「お茶など」を含む小説

筆頭魔術師の一族であるウェリス侯爵家の次女、ジゼル＝ウェリスは、王家主催のお茶会と称した、この国の王子のジルフォード＝ヴィア＝フランデルのお妃様候補探しにお呼ばれしてしまう。「王…

霊峰富士を望む清らかなせせらぎの街につながる異世界でくり広げられる、人とあやかしと甘いお菓子が紡ぎ出す、ちょっと不思議でほっこりやさしい物語。 まじない菓子“冥菓”を伝承する和…

　宮廷魔法士ラングリーに魔法を教わることになったリーム。 　しかし、リームの弟子入りに反対する兄弟子ミハレットが、『試練』（？）を突きつけてきた。 　「待ってたぞ、リーム！　今…

クロフォード家のお嬢様付きメイドとなったマチルダ。お世話をするコーデリアお嬢様はそれは引っ込み思案…。最初は戸惑ったものの、少しずつお嬢様との距離を縮めていくマチルダ。 そんな折…

　憧れの『青』がレンラームの街に来ている――！　噂を聞いたリームは、いてもたってもいられず『青』を探しに駆けだした。 　国をこえて魔法の不正利用を取り締まる魔法監視士、通称『青…

溶ける鉄鍋、踊るホウキ……とんでもないものが売られているという怪しげな噂が絶えない、奇妙な雑貨屋ラヴェル・ヴィアータ。 しかし、そこしか働き口がないと言われた家出少女リームは、意…

思いもかけず、名門茶道部の部長となってしまった女子生徒と新任の先生の奮闘を描いた、青春コメディです。

「月が肥えていく間、このテラスで会いませんか？」 白く細い月が浮かんでいた夜、私と彼は出逢った。満月になるまでの間の期間限定のお茶会はおだやかに続いていたが、もうすぐ満月の日が…

会社の後輩と上手く行かないストレスを抱えたサラリーマン・森本が夜中に訪れたのは、狸のような優男の店員・福富が営む、日本茶カフェ「九十九ふくふく堂」。 おいしいお茶とおにぎりに癒や…

横浜観光スポットの一つ「港の見える丘公園」。そこにある老舗紅茶館をひとりで営む祖母の元へ転がり込んだなぎ。 セクハラ・パワハラで仕事を辞め、手伝う予定の紅茶館は既に閉店。祖母は急…

いまのところ特にテーマもないので特段面白いこともまだ書いてないです。 でも煎茶が好きなのでお茶の話を振ってください。ちなみに烏龍茶も好きです。

出社は始業１時間から２時間前、まずは掃除をしてお茶を汲む。 友人たちの話を聞くと、最近会社にエスプレッソマシンや自動お掃除ロボが導入されたらしい。 うちの会社は昭和で時が止まった…

桜野花、そして隅野蘭。二人は大の親友だ。 普通の男子学生同士の友情────と、思いきや、どうやら二人には何かある模様。 その関係は春の穏やかな風のように、ゆっくりと歩を進め…

お題箱に頂いた「猫　不思議な入口　猫の国　庭園」で書かせて頂きました。 彼氏なしアラサーOLの元に、ある日お茶会の案内状が届く。いたずらだと思っていたが、なんとなく気になってしま…

　難解な事件なんて解けない起こらない。あるのはゆるーい事件とティータイム。 　リアンは事故で主を失った探偵社を継いだものの、一向に上手くいかず。とうとう廃業の二文字が頭を過る。 …

【長編】【完結済み】【改稿版】 《僕らのすぐ隣にある日常系ファンタジー》気ままに勇者やってたら、仲の悪い市長が別のエリート勇者を招聘、露骨に当てつけてきた。――生まれも育ちも価値…

第三次世界大戦後、瑞穂皇国は東西で分割され、東側に位置する瑞穂自治領は、瑞穂皇国の同盟国、エンリーク合衆国によって独立を維持していた。世界大戦から6年後、たった2人(と1人のお茶…

　瀬田幸次郎（３８）はバイタリティ溢れる中年男子！　溢れ過ぎたバイタリティが祟り嫁に愛想を尽かされて、バツイチ生活が幕を上げて十年ほど。 　以来まるっきしやる気とか人としての大事…

日常のちょっとした「気になる」をなんとなく話して雑に語る。 そんなお茶の席での与太話。 喫茶「わんだーらんど」に集まる人たち。 女子大生、有栖川。同学年の男子、服部。 幼女みたい…

網干（あぼし）圭吾は弁護士である。大阪の阿倍野区美章園という所に事務所をかまえている。初めての来訪者はまずわからない。その筈である。誰も弁護士事務所が高架下にあるとは思わない。 …