「魚 空」を含む小説

ある日、上野あかりは青空に浮かぶ月に目をとられ、階段から転がり落ちてしまう。上野は目を覚ますと、摩訶不思議な生き物たちがいる幻想的な世界にいた。 見たこともない巨大生物を目にし…

「なあ、優海。一緒に、落ちてくれへん？」 そう言って、あなたは私を空へと沈めた。 私に笑顔をくれたあなたは、死んでしまった。大きな大きな後悔の種を私に遺して。 敬称略 設定…

〈※電撃大賞応募用あらすじ 800字ジャスト〉 　マイアミのビーチで遊んでいた若いカップルが、空から降って来たホオジロザメに襲われる。 　事件の捜査に当たった市警のマーティー警…

「ほたーーーーー」 怪しげ声が不自然に　海に空に地に駆け巡る。 まどろみみっく、それは在りのままで十分面白い、別に分かり合えなくてもいい生き物です。 魚戸ホタル(みか)と仲間であ…

人力飛行機を作るサークルのメンバーである大学生二人。二人は翼の部品を作りながら、のどの奥に刺さった引っかかるもの（サカナの骨？）を一気に飲み込むのだ！

19世紀末期。 アメリカ、東海岸の都市・ニュージョージで、不可思議な現象が起こる。 魚の死体が川を満たし、カラスが空を埋める。 終末論が盛んに叫ばれるようになった頃、原因不明…

　超未来、マイナス重力物質と超空間航法の発見により遥か彼方の宇宙まで人類は進出し、文明が繁栄の一途を辿る反面、戦争からは脱却できずその業がありとあらゆる宇宙民族に及び、いつのまに…

　クラスで目立たない立ち位置にいる冬野卯月には、秘密がある。 　それは、日毎に変わる常識を認識できるということである。首の短いキリン、空飛ぶ魚、喋る猫。皆それに違和感を持たないが…

私の手元に届いたのは一枚のチケットだった。

変なイキモノとの、不思議な話達。 これは、イキモノズカンです。 ――ハリナシハリネズミを怒らせたんだってさ ――変な生き物がいたんだ。クラゲみたいな見た目で、ウツボみたいな口を…

足音、車のエンジン音、カラスの鳴き声。草の匂い、魚の焼けた匂い、香水の香り。 体を包む熱、服がこすれ合う感触、肌を撫でる風。電柱を照り付ける夕日、長く伸びた影、 闇に染まっていく…

流れ星高校生に通う、葉島カキナ。見た目や行動が女子っぽいから、皆から男の娘扱いされる。 そんなカキナの周りには、少し普通じゃない人達ばかり。女子力を上げる為なら何でもする、…

　十九世紀も終わりが見え、南北の対立も終わって巨大な国家となったアメリカ。東海岸のその都市はいままさに発展に向け、多くの人々が入り乱れ、活気に満ち、夢に浮かされていた。そんな街で…

昔、夜空に瞬いていた数多の星は海底に揺らめく小さな泡の如く、しかし深い闇に沈んでしまったまま浮かんでくることはない。

メスオーガのペネロッテは、オーガ部族間の抗争を終結させるべく、別部族のオージンと婚約した。 その宴の最中、酔って猫被りを外してしまったペネロッテの強さを恐れ、オージンは婚約破棄を…

引き寄せてしまう後輩と、助け損ねた先輩の話。意味が分かると怖い話とまではいかないけど分かりにくいかも。

初の異世界ファンタジーです。 2話完結。 ・世界観 三つの種族がある。 ①鳥人 ②人間 ③人魚 ①は空（雲の上）、②は地上（大陸）、③は海に住む。 それぞれの場所に神殿があり、…

琵琶湖上空に突然姿を現した、超巨大なビワコオオナマズのお話。 性癖：空を飛ぶ巨大な魚類

空が荒れ模様なある日、ダウナーな女子大生が洗濯物を取り込むためにベランダに出ると、突然現れた『きらきらふわふわ』な姿の少女に話しかけられた。そして少女は、女子大生を驚かせに来たの…