、母の苦労が浮かばれなくて、身勝手な人間に憤って泣いた一週間の記録。 不幸ごとは続くというけれど、短…

隣国では神仙からヒトの時代へと移り変わる頃、「ひのもとのくに」はいまだ神仙の時代であった。今の時代の国の名をヤマト、都の名を朱雀京、頂点を統べる王を指して天子という。天子の住まう…

現代、陰陽寮の中で上位に位置する九重家では、跡取りについて議論が行われていた。 跡取り候補の一人、九重優輝(ここのえゆうき)は、天才と呼ばれるほどに実力が高い青年だ。 年齢的に…

ある日、ヴァンは立ち寄った町の奴隷商店で、運命の人に出会った。 その相手とは、訳あり奴隷の中に並べられていた、やせ細った半獣の子ども。 ヴァンはその子どもを見たとき、強い衝動に…

十九世紀、ロンドン。とある暗殺組織で活動していた『黒兎』は、チートと呼べる程驚異的な身体能力を使ってあらゆる任務を忠実にこなしていた。まるで機械のように人を殺す少女は、『かつての…

※少し大人向けな表現があるかな？と思う話にはエピソードのタイトルの最初に『☆』をつけました。すごく苦手な方は読み飛ばしても、そんなには差し支えないと思いますので、日常のわちゃわち…

【あらすじ】※ネタバレをふくみます 嶌国では、人々は郭壁の中で生活している。都市を囲む壁の外には森が広がり、そこは数多の妖魔たちが蠢く場所だ。移動に使うのは鳥である。船を運ぶ鳥…

どうも、沓木稔です。作者です。自分の不思議(ホラー？)な思い出を書きたかっただけのやつです。 小説というには雑談のような日記のような…。そんな感じのやつ。

まずは匿名短編コンテスト過去VS未来に投稿した作品です。 どちらかというと男性に向けたような作品です。 2作目はコメディです。 3作目、4作目も短編企画で書いたコメディです。 …

ネタバレあらすじ 第一章 　金玉(きんぎょく)少年は、月の女神、嫦娥に呪いをかけられた。満月の夜になると、男を惹きつけてしまうのだ。両親は「結婚すれば呪いが解けるのではないか」…

砂漠の町に住むシュジャは、エルフ族の血を引いている。いつものように売り物の薬を作っていた夜、突然男に押し入られた。アースィーと名乗った男は妙にシュジャに懐き、探し物をする間だけ、…

「聖女」と呼ばれる神聖魔法を扱える女神の手足となる人間。その中でも魔獣が湧き出る魔界の扉を封印する聖女を「最高位の聖女」という。 その最高位の聖女となったのは、男性聖女ラウル――…

あらすじ：育児に悩む主婦は、とある夏の日、魔術師に出会う。魔術師は驚いたことに「抱いている赤ん坊を貰いたい」という。主婦は軽蔑するが、魔術師は、自分には不思議な力があり、子どもは…