「誰 君」を含む小説

玄関のドアを開けると立っていたのは、幼なじみの「犬君　まほめ」。 しばらく疎遠になっていた彼女は、なぜか「自分はあなたが一時的に保護をしていた捨て犬で、その恩を返しにひとり暮らし…

夏休みに入ったばかりの７月後半。塾に通っている日向夏樹（ひなた・なつき）は、今日もつぶらな瞳が可愛らしい頼兼春佳（よりかね・はるか）に話しかけられていた。 「ねえ、ヒナ君。シノ…

「 私の人生で1番の笑顔を撮ってよ！ 」梅雨の放課後。写真部の部室から下校しようとする零にそう頼んできたクラスの人気者 陽葵 。 明るく笑顔の裏で彼女を蝕む病。それでも、僕は彼女…

海辺の町に住む女子高生・黒（くろ）は、ある日、クラスメイトの男子・青陽（あおはる）くんから「今から校舎の屋上から飛び降りる。君が俺を裏切ったせいだ」という内容のLINEを受け取る…

【各話あらすじ】 『八月の君』※一話完結のブロマンス。 仕事が終わり、会社を出た浅羽(あさば)は寄り道せずに、真っすぐ自宅へ向かう。その途中、一年前に交通事故で亡くなった筈の友人…

＊登場人物が9割、二人だけなので、読みやすいと思います。 記憶喪失の少年は駅で謎の少女と出会う。 二人以外に誰もいない、そんな世界で——。 街に溢れていたのはニヒルと呼ばれる未知…

毎度のように振られる幼馴染を慰めている山中健は、実はその幼馴染の榎本青葉のことが好きだった。でも、好きだからこそ彼女のことを応援したいし彼女を誰かに取られたくないと葛藤をする彼の…

好きな気持ちをストレートに表現してみました。短いですが誰かに刺さると嬉しいです。

情熱をもって入った会社で、やばいうわさが舞う。「誰かをわざと不幸にしてから勧誘するっていう教祖が、いるらしいぜ？」困ったぞ。「そういえば、この会社のあるビルの上は、何？なんだ」そ…

　卑怯だって、いいじゃないか。……だって君のことが好きなんだから。 　隣の部屋の彼女が、好きだった男にフラれてしまったらしい。 　俺がいい男だったら、「ただのいい男」として、慰…

　絶大な権力をもつ、あやかしの混血の一族の跡取りには、人間の中に会えば必ず一目で恋に落ちると言われる「運命の花嫁」がいた。 　優秀な妹の存在にコンプレックスをもっていた灰原桃瀬。…

第六回こむら川小説大賞参加作品です。 テーマ:逆境 長編小説の番外編ですが、これ単体でも問題なく読めます！恋する青年が大好き！

完結まで毎日21時投稿予定 「ねぇ、王子。好きです。私の恋人になってください」 「また、突拍子もなく君は..... ごめんね。僕には好きな人がいる」 今日で67回目の失恋…

ポーカー。 それは、死者の「願い」を叶える代行者。 誰かの「記憶」の器たち。 純白の学生服に身を包んだ彼らは、今日も誰かの「願い」を叶える。 とあるポーカーの青年が出会ったのは…

★エブリスタにて令和五年2/9新作セレクションに選ばれました★ ★プロフィールにも記載してますが私はASDです。その生きづらさや子供時代のつらさや感情などを登場人物に反映させて…

　ある日目を開けたら、なぜか見知らぬ部屋の中。 　あら、ここはどこかしら？というか、わたくしは一体誰なのかしら？ 　自分の名前もここにいる理由も思い出せないまま、ただぼんやりと…

田舎の小さな海のある町。この町ではリュウグウノツカイが現れると、誰か女の子が一人、消える。海神様のお嫁さんに貰われていくのだ。 青鳥学園文芸部、8月のお題「海洋生物」（一万文字以…

国が目まぐるしく変化を遂げていた、明治も終わりどき。 誰よりも自由を求めていた彼女は、とある男に出会った。 「わたしが君を、自由にしてあげよう」 彼はいかにも怪しげに手を差し伸…

俺はひょんなことから異世界へと転生した。 そこは、俺が前世で誰よりも愛し、誰よりやり込んだVRMMORPGゲーム “アルカナ勇者の伝説”とそっくりであったのだ。 ――異世界…