「不可思議」を含む小説

宇宙からの救援信号？！　ペンキ塗れの透明人間！！　警備員の恐怖？　奇想天外な一寸物語！

不思議な力を持ってしまった少年の江戸物ファンタジー 江戸時代、飛脚屋に丁稚に入った近江屋でしんた（心太）に起こる不可思議な物語

此の街は不可思議だ。 亡霊たちは街から出ることも叶わず、そして入ることもできない。 閉ざされた街。 それはまるで鳥籠の中にいるかのようで。 魂は自由に羽ばたくことも許されない鳥の…

　ドッペルゲンガーとは、本人と全くそっくりな存在で、本人を殺してまでなりすまそうとする妖怪の類いだ。 　そんな物騒な妖怪だと、自称妹が、自称し始めた。 　話を聞けば、どうやら僕に…

四国のとある町。不可思議な噂が伝わる暴力団に代々伝わる箱。警察から依頼されたお祓い。消えた神主。謎を追う男、秘密を知る女。右と左、富と欲望、呪いと窃盗。「ヤマギシさん」。 ――…

寒い冬の日、意識を得た僕は娘と鬼ごっこをする。娘が早口言葉を口にするたび現れる不可思議なものたち。それらと戯れ、娘と遊ぶ。それだけで十分なんだ。たとえ僕が――。 友人からもら…

「このライトノベルがすごい！2021」（宝島社刊） 単行本・ノベルズ部門第５位！！ 「Unnnamed Memory」の著者・古宮九時が贈る、言語を巡る異世界ロードファンタジ…

大世歴一九九九年 　世界の命運を賭けた百年前の大戦で建国し、最後の砦として勝利をおさめた連合国家『クレイドル連邦』。だが戦後、大地から放出する魔力の氾濫によって、世界中に跋扈し…

男子高校生の相田拓海（あいだたくみ）の周りでは、最近、不可思議なことが起きていた。 身に覚えのない場所で、自分と瓜二つの存在が相次いで目撃されているのだ。 最初は懐疑的だった拓海…

　それは私の通勤途中に起きた、本当に不可思議な出来事でした。結果、それを無視してしまった私には、一週間後に罰が降り注ぐことに……。 　それを機に、私はそれにどういう意図が含まれる…

短編集。多種多様な物語りたち。気分転換や息抜きにどうぞ。読まれませんが、楽しむつもりで書いていきます。宜しくお願いします。

母親が神隠しにあった後、梓は高校生の姉の楓と父親とで三人で暮らしていた。ある日、梓は新しい浴衣を買い与えられ、しかも夏祭りにてなんでも頼んでいいと言われる。喜ばしい一方で、普段穏…

関東の某所、比較的温暖な気候、 都心から絶妙な距離に存在している『色野町』 過ごし易い環境に人々は集うが、 その町では何故か不可思議な事件が絶えなかった。 「やっぱりこの町って…

部活帰りの路地で、明日香は不可思議な音を聞く。少しずつ崩れていくブロック塀に精神を蝕まれながらも、正体を探ろうとする。

「魔法使いに会ってみない？」それは悪魔の囁きだ。会ったが最後、魔法使いと関わらざるを得なくなり、そこから抜けだすこともできない。少年、少女たちは魔法をかけられ、不可思議な体験をし…

＜無双の喜劇＞＜夢想の悲劇＞ ＜強者の孤毒＞＜狂者の粗朴＞ 今から始まるのは全人類への冒涜。 ワガママ身勝手なヒーローショウの開幕。 『”弱く生まれた、【お前】が悪い”』…

鏡がただのガラスと銀の板だなんて、あなたは本当にそう思いますか？

幼い少女がいたずらを受け、成長後、大都会に出て生きて行く。 少女はこう願うと、そのようになった。それは自分に備わった不思議な力だと思う。 悪戯を受けたのは、父でない。近所の中年の…

その画廊の絵を見ると、人は幸せになるのだと言う。 これまでに味わったことのないような幸福感を得るのだと言う。 その絵を手に入れる為に世の金持達はこぞって大金を積むのだと言う。 全…

魔法が存在する異世界、 魔法とはけして万能ではなく、また神めいたものでもありません。 日常に根差し、ふっと起こる小さな奇跡、それが魔法なのです。 これはそんな魔法に関係した短…