「短編/連作短編」を含む小説

森林公園の奥にある洋館。そこは、お金のかわりにお話を支払う不思議な喫茶店だった。 訪れた客は、誰にも言えない心の奥底をぽつぽつと語っていく。 お話は何となく繋がっていますが、単独…

　鎌倉時代末、正和2年(1313)9月。京都東郊の加茂河原で観月を楽しんだ京極為兼と従者達は、帰途を黒雲に変化する怪物に襲撃される。絶対絶命の危機を救ったのは、“人狗”紀政綱（き…

ここではないけど、ここに近いどこかでのお話 基本的にツイッターに投稿したものをもとにいろいろ書き足してたものをまとめたものです。 お話が1つの流れではなく、断片的に記述された中…

高校一年生の鳥谷映子は同級生から「間接的に」、真っ赤な格好をしたあやしいおじさんの写真を十枚撮れば恋の願いが叶うと言う都市伝説を聞かされた。 映子はサッカー部のあこがれの先輩を…

ダーガレヴィア帝国の幼き魔王・ペトゥアは、おしゃれに目覚めつつあるお年頃である。今日も彼女は魔族の四天王の前で、一癖も二癖もあるさまざまなコスチュームを披露するのだが…… あまり…

1999年8月。世界が終わらなかった夏。出会った二人の女。山の奥深く。そこにあったもの。十年前の記憶。願い事。夏の一日を描く短編。

奇妙な話のかげにクレイル家の面々がいる。これは四人のクレイルが織りなすちょっと不思議な物語。

※この作品は『連理の契りを君と知る』episode3「夏の手紙」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054891994425）の続きにあたるお話で…

某ダイニング・バーを舞台にした、 一話完結の掌編連作です。 すべて、表題の一文から物語が始まります。

　あの時代が、一番輝いていたな…… 　そりゃ、思い通りにいかなくて、悶々としたこともあったさ。でも、生きてるって実感があった。 　アイツのこと、考えているだけでキュンってしちゃ…

なぜか気になる。 気になってしょうがないモノがある。 いつしかオレは恋に堕ちた。 それを運命と言うのだろう。

二階堂ゆみは十一歳。従兄のお兄ちゃん“二階堂サトル”に初恋真っ最中。けれどもある日、彼女の恋路にライバルが出現した。それはお兄ちゃんの彼女を名乗る美女“佐々木サクラ”。仲睦まじい…

大規模な戦争が勃発し、人類は宇宙へと旅立った。 人類は宇宙での生活に慣れ、地球に住んでいたことが歴史の一部となった。 しかし地球には高い生存本能を持つ動物たちがまだ生き残っており…

図書館の主と友人とその友人という作品と同じ世界観で、緩く繋がってる短編集です

東南アジアの中で随一の発展を遂げた国、シンガポール。そこには多くの日本人たちもまた暮していた。さまざまな思いを抱く彼らの、喜怒哀楽を描く。 ※連作短編です。各話の間に関連はまっ…

山中に迷い込んだ佐久田たち三人は、偶然出会った羽切と名乗る若い女の誘いを受け、彼女の家へと招待される。 一晩の宿を得る代わりに、恐い話が好きだという羽切に怪談会を提案され、そ…

メンタルとか色々あって小説を書くパワーを失ったので、リハビリに毎日30分前後（15分～4時間）、がむしゃらにキーボードを叩きます。叩きました。

探偵城ノ内と上司に振り回される事務員あかりの日常エセミステリ。 ※順番に読むことを想定しています。 ※本格推理に非ず ※PG12相当の内容を含みます

★ノベルアッププラスにて≪月間異世界ファンタジーランキング1位≫獲得作品です★ ◆◆◆◆◆ 広いつばの帽子をかぶり、魔女のルカと魔導機械≪ロボット≫のクラリスは、世界を旅して…

翡翠の海に囲まれた島で、少年は腐れ牛の怪を喰う化け猫娘に出会った。 中途半端に人間臭い娘に、人なのか、モノの怪なのかと問えば「どっちがいい？」と聞いてくる。 そんな娘と友だち…