「#バー」を含む小説

引っ込み思案の性格から、学生時代から一人で過ごす事が多かった主人公サチは、中学の同窓会で数少ない親友芽衣と出会う。 「サチー、飲み直さない？ ココからちょっと歩いたトコロに、ア…

　普通のオジサンの勇さんは「自分は勇者だ」と言い張る。 　冒険から帰還したという勇さんは異世界の土産だと、謎の物体を示す。 　バー「ブラッドベリ」のマスターは奇妙なものを手に厨房…

数の子という男がいた。 彼は、戦闘機乗りだった。 彼は、敵機を撃墜するはずだった。 僕がいたから、できなかったのだ。 KAC20223　お題「第六感」

グルメ小説コンテスト参加作品 隠れた名店探しが趣味の大原と小此木は怪しいバーを訪れた。その名前は「Cambria kitchen」そこでは現代にはあり得ない奇妙な生き物が皿に並…

　まだ世界が平和だった二〇一九年五月のこと。都内屈指のゲイタウンである宿木橋のバーで知り合った「前髪系」の二人、生江夕一郎と靴和勇一郎。出会ってすぐに意気投合して始まった初々しい…

推しのギタリストの寝顔を数時間眺め、ハサミをもらいにバーカウンターを目指して階段を降りる女の話。 筆者が実際に、ライブ後に寝てしまったチプルソの顔を朝まで眺めていた経験を元に書き…

神は存在する。しかし、神は万能ではなかった。 神は自身の作った世界に満足していた、しかしその世界に紛れ込んだ邪心をどうしても許せなかった。 神は自分の創造物に手を出せない。だから…

どうしても一人で飲みたい夜。いつもの店は少し騒がしい。 「推し活」ってどういう意味？ 言葉にできない不快感を胸に、一人静かに飲める店を探す。 いつもなら入ることが無いお店。ここな…

とあるバーの一場面です。 男とか女とか、好き嫌いには関係ないですよね。良い世の中になりましたねぇ。

ここは、裏路地にひっそりとある1件のバー。 心が疲れたお客様をおもてなしするのは、古びた店構えには不釣り合いな口下手で料理上手な若いバーテンダー。 そんなバーテンダーは、次のお客…

一年ほど付き合っていた恋人と別れた夜。 どうしてもお酒を飲みたくなり、行ったことが無い。 それでも何度も店の前を通ったことがある、そんなバーに一人で入った。 酒飲みだった元恋人。…

小さな探偵事務所であくせく働く小林堂前《こばやしどうぜん》は、労力の割に儲けにならない心霊案件にあまり興味がない。 しかしそんな中でも時折やってくる依頼に対して、陰キャでコミュ…

私は、ある日同僚の宮津くんにバーに連れて来られた。 初めて来たバー「禁色」には、中性的な色香が漂う店員「ハルマ」がいた。 ハルマに好意を寄せる宮津くんの傍ら、少しずつハルマの不思…

そこは紳士なゴリラがお酒を作ってくれる場所。その扉が開いたなら、あなたもどうぞ中へお進みください。

ラビットの前世は一個の懐中時計だった。十年前、スラム街の路地で野垂れ死にかけていたラビットを拾った彼女に「ラビット」と名付けたのは、酔狂な伯爵ウィルバード。それから十年。十七歳に…

毎週末、ご贔屓のバーに通う主人公の紗江李。 お酒を楽しむ前に、まずはお腹を満たす焼きうどんを注文するのだ。

失恋からの自棄酒からの大人百合。 KAC2022参加作品です。 第1回目お題：二刀流

歩きスマホはもったいないなという話です。 外にはインターネットよりも面白くて奇妙なものが溢れかえっています。

御堂桐夜＜みどう きりや＞は、小さなワインバーを営むソムリエだった。しかし、ワインセラーの中に居る時に地震が起こり、セラーが倒壊してしまう。 しかし彼が次に目覚めた時――そこは…