「犬 短編」を含む小説

飼い犬目線の物語です。 気軽に読める短編です。 よろしければどうぞ。

大地 鷲さんの企画『読ませて！ 横暴編集長！』参加作品です。 本編（鋭意執筆中）が思わぬ程の長編になりそうなので、そのまえに宣伝短編を期間限定公開します。六月末日にて一旦取り下げ…

雑多な世界から転移してくる街。 世界も時間も超え、ここに集結した者には、特になにか義務が課せられるわけではない。 つまり、何もしなくてもいいが、やはり異の世界にきたのだからと、何…

家に帰って玄関を開けたら、知らない人が寝ていました。 そっとドアを閉めて、表札を確認。701号室、間違いない。 もう一度、ゆっくりドアを開けますが、やっぱり寝ています。 赤い髪色…

ホラー×共依存系ブロマンス短編。 とにかく何にでも好かれる男・代瀬トオル（バツ2）と、天才ネクラコミュ障男・由良佐一によるオカルト解決譚。 とあるホームセンター店長・代瀬トオル…

100文字企画が面白そうで書きました。 80～120文字で書きます。

おばあちゃんはロボットの犬をとても大切にしている。つるつるしたプラスチック、冷たいおもちゃ。生き物じゃないそれを大切にしているのが女の子は不思議だった。

ダイナはいつだって壁の花。 けれどそんな彼女を誘う男がたった一人だけいた。 ダイナの父が団長をつとめる騎士団の騎士の一人、レト・ミシュカス。 いつだって彼はダイナをダンスに誘って…

私は犬である。 名前はブランキシマ。通称ブランカ。白い毛並みで、体がそれなりに大きくて、少しばかり知恵が回るだけの、ただの犬だ。 私の御主人──ファミルザ・グルーシスは、世間では…

ある日、小学生の和佳子の家にやって来たのは、じいちゃんに抱きかかえられて震える茶色い子犬だった。 つぶらな瞳で怯える子犬は、足を怪我している。 どうしてそんなに怯えているの？ …

短編童話です。

事件の発生場所は地球警察日本分署の署内だ。当時、第三星団との友好関係を示すために祭典が行われていた。第三星団の王子は盆栽が趣味であり、彼の大切な一品が展示されていた。だがその大切…

あまりに長いこと待たせたばかりにアオイの寂寥の匣が開いてしまったのか。それとも寂寥の匣を抱え込んでいるのはわたしなのか。

神獣と呼ばれる神々を信仰する土地で、猫神、犬神、鷲神、猪神の四神が、自らの信者に神託を授けるのだが――。カクヨム３周年記念選手権一日目『切り札はフクロウ』出品作品。

トイより少し大きいミニチュアプードルのロンは、その大きさのために不遇な状況に身を置いていた。

こんにちは、伊月樹です。なんだか動物は人の話を聞いてくれるような気がします。ちなみに犬猫どちら派か、には答えられません、だってみんな違ってみんないい。今回も短編なので、カップ麺を…

――古来より人間共の友として進化してきた種族が犬共であるならば、古来より人間共の上に君臨し人間共の王として人間共を使役してきた種族は間違いなく我々、猫である。生まれ持った「カワイ…

あやかしのネ子は少し前からあやかしに狙われている人間のワン子――犬飼こころを魔王の末席・川部敵冥と一緒に守っていた。 ワン子はネ子と敵冥の力になりたいと願うが、ネ子はそれに強く…

　ある晩、駅から後を追って美人姉妹の部屋に転がり込んできた白い犬――いや、狐？　姉妹はひとまずその生き物を追い出さないことにしておく。「お利口さんだしいいじゃない？」と乗り気の姉…