「駄目」を含む小説

　ご免ね。好きにならないをことを前提にあなた達を選んだのは私。なのにいつのまにかあなたが良くなった。あなたが好きになった。あなたで無ければ駄目になった……勝手だよね。 だ…

書くのも読むのも好きではないのになぜか作家を目指している人間が、これまで読んだ本の中で気に入った作品を紹介するという、ただそれだけの場所。 そのうちカクヨム内作品も勝手に載せてし…

皇春陽《すめらぎはるひ》には愛した女性がいた。 彼女は無邪気でお人好しで馬鹿で傷付きやすくて脆くて儚い存在だった。 彼女は誰もが羨む人気者ではなかった。 寧ろその逆だった。 …

幼馴染と結婚した姉。お隣さんと付き合い始めた兄。 みんな、近場で恋愛し過ぎじゃないか？ こんなに近場なら、恋愛しなくても一緒に居られるだろう？ 十六歳の陽火は、疑問に思う。 …

　剣劇文庫の主人公ー明王乃白留《あきお　のべる》は、ファンタジー小説新人賞を受賞しようと夢見る編集バイト兼小説家。 　彼を見守るベルトリー＝ウイズダム編集賞（アメリカ人の振りした…

世紀の大魔法使いイゼルバートは、ある日突然気がついた。 「俺、アニメだったら真っ先に死ぬ師匠キャラじゃね！？」自分の前世が日本人――それも自分の死によって多くの人々を悲しませた過…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330668345496938 　とある「お…

脳の回路が焼き切れる寸前、アンドロイドのジルは『彼』との想い出を日誌のようにまとめることにした。――彼女が紡ぐのは、どこかズレていておかしな恋の日々。「好き」を学んだり「デート」…

「……きっと居るのだ。俺の運命の相手が、ここのどこかに、たくさん」 「まず一人に絞ることから始めろ」 　 　婚約者と結婚したくないあまり別の結婚相手を探すことに明け暮れる里の青年…

一見凡庸に見える少年、ライド・モーニングスターは 昼間はぐ～たらな駄目学生。 だが、夜は自身に流れる魔王の血の力で悪魔の鎧を 身に纏い悪と戦う悪魔騎士。 そんな彼は同級生の美…

いや、パクリは駄目だろ、という考えをそろそろ改めよう！　（ぺこぱ味）

　ある夏の日、大須賀匡は図書館に行く途中に岸本月乃と出逢う。 「エレベーターの呼び出しボタンは人間の命令を伝えるだけじゃ駄目だと思うんです」　 　月乃の筋違いな考えに不思議と匡は…

戦国で一番駄目な武将といえば桶狭間の戦いで義元父さんを信長に殺されて仇うつどころか、家康に遠江奪われ最後に武田信玄に駿河奪われちゃった今川氏真くん。その肉体に別の世界線から転生し…

様々な格闘技を習っている青年、宗谷凛太郎。彼には、彼自身も知らない『ナニカ』があった。 道場からの帰り道、彼は特撮作品の中でしか見た事のないような怪人に襲われる。 極真空手と躰道…

ガチの百合の園出身者、夢川 琴莉（ゆめかわ ことり）。女の子を好きになることを隠していた彼女だったが、ある日、仲のいい無邪気な友人、緋野 綾里（ひの あやり）にバレてしまう。 秘…

ある日私は将来の話をした。 それは普通の会話であり、ある考えに対する自己議論でもあった。

一将とヒロイン夏歌はクリスマスイヴに出会ってしまう。結婚する予定の翔馬に浮気され振られてしまった夏歌は、一将に期間限定の恋人にならないかと誘われ契約を結ぶ。一将の本当の恋人美波は…

悪役令嬢マリアンヌは10歳の誕生日に連れられて訪れた処刑場で、前世に日本で目撃した自分の運命を思い出す。 どうあがいても処刑の未来。回避しようにも、前世で姉がやっていたのを見てい…

大きな失態により、地上に堕とされたひとりの天使。 天使としての力を失い、できることはわずか。 堕ちた先は戦乱の世の中。そこで出会った若者に対して抱いた感情はやがて……。

ある日突然幽霊が見えるようになった俺こと犬飼晃弘。 自分の部屋にいた悪霊から咄嗟の判断で逃げ出した先で、追い詰められた俺は、半ばヤケクソで全裸になって超覚醒！　と、同時にレベル…