「#カクヨムオンリー ＃短編」を含む小説

　混沌の闇の中で、私は在った。 　時間すら存在しない太古から、私は見続けてきた。 　激しい光の誕生を。最初の星々の輝きを。生命という奇跡の芽生えを。 　そして今、私はある人間の体…

　来る必要はないはず。 　それでも冬になると、この雪山に来てしまう。彼女に会いたくて。

試しに、書いてみました。 クラスメイトに片想いしていた私が知った、 まさかの「未来人」という秘密。 世界を救う鍵を探しながら、別れの時は刻一刻と近づいて── 最後に彼が残した言…

　永遠を生きる存在と、死を視る女の物語——。 　国立天文台の研究員・織部星子には、人の死期が見える特別な力があった。その力を呪いだと感じ、人との関係を避けて生きてきた彼女の前に、…

仕事で山に住んでいた時の出来事。 クマに実際出会ったら、死んだふりをしても意味は無いです。

母と「私」の最後の会話

高校2年生の広瀬はクラスメイトの杜みやこから謎解きを持ち掛けられる。 それは放課後の教室から消えた交換日記についてだった。 ーーーー カクヨムコンテスト10【短編】執筆3作品目。

高校2年生の広瀬はクラスメイトの杜みやこから謎解きを持ち掛けられる。 それは回収されなかったアンケート用紙についてだった。 ーーーー カクヨムコンテスト10【短編】（エンタメ総…

高校2年生の広瀬はクラスメイトの杜みやこから謎解きを持ち掛けられる。 それは昨夜、何者かによって割られた教室の窓ガラスについてだった。 ーーーー カクヨムコンテスト10【短編…

　400字ぴったりのホラー第二弾。第一弾『カバーの下』（https://kakuyomu.jp/works/16818093085737160690）と比べると今回は恐怖というよ…

原文「雪だるま女と色童」 これは古書を現代文に訳したものである。 この資料が江戸時代初期頃に残された貴重なエロ同人誌フィクション小説としての資料で源氏物語と並ぶ貴重な「おねショ…

「あなたが愛されることはありません。なぜならこれからあなたがお嫁ぎになる旦那様は、すでにこの世の方ではないからです」――馬車の向かい席から、従者はわたしにそう言った。辺境伯領へ嫁…

消失感が残るお話です。初めて小説を書きました。

隣の席の山越くんはちょっぴり不思議で、可愛らしくて、面白い。 そんな山越くんと過ごす青春は、少し変わっている。 ※この作品は『隣の席の山越くんは意味を嫌う。』という短編の続きです…

人間なら誰しも味わう小さな葛藤に目を向けたコメディチックな現代ドラマになっています。

主人公、鏑木翔太(かぶらぎしょうた)は、自信のある男になりたいと美人の幼馴染の母親に相談する。すると、女心を知れば変われるとアドバイスを受け、半端強引にデートをすることに。たまた…

龘——とう。龍の行くさま。 黒龍、濕灕靇のもとで暮らす薬師にして龍呪毉見習いの瑛嶺。 二人のもとに、蜿蟤籠呪を患い死を待つばかりの女童、絢琉が龍歸奔として献上される。 瑛嶺…