なんでもない でも目一杯ある魚戸ホタルたちの物語1年目
「ほたーーーーー」
怪しげ声が不自然に 海に空に地に駆け巡る。
まどろみみっく、それは在りのままで十分面白い、別に分かり合えなくてもいい生き物です。
魚戸ホタル(みか)と仲間である色織(しきし)まいは、梦泉(むみ)トモチカ、瞳下(とうか)トウリ、そして広報として彼らの文化を広報する 蔦凪衣史(つたないふみ)が繰り広げるスペクタクル。
イカの寿命は1年、つまり1年で完結します。基本的にリアルタイムで進行します。
人間1人とヘンな生き物4体で一緒に作るチーム「まどおーむ」、一体どんな展開が待ち受けているのか、乞うご期待ください。
<-- メインキャラクター紹介 -->
・魚戸 ホタル(みか)
本作の主人公でありまどろみみっく側を代表する生き物です。
海底からやってきたイカ型の妖怪のような何か。
何かでは困るので「まどろみみっく」という種族で呼ばれています。同族からは「みか」と呼ばれています。
手先が器用で(株)ホタルぽーたるから支給された合成音声変換ガジェット「KibiTalk」をあっさり使いこなし、開発チームに加わっています。自分たちの文化を広めたいのと同じくらいヒトの文化を学びたいと思っています。
将来の目標はまいはたちも一緒にいる同胞の集落を作ることです。
水まんじゅうが大好物。
・蔦凪 衣史(つたないふみ)
本作の語り部であり人間側の代表です。
(株)ホタルぽーたるに勤務している2年目一般社員であり、4月から魚戸ホタル(みか)が発足したチーム「まどおーむ」の広報も務めています。
友人からは「つたえもん」という愛称で呼ばれています。
マイペースなホタルたちに振り回されるも、「もっとまどろみみっくの文化が広まれば、知らないことによるトラブルが減るのでは?」と思い、感じ取ったことを逐一メモしています。